3.6.4. メッセージの送信先¶
ワークフローはメッセージ定義に設定した通知の送信先にメッセージを送信します。管理者はこの送信先を変更することによって、送信先を制御できます。メールの送信先にはユーザコード、または、メールアドレスを設定します。メッセージの送信先
説明 配信メディア「メール」 配信メディア「メール」以外 メッセージ定義に設定できる送信先 ユーザコードユーザコードを表す置換文字列メールアドレス ユーザコードユーザコードを表す置換文字列
- 「ユーザコードを表す置換文字列」は、メッセージ種別、および直近の案件処理の内容により置換内容が変わります。
- 配信メディア「メール」で、ユーザコードを表す置換文字列」の利用にあたっては、設定したユーザのプロファイルにメールアドレスが登録されていることを確認してから設定するようにしてください。
- メールアドレス利用の際は留意点があるため後述のコラムを併せて参照してください。
<配信メディア「メール」で、送信先に「ユーザコードを表す置換文字列」を設定>
- 対象のユーザのプロファイルにメールアドレスが設定されていない場合、メール送信時にエラーが発生します。
- 対象のユーザのうち、1人でもメールアドレスが設定されている場合、設定されているユーザにメールが送信されるため、エラーは発生しません。
<配信メディア「メール」で、送信元に「ユーザコードを表す置換文字列」を設定>
- 対象のユーザのプロファイルにメールアドレスが設定されていない場合、送信元のアドレスは空の状態でメールを送信します。
インストール時点のシステム標準メッセージで定義しているメッセージの送信先について「 IM-Workflow 仕様書 別紙 」を参照してください。コラム
メールアドレスの指定配信メディア「メール」の場合、メールアドレスを各項目5つまで指定できます。メールアドレスは、以下の{^^}で囲んだ形式で指定してください。
- {^メールアドレス^}
- {^"表示名"<メールアドレス>^}
配信メディア「メール」の場合、メールアドレスを各項目5つまで指定できます。宛先にメールアドレスを指定した場合、アカウントコンテキストのロケールのメールと一緒に送信します。ただし、宛先に設定された他のユーザのロケールで、アカウントコンテキストのロケールのメールが存在しない場合があります。その場合、存在する他のロケールのメールで送信される場合があります。任意のロケールでメッセージを送信したい場合、配信したいメールアドレスを設定したダミーのユーザを作成し、宛先に設定してください。また、宛先にメールアドレスのみを設定することはできません。ユーザコード、またはユーザコードに変換される置換文字列と一緒に指定してください。コラム
案件プロパティによる指定「差出人」「宛先」「返信先の宛先」は、案件プロパティによって指定することもできます。案件プロパティは、以下の{^^}で囲んだ形式で指定してください。
- {^案件プロパティ定義のキー^}
有効に動作するためには次の条件をすべて満たす必要があります。
指定した案件プロパティ定義の使用種別「メール/メッセージの置換文字列として使用する」がオンであること
案件プロパティの値が次のデータのカンマ区切り文字列であること
ユーザコード
メールアドレス(形式は次のいずれか)
- {^メールアドレス^}
- {^"表示名"<メールアドレス>^}