intra-mart Accel Platform IM-Workflow 仕様書 第37版 2024-04-01

3.7.4.2. intra-mart URLの置換

3.7.4.2.1. intra-martのURL

メール/ IMBox 定義では、「intra-martのURL」 {^IM_URL^} を置換文字列として指定できます。
「intra-martのURL」は、ショートカットアクセスURLに置換されてメール/ IMBox 送信されます。

送信されたショートカットアクセスURLの遷移先は、「メール/ IMBox 種別」と「クライアントタイプ」の組み合わせによって決定されます。

ショートカットアクセスURLの遷移先

メール/IMBox種別 クライアントタイプ ショートカットアクセスURLの遷移先 備考
処理依頼 PC [ユーザコンテンツ]処理画面 処理対象の案件の処理画面を表示します。
スマートフォン

[ユーザコンテンツ]処理画面

(スマートフォン用)

処理結果通知 PC 案件一覧 - 処理済(完了案件) - 画面 遷移先は遷移先プラグインによって決定します。
スマートフォン 申請済(完了案件)一覧画面
参照依頼 PC 案件一覧 - 参照(未完了案件) - 画面 遷移先は遷移先プラグインによって決定します。
スマートフォン 参照(未完了案件)一覧画面
確認依頼 PC [ユーザコンテンツ]確認画面 確認対象の案件の確認画面を表示します。
スマートフォン

[ユーザコンテンツ]確認画面

(スマートフォン用)

代理通知 PC 代理元確認一覧画面(代理タブ) -
スマートフォン 警告画面

代理元確認機能は、

スマートフォンには対応していません。

振替通知 PC [ユーザコンテンツ]処理画面 処理対象の案件の処理画面を表示します。
スマートフォン

[ユーザコンテンツ]処理画面

(スマートフォン用)

自動催促 PC [ユーザコンテンツ]処理画面 処理対象の案件の処理画面を表示します。
スマートフォン

[ユーザコンテンツ]処理画面

(スマートフォン用)

根回し -

※ショートカットアクセスURLに

置換されません。

利用不可です。

置換文字列はそのまま出力されます。

根回しの場合、

「intra-mart のURL」と同様に、

「intra-mart のURLの有効期限」

{^IM_URL_Limit^}も置換されません。

intra-mart URL の置換を行う場合は、設定ファイル「conf/server-context-config.xml」のベースURL(base-url)を設定する必要があります。
設定方法については、「 intra-mart Accel Platform セットアップガイド 」を参照してください。
ベースURLが設定されていない場合、メール/ IMBox 種別に関わらず、「intra-martのURL」 および「intra-martのURLの有効期限」 が置換されない状態で出力されます。

コラム

遷移先プラグインの詳細は「遷移先プラグインに関する設定」を参照してください。

3.7.4.2.2. 案件詳細のURL

IM-Workflow 2015 Spring(Juno) より、案件の詳細画面へ遷移するショートカットアクセスURLの置換文字列が追加されました。
  • 「案件詳細のURL」 {^Matter_Detail_URL^}
置換文字列 {^Matter_Detail_URL^} は、以下のメール/ IMBox 種別のみ利用可能です。
他のメール/ IMBox 種別で利用した場合は、置換されない状態で出力されます。
  • 参照依頼
  • 処理結果通知
置換されたショートカットアクセスURLの遷移先は、「intra-martのURL」の遷移先から表示する詳細画面です。

3.7.4.2.3. ベースURLを含まないintra-mart URL

IM-Workflow 2015 Spring(Juno) より、ベースURLを含まないショートカットアクセスURLの置換文字列が追加されました。
  • 「ベースURLを含まないintra-martのURL」 {^IM_URL_No_BaseURL^}
  • 「ベースURLを含まない案件詳細のURL」 {^Matter_Detail_URL_No_BaseURL^}
置換文字列 {^IM_URL_No_BaseURL^} {^Matter_Detail_URL_No_BaseURL^} は、ベースURLを含まないショートカットアクセスURLに置換されます。
  • /user/shortcut/ <ショートカットID>
置換文字列 {^IM_URL_No_BaseURL^} で置換されたショートカットアクセスURLの遷移先は、「intra-martのURL」と同じです。
  • <記述例> http://example.org/imart{^IM_URL_No_BaseURL^}
置換文字列 {^Matter_Detail_URL_No_BaseURL^} で置換されたショートカットアクセスURLの遷移先は、「案件詳細のURL」と同じです。
※参照依頼、処理結果通知のみ利用可能です。
  • <記述例> http://example.org/imart{^Matter_Detail_URL_No_BaseURL^}

3.7.4.2.4. 各種画面への有効期限のないURLを作成する

2024 Spring(Iris) より置換文字列に「システム案件ID」と「ノードID」に置換する文字列が追加されました。
併せて、処理画面、確認画面、参照画面へ遷移する有効期限のないURLを作成できるようになりました。

追加された置換文字列

  • 「システム案件ID」 {^System_Matter_Id^}
  • 「ノードID」 {^Node_Id^}

各種画面へ遷移する有効期限のないURL

遷移先画面 URL 備考
処理画面 im_workflow/user/process/process_direct/ <システム案件ID> / <ノードID>
ノードIDは任意項目です。
未指定の場合は、ログインユーザが処理権限を有する到達日時が一番古いノードの処理画面を表示します。
確認画面 im_workflow/user/confirm/confirm_direct/ <システム案件ID> / <ノードID>
ノードIDは任意です。
未指定の場合は、案件に対する確認が可能である場合に確認画面を表示します。
参照画面 im_workflow/user/reference/reference_direct/ <システム案件ID>  
これらの置換文字列とURLを組み合わせることで、以下のように遷移先のURLを設定できます。
  • <記述例> http://example.org/imart/im_workflow/user/process/process_direct/{^System_Matter_Id^}/{^Node_Id^}
各種画面に対して表示権限がない場合でも、その案件に対して表示可能な画面に遷移されます。
表示される画面の優先順位は以下に記載のとおりです。
  • 処理画面
    1. 処理画面
    2. 処理詳細画面
    3. 参照詳細画面
    4. 確認詳細画面
    5. エラー画面
  • 確認画面
    1. 確認画面
    2. 確認詳細画面
    3. 参照詳細画面
    4. 処理詳細画面
    5. エラー画面
  • 参照画面
    1. 参照詳細画面
    2. 処理詳細画面
    3. 確認詳細画面
    4. エラー画面