4.1.25. 確認対象者再展開¶
4.1.25.1. ジョブ概要¶
指定されたフローに関する案件の確認対象者を再展開します。
コラム
ログ出力について
対象の案件が多数の場合を考慮して、100件単位でINFOログを出力します。
トランザクション:
確認対象者の再展開処理(データベースに対する削除+更新)のトランザクションは案件単位です。そのため、特定の1つの案件の確認対象者の再展開処理が失敗しても、他の案件の確認対象者の再展開処理には影響がありません。完了案件の確認対象者の再展開について
フロー定義の「完了した案件の確認」が無効に設定されている場合、当ジョブを実行しても対象のフローの完了案件に対して確認対象者の再展開は行われません。
注意
- 確認対象者の解決のため、各案件のフロー定義を参照します。案件単位に処理を行うため、処理時間が長くなります。当ジョブは履歴情報を参照することから、他の対象者展開ジョブより更に処理時間が長くなります。他のジョブと並行して実行すると更に処理時間が長くなる可能性が高いです。
- 処理対象者標準プラグイン結果キャッシュが有効な場合、古い情報で展開される可能性があります。当ジョブを実行する前に、必要に応じて「 処理対象者標準プラグイン結果キャッシュ削除 」ジョブを実行してください。
4.1.25.2. 実行パラメータ¶
ジョブに指定するパラメータリストです。
キー 値 名前 必須 デフォルト値 flowId フローID 必須 baseDateType sys-date 基準日種類 必須 sys-date baseDate 基準日 systemMatterId システム案件ID isActvMatter true 未完了案件の確認対象者の再展開有無いずれか必須 false isCplMatter true 完了案件の確認対象者の再展開有無いずれか必須 false
flowId(フローID)対象のフローIDを指定します。複数の場合は「,」で区切ります。このフローIDで申請された案件が参照者の再展開の対象です。対象のフローを複数指定した場合には、1つのみ指定した場合よりも処理時間が長くなりますので、注意してください。
baseDateType(再展開の基準日の種類)確認対象者を再展開する際の基準日の種類を指定します。
設定値 説明 sys-date システム日を基準日として確認対象者を再展開します。 specified-date 「baseDate」で指定された日付を基準日として確認対象者を再展開します。 matter 案件のフロー定義の「システム日で展開する」フラグに従い、申請基準日またはシステム日で確認対象者を再展開します。
baseDate(再展開の基準日)確認対象者を再展開する際の基準日を指定します。「baseDateType」で "specified-date" を指定された場合に有効な設定です。"yyyy/MM/dd" 形式の値を指定してください。
systemMatterId(システム案件ID)確認対象者を再展開する対象案件のシステム案件IDを指定します。「flowId」によって対象となった案件に対して指定したシステム案件IDが存在する場合のみ確認対象者を再展開します。複数の場合は「,」で区切ります。設定しない場合はすべての未完了案件/完了案件が対象です。
isActvMatter(未完了案件の確認対象者の再展開有無)未完了案件の確認対象者の再展開を行うかを指定します。設定しない場合は未完了案件の確認対象者の再展開を行いません。なお、「isActvMatter」と「isCplMatter」が、どちらも未設定または false の場合、エラーが発生します。
設定値 説明 true 未完了案件の確認対象者の再展開を行います。 false 未完了案件の確認対象者の再展開を行いません。
isCplMatter(完了案件の確認対象者の再展開有無)完了案件の確認対象者の再展開を行うかを指定します。設定しない場合は完了案件の確認対象者の再展開を行いません。なお、「isActvMatter」と「isCplMatter」が、どちらも未設定または false の場合、エラーが発生します。
設定値 説明 true 完了案件の確認対象者の再展開を行います。 false 完了案件の確認対象者の再展開を行いません。
4.1.25.3. ジョブネット¶
このジョブが使用するジョブネットです。
確認対象者再展開