4.3.4. 運用中のフローの画面の項目の追加・削除の変更手順¶
運用中のワークフローの画面(フォーム)を変更するための方法です。
目次
【 IM-Workflow 】画面の変更(コンテンツが IM-FormaDesigner の場合)¶
想定ケース¶
IM-Workflow と IM-FormaDesigner のフローの画面に項目を追加、削除するなどの変更を行うケース。
手順¶
画面を変更する場合の事前準備
対象のアプリケーションを参照しているフローの案件はすべて完了した上で実施してください。
処理中の案件が存在している場合、正しく処理が行われなくなる場合があります。アプリケーションの履歴の追加
「 IM-FormaDesigner 作成者操作ガイド 」の以下のページを参考にし、対象のアプリケーションに履歴(バージョン)を追加し、フォームの更新後、テーブル設定を更新します。
コラム
アプリケーション履歴の追加時に、WF連携に関する設定のデータは、以下の通りに追加・更新されます。
追加
- 承認画面設定、追記設定
更新
- 案件プロパティ設定
コンテンツ定義へのバージョンの追加
アプリケーション履歴で設定した期間と合わせる形で、コンテンツ定義のバージョンを追加します。
「 IM-Workflow 管理者操作ガイド 」の以下のページを参考にし、コンテンツ定義へのバージョン追加後、ユーザプログラムやルール等を適切な内容に更新します。コンテンツ定義のバージョン追加は、 画面パス等の必要な設定を設定済みのバージョンから引き継げるように「バージョンコピー」で追加してください。フロー定義へのバージョンの追加
アプリケーション履歴で設定した期間と合わせる形で、フロー定義のバージョンを追加します。
「 IM-Workflow 管理者操作ガイド 」の以下のページを参考にし、フロー定義と各種設定を適切な内容に更新します。フロー定義のバージョン追加は、必要な設定を設定済みのバージョンから引き継げるように「バージョンコピー」で追加してください。
【 IM-Workflow 】画面の変更(コンテンツが IM-FormaDesigner 以外(プログラム開発)の場合)¶
想定ケース¶
IM-FormaDesigner 以外のプログラムによる画面と IM-Workflow のフローの画面に項目を追加、削除するなどの変更を行うケース。
手順¶
画面を変更する場合の事前準備
対象のコンテンツ(プログラムによる画面)を参照しているフローの案件はすべて完了した上で実施してください。
処理中の案件が存在している場合、正しく処理が行われなくなる場合があります。変更後の画面として表示するユーザプログラムの追加
「 intra-mart e Builder for Accel Platform アプリケーション開発ガイド 」の以下のページを参考にし、変更する画面のユーザプログラムをIMMファイルとして、Jugglingプロジェクトに組み込みます。この際、変更前と同じプログラム名にすると、上書きされるため、別名にしてください。 IM-Juggling からのWARの出力、アンデプロイ後に、再出力したWARを再デプロイしてください。コンテンツ定義へのバージョンの追加
追加した画面のユーザプログラムを設定するために、コンテンツ定義のバージョンを追加します。
「 IM-Workflow 管理者操作ガイド 」の以下のページを参考にし、コンテンツ定義へのバージョン追加後、必要な設定を行います。
- 「 コンテンツ定義を登録・設定する 」
フロー定義へのバージョンの追加
コンテンツ定義と合わせる形で、フロー定義のバージョンを追加します。
「 IM-Workflow 管理者操作ガイド 」の以下のページを参考にし、フロー定義と各種設定を適切な内容に更新します。フロー定義のバージョン追加は、必要な設定を設定済みのバージョンから引き継げるように「バージョンコピー」で追加してください。
【 IM-BIS 】画面の変更¶
想定ケース¶
IM-BIS のフローの画面に項目を追加、削除するなどの変更を行うケース。
手順¶
画面を変更する場合の事前準備
対象のアプリケーションを参照しているフローの案件はすべて完了した上で実施してください。
処理中の案件が存在している場合、正しく処理が行われなくなる場合があります。IM-BIS のフローのバージョン追加
- 「 IM-BIS 業務管理者操作ガイド 」の以下のページを参考にし、BIS定義のバージョンを追加します。
- 「 BISで作成したフローのバージョンを追加する 」
- 「 バージョン一覧 」
IM-BIS のフォームの変更
- 「 IM-BIS 業務管理者操作ガイド 」の以下のページを参考にし、追加したBIS定義のバージョンのフォームを変更します。
- 「 IM-BIS の画面を作成する 」
コラム
分岐を含む場合は案件プロパティやルール定義も対象にエクスポート・インポートを行ってください。
ルール定義について、BISの場合にはバージョン追加のタイミングで、新しいルール定義が作成されます。従って、バージョン追加後に移行する場合には、追加された新しいルール定義もインポート対象に含めてください。
個別対応¶
運用中に画面を変更する影響¶
運用中の画面の変更時に処理中の案件が存在するかどうかにより、変更時の影響範囲が異なります。運用中に変更する場合には、処理中の案件に影響を及ぼさないため、フローやコンテンツのバージョンを追加する方法を推奨しています。
処理中の案件が存在する場合
- 処理中案件については、申請時の内容に基づいて画面が設定されているため、変更内容は案件に反映されない
- 一時保存案件は、申請前につき、常に最新の定義の設定内容を参照するため、変更内容が一時保存中の案件に反映される
処理中の案件が存在しない場合
- 変更内容が案件に反映されるのは、変更後に新たに申請された案件のみとなるため、変更前の案件には影響を及ぼしません。
コラム
過去申請や未来申請として、申請時の申請基準日を変更した上での新しいバージョン等による申請を行わせたくない場合には、対象のフロー・ルート・コンテンツのいずれかのバージョンを無効に設定します。使ってよい時点で有効に変更すると、新しいバージョンの設定が利用できます。(申請基準日時点のフロー・ルート・コンテンツのバージョンがすべて有効でないと申請することはできません。)
- Forma/BISのイメージアイテムの「画像アップロード」の内容は、バージョンをまたがって管理されているため、バージョン追加後に誤って削除すると、そのファイルを参照するイメージが正しく表示されません。
- IM-Workflow が参照する定義の設定は、申請時にコピーされるため、変更が反映されませんが、Formaの画面など IM-FormaDesigner に関する情報はマスタの情報を参照するため、処理中案件であっても変更が反映されます。