intra-mart Accel Platform IM-Workflow 仕様書 第37版 2024-04-01

3.10.2.4. 前処理者に基づく処理対象者プラグインに関する注意事項

前処理者の所属組織など前処理者に基づく処理対象者プラグイン(名称が「前処理者の~」で始まるプラグイン)には以下の制約があり、処理対象者が展開できない場合があります。
以下の制約によって展開されない場合を考慮してご利用ください。
  • 制約1 承認ノードの直前ノードが分岐結合ノード、同期結合ノードの場合

    分岐結合ノードや同期結合ノードの場合は複数のルートが存在し、直前のノードが一意に特定できず、前処理者も特定できないため処理者が展開できません。
    ※前処理者を特定する処理がルートをたどる際に前ノードのノードIDが複数取れる場合は、処理を終了するという仕様のためです。
    ※分岐、同期が1つのルートしかない場合は、処理者を展開することができます。
  • 制約2 承認ノードの直前ノードが縦配置ノードの場合

    縦配置ノードが展開されると同期結合が承認ノードの直前ノードとなり、制約1に該当するため、処理者が展開できません。
  • 制約3 承認ノードの直前ノードが動的承認ノード、横配置ノードの場合

    動的承認ノードが無効で、横配置ノードの設定が0の場合、承認ノードの直前のノードは、動的承認ノード/横配置ノードのさらに直前のノードが対象です。
    この場合に、制約1や制約2に該当した場合に処理者が展開できない可能性があります。
  • 制約4 承認ノードの直前ノードがテンプレート置換ノードの場合

    テンプレート置換ノードが展開され、承認ノードの直前のノードが制約1、制約2、制約3に該当する場合に処理者が展開できない可能性があります。
  • 制約5 承認ノードの直前ノードが分岐開始ノード、同期開始ノードの場合

    分岐開始ノード、同期開始ノードの直前のノードが制約1、制約2、制約3、制約4に該当する場合に処理者が展開できない可能性があります。