5.1.2.50. 処理対象者プラグイン起動時のポップアップブロック制御¶
処理対象者プラグインがポップアップウィンドウとして表示される際、ブラウザのポップアップブロック機能によって表示が妨げられることがあります。この設定を true にすると、ポップアップブロックを回避するための仕組みが有効化されます。これにより、ユーザはスムーズにプラグインを起動できますが、わずかながらシステムにオーバーヘッドが発生します。利用者のブラウザでポップアップブロックの解除設定がすでに徹底されている場合は、オーバーヘッドを避けるために false を設定してください。本制御の対象範囲は、ワークフローの一般ユーザ機能(案件処理、代理設定、振替)です。このパラメータは 2025 Autumn(Lilac) で追加されました。
設定一覧 論理名 物理名 設定内容 処理対象者プラグイン起動時のポップアップブロック制御enable-authority-plugin-popup-block-control 設定値未設定の場合は false の挙動と同じです。2025 Spring(Kamille) 以前の動作仕様で運用したい場合は false を指定してください。true : ポップアップブロック回避機能を有効にする(初期値)false : ポップアップブロック回避機能を無効にするコラム
このパラメータによる動作制御は、製品標準の処理対象者プラグインにのみ適用されます。注意
ネットワーク環境が不安定な場合、以下の条件ではポップアップブロック回避機能が正常に動作しない場合があります。
- 発生個所
- 標準処理画面: 下記ノード種類に対するノード編集画面
- 横配置ノード
- 縦配置ノード
- 処理モーダル: 下記ノード種類に対するノード編集時
- 動的承認ノード
- 確認ノード
- 横配置ノード
- 縦配置ノード
- 発生条件
- 上記の箇所で編集対象として登場するノードに対し、「処理対象者の検索時条件(searchCondition.criteria)」を指定している場合
- 標準処理画面
- 「 IM-Workflow プログラミングガイド 」-「 動的処理対象者設定機能 」
- 処理モーダル:
- 「 IM-Workflow プログラミングガイド 」「 modal 」
安定したネットワーク環境下でのご利用を推奨します。