intra-mart Accel Platform IM-Workflow 仕様書 第38版 2024-10-01

1.6. 案件を申請する

ワークフローを申請するアクションです。

1.6.1. 入力値

項目名 必須/任意 型(最大バイト数) 説明
フローID 任意 文字列(20)
「申請一覧」「案件一覧(一時保存)」画面から遷移した場合は、一覧で選択したフローIDが設定されるため不要
「申請一覧」「案件一覧(一時保存)」画面以外から遷移した場合は、必須
ユーザデータID 任意 文字列(20)
未指定の場合、「ユーザデータID設定方式」の設定によりIDを決定する。
一時保存状態から申請する場合、一時保存情報のユーザデータIDを指定
案件名 任意 文字列(200)
未指定の場合、以下の優先度で決定して申請
1.一時保存時に指定した案件名(一時保存からの申請の場合)
2.フロー名
申請基準日 任意 日付/文字列
未指定の場合、「申請一覧」「案件一覧(一時保存)」画面から遷移した場合は、一覧で選択した申請基準日が設定される
「申請一覧」「案件一覧(一時保存)」画面以外から遷移した場合は、アカウントコンテキストのタイムゾーンにおける現在日付で申請
"yyyy/MM/dd"形式の文字列指定も可能
申請権限者コード 任意 文字列
未指定の場合、以下の優先度で決定して申請
1.「申請一覧」「案件一覧(一時保存)」画面から遷移した場合は、一覧で選択した申請者
2.実行ユーザ
権限者所属組織情報 任意 下記参照
未指定の場合、以下の優先順位で該当する組織情報で申請
1.カレント組織(代理設定の場合は除く)
2.主所属
3.「会社コード」「組織セットコード」「組織コード」の昇順で1つ目の組織情報
4.所属なし
処理コメント 任意 文字列(2000)  
優先度 任意 文字列
設定値は「 CodeList 」を参照
未指定の場合、「通常」で申請
添付ファイル一時領域ディレクトリキー 任意 文字列  
分岐先選択情報 任意 下記参照
分岐先設定可能ノードの場合指定必須
動的承認ノード設定情報 任意 下記参照
処理対象者設定可能ノードに設定されている場合に指定
未指定の場合、以下の優先度で決定して申請
1.ルート定義で設定した処理対象者で申請
2.ルート定義で「指定なし」の場合、削除可ノードであればノードを削除、削除不可の場合はエラー
確認ノード設定情報 任意 下記参照
確認対象者設定可能ノードに設定されている場合に指定
未指定の場合、以下の優先度で決定して申請
1.ルート定義で設定した処理対象者で申請
横配置ノード設定情報 任意 下記参照
処理対象者設定可能ノードに設定されている場合に指定
未指定の場合、以下の優先度で決定して申請
1.ルート定義で設定した処理対象者で申請
2.ルート定義で「指定なし」の場合、割当可能ノード数の最小0であればノードを削除、0以外の場合はエラー
縦配置ノード設定情報 任意 下記参照
処理対象者設定可能ノードに設定されている場合に指定
未指定の場合、以下の優先度で決定して申請
1.ルート定義で設定した処理対象者で申請
2.ルート定義で「指定なし」の場合、割当可能ノード数の最小0であればノードを削除、0以外の場合はエラー
根回し情報 任意 下記参照  
オプションパラメータ 任意 下記参照
IM-Workflow のuserParameterとして受け取る値を設定
または、 IM-FormaDesigner / IM-BIS のformaParamとして受け取る値を設定
案件処理後の自動画面遷移 任意 boolean
trueの場合、「案件処理後に申請一覧」「案件一覧」画面や、各種ワークフローポートレットから渡された「imwCallOriginalPagePath」に遷移

1.6.1.1. 権限者所属組織情報

所属なしユーザを指定する場合は、当オブジェクト配下のプロパティに空文字を指定してください。

{
  "departmentInfo": {
    "companyCd": "string",
    "departmentSetCd": "string",
    "departmentCd": "string"
  }
}

