3.3.5. ノード¶
「ノード」とはルート上の1つの処理を表す情報です。
- ルート定義上に配置することにより、処理の順番を表すことができます。
- ルート定義上で処理対象者を持ちます。
以下、各ノードについて説明します。
ルートの開始を示すノード
開始ノード
ルートの開始を意味するノードです。
ルートの終了を示すノード
終了ノード
ルートの終了を意味するノードです。
利用者による処理を表すノード
申請ノード
ノードの処理対象者が案件の申請を行うことを示します。
承認ノード
ノードの処理対象者が案件の承認を行うことを示します。
動的承認ノード
ノードの処理対象者が案件の承認を行うことを示します。前ノードによって、このノードに対する編集が可能であることを示します。前ノードは以下の編集ができます。
- 処理対象者の変更
- ノードの削除と復活
別プログラムの処理を表すノード
システムノード
IM-Workflow 外の別のプログラムで案件の処理を行うことを示します。このノードに処理が進んだ場合、以後、ワークフローとしてこの案件の処理は行いません。Webサービスなどの外部プログラムと連携する際に使用します。利用者による確認処理を表すノード
確認ノード
確認対象者が案件の確認を行うことを示します。接続したノードが処理済みとなった時点で、確認対象者が案件の確認ができることを示します。確認対象者は何回でも確認を行うことができます。また、確認行為は必須ではありません。同期を表すノード
同期開始ノード
同期の開始を表すノードこのノードに処理が進んだ後は、後方にある複数のノードすべてに同時に処理が進むことを示します。
同期終了ノード
同期の終了を示すノード。前方にある複数の処理がすべて終了した時点で処理を次のノードに進めることを示します。分岐を表すノード
分岐開始ノード
分岐の開始を表すノード
分岐終了ノード
分岐の終了を表すノード案件処理時に利用者が別のノードを配置するノード
横配置ノード
前ノードによって、このノードに対する編集が可能であることを示します。前ノードは以下の編集ができます。
- 処理対象者の変更
- 連続する複数の承認ノードへ置き換え
縦配置ノード
前ノードによって、このノードに対する編集が可能であることを示します。前ノードは以下の編集ができます。
- 処理対象者の変更
- 同期開始ノードと同期終了ノードに囲まれた複数の承認ノードに置き換え
案件処理時にルートテンプレートの内容が展開されるノード
テンプレート置換ノード
案件開始時に、このノードで指定したルートテンプレート定義の内容が展開されることを示します。ルートテンプレート内でのみ使用可能なノード
テンプレート開始ノード
ルートテンプレート定義の開始を示すノード
テンプレート終了ノード
ルートテンプレート定義の終了を示すノードルートの表示を補足するノード
コメント
コメントを表すノードこのノード自体は案件の処理に影響を与えません。(ルートを表示する際にコメントを挿入するために存在します)実際には吹き出しで表現されます。
スイムレーン
スイムレーン(プール)を表すノードこのノード自体は他のノードと接続せず、案件の処理に影響を与えません。各ノードの詳細については下記を参照してください。
- 3.3.5.1. 動的承認ノードの補足
- 3.3.5.2. 分岐開始ノードの補足
- 3.3.5.3. 分岐終了ノードの補足
- 3.3.5.4. 横配置ノードの補足
- 3.3.5.5. 縦配置ノードの補足
- 3.3.5.6. テンプレート置換ノードの補足
- 3.3.5.7. システムノードの補足
- 3.3.5.8. ノードの配置ルールと接続ルール
- 3.3.5.8.1. 開始ノード
- 3.3.5.8.2. 終了ノード
- 3.3.5.8.3. 申請ノード
- 3.3.5.8.4. 承認ノード
- 3.3.5.8.5. 動的承認ノード
- 3.3.5.8.6. システムノード
- 3.3.5.8.7. 確認ノード
- 3.3.5.8.8. 同期開始ノード
- 3.3.5.8.9. 同期終了ノード
- 3.3.5.8.10. 分岐開始ノード
- 3.3.5.8.11. 分岐終了ノード
- 3.3.5.8.12. 横配置ノード
- 3.3.5.8.13. 縦配置ノード
- 3.3.5.8.14. テンプレート置換ノード
- 3.3.5.8.15. テンプレート開始ノード
- 3.3.5.8.16. テンプレート終了ノード
- 3.3.5.8.17. 分岐ノード、同期ノードに関する補足
- 3.3.5.9. 分岐終了ノードと同期終了ノードの比較