4.3.5. ルートバージョンの追加手順¶
運用中のワークフローで、特定のノードだけメール送信を行うための設定など、「ルート詳細」設定を行っている場合には、本項の手順に基づいて変更作業を実施してください。
想定ケース¶
ルート・フローの両方に対する変更が発生し、 かつ、ルート詳細の個別設定 が必要な場合
- 例・ルートにノードを追加し、 そのノードだけ処理依頼メールを送る設定を有効にする など
本項は、 IM-Workflow のフローを対象としています。
手順¶
ルート定義の変更
- 「 IM-Workflow 管理者操作ガイド 」の以下のページを参考にし、ルート定義のバージョンを追加し、変更します。
フロー定義の変更
- 「 IM-Workflow 管理者操作ガイド 」の以下のページを参考にしフロー定義のバージョンの追加、参照するルート定義のバージョンを変更します。
- 「 フロー定義を登録・設定する 」
- 「 フロー定義のバージョンのコピーを利用する 」
ノードの個別設定
- 「 IM-Workflow 管理者操作ガイド 」の以下のページを参考にし、必要に応じてノード個別設定を設定します。
- 「 ノードを編集する 」
個別対応¶
コラム
IM-Workflow 2018 Summer から各マスタ定義のバージョンコピーに個別設定のコピーオプションが追加されました。個別設定のコピーを有効にした場合、個別対応は不要です。
ルート詳細の再設定が必要になるケース¶
ルート定義・フロー定義の「バージョンコピー」を行った場合、以下のページの「個別設定」に該当する内容はコピーされません。このため、ルート定義やフロー定義のバージョンコピー後に個別設定を行う必要があります。
- 「 IM-Workflow 仕様書 」の「 フローの初期設定と個別設定 」
個別設定の範囲¶
個別設定が必要な個所は、フロー定義のルート詳細の設定のうち、「初期設定」以外の設定を対象としています。対象範囲は、以下の通りです。
全ノード共通
- 標準設定の内容(画面・アクション処理・ノード到達処理・処理依頼メール&IMBox、機能設定のファイルの添付、自動催促)
- 処理設定の内容(処理種別の利用可否、処理名の名称変更)
分岐開始・終了ノード
- 分岐の開始方法・終了方法
動的承認・縦配置・横配置ノード
- ノード数の設定
- 設定可能ノード