1.6.1.2. 分岐先選択情報

{
  "branchSelects": [
    {
      "branchStartNodeId": "string",
      "forwardNodeIds": [
        "string"
      ]
    }
  ]
}

1.6.1.3. 動的承認ノード設定情報

ノードを削除する場合、processTargetConfigsに何も設定しないでください。 利用可能なプラグインIDについては「 処理権限者プラグイン一覧 」を参照してください。

{
  "dynamicNodeConfigs": [
    {
      "nodeId": "string",
      "processTargetConfigs": [
        {
          "pluginId": "string",
          "parameter": "string"
        }
      ]
    }
  ]
}

1.6.1.4. 確認ノード設定情報

確認対象者なしとする場合、processTargetConfigsに何も設定しないでください。 利用可能なプラグインIDについては「 処理権限者プラグイン一覧 」を参照してください。

{
  "confirmNodeConfigs": [
    {
      "nodeId": "string",
      "processTargetConfigs": [
        {
          "pluginId": "string",
          "parameter": "string"
        }
      ]
    }
  ]
}

1.6.1.5. 横配置ノード設定情報

ノードを削除する場合、matterNodeExpansionsに何も設定しないでください。 利用可能なプラグインIDについては「 処理権限者プラグイン一覧 」を参照してください。

{
  "horizontalNodeConfigs": [
    {
      "nodeId": "string",
      "matterNodeExpansions": [
        {
          "nodeName": "string",
          "processTargetConfigs": [
            {
              "pluginId": "string",
              "parameter": "string"
            }
          ]
        }
      ]
    }
  ]
}

1.6.1.6. 縦配置ノード設定情報

ノードを削除する場合、matterNodeExpansionsに何も設定しないでください。 利用可能なプラグインIDについては「 処理権限者プラグイン一覧 」を参照してください。

{
  "verticalNodeConfigs": [
    {
      "nodeId": "string",
      "matterNodeExpansions": [
        {
          "nodeName": "string",
          "processTargetConfigs": [
            {
              "pluginId": "string",
              "parameter": "string"
            }
          ]
        }
      ]
    }
  ]
}

コラム

ノードの削除可否や割当可能ノード数、利用可能なプラグインは、 動的承認・横配置・縦配置ノード設定 の範囲で指定できます。

1.6.1.7. 根回し情報

{
  "nego": {
    "userCdsTo": [
      "string"
    ],
    "userCdsCc": [
      "string"
    ],
    "userCdsBcc": [
      "string"
    ],
    "subject": "string",
    "text": "string"
  }
}

1.6.1.8. オプションパラメータ

userParameterには、アクション処理に受け渡したいパラメータを指定してください。
formaParamは IM-FormaDesigner / IM-BIS で作成したワークフローの場合のみ有効です。
印影を指定する場合、imwStampIdを指定してください。
印影を利用していて、imwStampIdを指定しない場合、常用印が利用されます。
{
  "optionalParameter": {
      "userParameter": {
          "imwStampId": "string",
          "xxxx": "string"
      },
      "formaParam": {
          "items": {
            "textbox1": "string"
          }
      }
  }
}

コラム

IM-BloomMaker では上記のJSON文字列を利用することで、変数のJSON入力機能で取り込むことができます。

1.6.2. 出力値

項目名 説明
案件番号 文字列 処理正常終了時に返却
システム案件ID 文字列 処理正常終了時に返却
ユーザデータID 文字列 処理正常終了時に返却
エラーコード 文字列 処理エラー時に返却
エラーメッセージ 文字列 処理エラー時に返却

