intra-mart Accel Platform IM-Workflow 仕様書 第36版 2023-10-01

4.2. 参照者再展開ジョブ

参照者再展開のジョブに関する注意事項は以下の通りです。
パラメータの「baseDateType」が"sys-date"または"specified-date"の場合の注意事項です。
  • 参照者再展開の仕様

    • 参照者再展開のジョブでは、各案件の申請基準日ではなく、ジョブのパラメータで設定した日付の情報に基づいて再展開を行います。

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    • 参照者再展開のジョブでは、参照者の情報(参照一覧に対する権限判定部分)のみを対象としており、各案件の参照者の定義情報は更新しません。

  • 参照者再展開のジョブに関する注意事項

    • 参照者の再展開のジョブの実行に当たり、フロー定義のバージョン期間が異なる複数の案件や、申請後に参照者を変更している案件が存在している場合、参照者の再展開のジョブは案件の申請基準日や案件で設定した参照者の情報に関係なく、ジョブのパラメータで指定した日付に基づいて参照者を再展開します。
      そのため、ジョブの実行後に本来参照させたくないユーザが参照者として設定される場合があります。
      • 本来意図しない参照者を設定した場合には、対象の案件をジョブのパラメータ(システム案件ID、基準日)で指定し、ジョブを実行すると、参照者が適切に設定されます。
        例えば、上の図で案件Aに関して、参照者再展開のジョブの実行後も参照者を上田辰男ではなく、青柳辰巳のままとしたい場合には、ジョブのパラメータで案件Bと案件Cを対象とするように設定すれば、案件Bと案件Cの参照者のみ上田辰男に設定できます。
    • 参照者再展開のジョブは各案件の参照者の定義情報を更新しないため、以下の画面で表示される内容に差異が発生する場合があります。

      • 参照一覧に対象の案件が表示される対象者

        対象者は、参照者再展開ジョブが設定した内容(=フロー定義の参照者設定の内容)です。
      • 案件操作-参照者タブに表示される参照者

        参照者再展開ジョブの実行前に、案件で設定した参照者の設定内容です。