3.6.5.2. intra-mart URLの置換¶
3.6.5.2.1. intra-martのURL¶
メッセージ定義では、「intra-martのURL」 {^IM_URL^} を置換文字列として指定できます。「intra-martのURL」は、ショートカットアクセスURLに置換されてメッセージ送信されます。送信されたショートカットアクセスURLの遷移先は、「メッセージ種別」と「クライアントタイプ」の組み合わせによって決定されます。ショートカットアクセスURLの遷移先
メール/IMBox種別 クライアントタイプ ショートカットアクセスURLの遷移先 備考 処理依頼 PC [ユーザコンテンツ]処理画面 処理対象の案件の処理画面を表示します。 スマートフォン [ユーザコンテンツ]処理画面
(スマートフォン用)
処理結果通知 PC 案件一覧 - 処理済(完了案件) - 画面 遷移先は遷移先プラグインによって決定します。 スマートフォン 申請済(完了案件)一覧画面 参照依頼 PC 案件一覧 - 参照(未完了案件) - 画面 遷移先は遷移先プラグインによって決定します。 スマートフォン 参照(未完了案件)一覧画面 確認依頼 PC [ユーザコンテンツ]確認画面 確認対象の案件の確認画面を表示します。 スマートフォン [ユーザコンテンツ]確認画面
(スマートフォン用)
代理通知 PC 代理元確認一覧画面(代理タブ) - スマートフォン 警告画面 代理元確認機能は、
スマートフォンには対応していません。
振替通知 PC [ユーザコンテンツ]処理画面 処理対象の案件の処理画面を表示します。 スマートフォン [ユーザコンテンツ]処理画面
(スマートフォン用)
自動催促 PC [ユーザコンテンツ]処理画面 処理対象の案件の処理画面を表示します。 スマートフォン [ユーザコンテンツ]処理画面
(スマートフォン用)
根回し - ※ショートカットアクセスURLに
置換されません。利用不可です。
置換文字列はそのまま出力されます。
根回しの場合、
「intra-mart のURL」と同様に、
「intra-mart のURLの有効期限」
{^IM_URL_Limit^}も置換されません。
intra-mart URL の置換を行う場合は、設定ファイル「conf/server-context-config.xml」のベースURL(base-url)を設定する必要があります。設定方法については、「 intra-mart Accel Platform セットアップガイド 」を参照してください。ベースURLが設定されていない場合、メッセージ種別に関わらず、「intra-martのURL」が置換されない状態で出力されます。
コラム
遷移先プラグインの詳細は「遷移先プラグインに関する設定」を参照してください。
3.6.5.2.2. 案件詳細のURL¶
- 「案件詳細のURL」 {^Matter_Detail_URL^}
置換文字列 {^Matter_Detail_URL^} は、以下のメッセージ種別のみ利用可能です。他のメッセージ種別で利用した場合は、置換されない状態で出力されます。
- 参照依頼
- 処理結果通知
置換されたショートカットアクセスURLの遷移先は、「intra-martのURL」の遷移先から表示する詳細画面です。
3.6.5.2.3. ベースURLを含まないintra-mart URL¶
- 「ベースURLを含まないintra-martのURL」 {^IM_URL_No_BaseURL^}
- 「ベースURLを含まない案件詳細のURL」 {^Matter_Detail_URL_No_BaseURL^}
置換文字列 {^IM_URL_No_BaseURL^} {^Matter_Detail_URL_No_BaseURL^} は、ベースURLを含まないショートカットアクセスURLに置換されます。
- /user/shortcut/ <ショートカットID>
置換文字列 {^IM_URL_No_BaseURL^} で置換されたショートカットアクセスURLの遷移先は、「intra-martのURL」と同じです。
- <記述例> http://example.org/imart{^IM_URL_No_BaseURL^}
置換文字列 {^Matter_Detail_URL_No_BaseURL^} で置換されたショートカットアクセスURLの遷移先は、「案件詳細のURL」と同じです。※参照依頼、処理結果通知のみ利用可能です。
- <記述例> http://example.org/imart{^Matter_Detail_URL_No_BaseURL^}
3.6.5.2.4. 各種画面への有効期限のないURLを作成する¶
2024 Spring(Iris) より置換文字列に「システム案件ID」と「ノードID」に置換する文字列が追加されました。併せて、処理画面、確認画面、参照画面へ遷移する有効期限のないURLを作成できるようになりました。追加された置換文字列
- 「システム案件ID」 {^System_Matter_Id^}
- 「ノードID」 {^Node_Id^}
各種画面へ遷移する有効期限のないURL
遷移先画面 URL 備考 処理画面 im_workflow/user/process/process_direct/ <システム案件ID> / <ノードID> ノードIDは任意項目です。未指定の場合は、ログインユーザが処理権限を有する到達日時が一番古いノードの処理画面を表示します。確認画面 im_workflow/user/confirm/confirm_direct/ <システム案件ID> / <ノードID> ノードIDは任意です。未指定の場合は、案件に対する確認が可能である場合に確認画面を表示します。参照画面 im_workflow/user/reference/reference_direct/ <システム案件ID> これらの置換文字列とURLを組み合わせることで、以下のように遷移先のURLを設定できます。
- <記述例> http://example.org/imart/im_workflow/user/process/process_direct/{^System_Matter_Id^}/{^Node_Id^}
コラム
2024 Autumn(Jasmine) から追加された置換文字列「ベースURL」を使用することで、以下のように記述可能です。<記述例> {^IM_BaseURL^}/im_workflow/user/process/process_direct/{^System_Matter_Id^}/{^Node_Id^}各種画面に対して表示権限がない場合でも、その案件に対して表示可能な画面に遷移されます。表示される画面の優先順位は以下に記載のとおりです。
- 処理画面
- 処理画面
- 処理詳細画面
- 参照詳細画面
- 確認詳細画面
- エラー画面
- 確認画面
- 確認画面
- 確認詳細画面
- 参照詳細画面
- 処理詳細画面
- エラー画面
- 参照画面
- 参照詳細画面
- 処理詳細画面
- 確認詳細画面
- エラー画面
3.6.5.2.5. ベースURL¶
2024 Autumn(Jasmine) より置換文字列に「ベースURL」が追加されました。置換文字列 {^IM_BaseURL^} は、すべてのメッセージ種別で利用可能です。開発環境や本番環境など、ベースURLが異なる場合でも、 {^IM_BaseURL^} を使用することで、各環境に設定されているベースURLに置換されます。コラム
ベースURLの詳細は「 ベースURL 」を参照してください。追加された置換文字列
- 「ベースURL」 {^IM_BaseURL^}
ベースURLと他の置換文字列を組み合わせることで、以下のように遷移先のURLを設定できます。
- <記述例> {^IM_BaseURL^}/im_workflow/user/process/process_direct/{^System_Matter_Id^}/{^Node_Id^}