1.6.3. エラーコード

エラーコード エラーメッセージ 備考
0003 指定したフロー、申請基準日、権限者に対する申請権限がありません。  
0004 申請権限のチェックに失敗しました。管理者に連絡してください。  
0005 申請可能な組織権限がありません。  
0006 組織権限情報の取得に失敗しました。管理者に連絡してください。  
0011 権限者組織情報が不正です。  
0012 指定された所属組織情報は処理権限がありません。  
1005 申請情報が未指定です。  
1015 フローIDが未指定です。  
1018 指定できる分岐開始ノードが存在しません。  
1019 分岐先ノードが未指定です。  
1020 設定が必須な分岐先ノード数と指定された分岐先ノード数が異なります。  
1021 分岐先ノードの入力情報に不備があります。  
1022 同一の分岐先ノード対して指定が重複しています。  
1023 選択可能なルートは単一であるのに対し分岐先ノードが複数指定されています。  
1024 指定できない分岐先ノードが指定されています。  
1025 コメントが許可された最大文字数を超えています。  
1026 コメントのチェック処理でエラーが発生しました。管理者に連絡してください。  
1027 指定できる確認ノードが存在しません。  
1028 設定可能なノード数以上の確認ノードが指定されています。  
1029 確認ノードの入力情報に不備があります。  
1030 同一の確認ノード対して指定が重複しています。  
1031 指定できない確認ノードが指定されています。  
1032 指定できる動的承認ノードが存在しません。  
1033 動的承認ノードが未指定です。  
1034 設定が可能な動的承認ノード数と指定された動的承認ノード数が異なります。  
1035 動的承認ノードの入力情報に不備があります。  
1036 同一の動的承認ノードに対して指定が重複しています。  
1037 削除できない動的承認ノードに対して処理対象者の指定がされていません。  
1038 指定できない動的承認ノードが指定されています。  
1039 指定できる横配置ノードが存在しません。  
1040 横配置ノードが未指定です。  
1041 設定が可能な横配置ノード数と指定された横配置ノード数が異なります。  
1042 横配置ノードの入力情報に不備があります。  
1043 同一の横配置ノード対して指定が重複しています。  
1044 指定できない横配置ノードが指定されています。  
1045 指定できる縦配置ノードが存在しません。  
1046 縦配置ノードが未指定です。  
1047 設定が可能な縦配置ノード数と指定された縦配置ノード数が異なります。  
1048 縦配置ノードの入力情報に不備があります。  
1049 同一の縦配置ノード対して指定が重複しています。  
1050 指定できない縦配置ノードが指定されています。  
1051 案件名が許可された最大文字数を超えています。  
1052 案件名のチェック処理でエラーが発生しました。管理者に連絡してください。  
1053 処理対象者情報が未指定です。  
1054 処理対象者情報に不備があります。  
1055 存在しない優先度が指定されています。  
1056 処理種別定義チェック処理に失敗しました。管理者に連絡してください。  
1057 印影情報に不備があります。  
1058 このフローまたは案件は印影を利用できません。  
1059 権限者の印影設定情報が存在しません。  
1060 権限者の印影として利用できない印影が指定されています。  
1061 印影チェック処理でエラーが発生しました。管理者に連絡してください。  
1062 不正な申請基準日が指定されています。  
1063 申請基準日チェックに必要な情報が取得できませんでした。  
1064 申請基準日チェック処理でエラーが発生しました。  
1065 申請できない申請基準日です。  
1066 添付ファイルの追加は禁止されています。  
1067 添付ファイルの格納領域が見つかりませんでした。  
1068 添付ファイルの格納領域の取得に失敗しました。管理者に連絡してください。  
1069 確認ノードの指定に不備があります。  
1070 動的承認ノードの指定に不備があります。  
1071 横配置ノードの指定に不備があります。  
1072 縦配置ノードの指定に不備があります。  
1073 指定可能な展開ノード数ではありません。  
1074 展開ノードの処理設定が未指定です。  
1075 展開ノードのノード名が未指定です。  
1082 申請基準日のフォーマットが不正です。  
1083 設定により無効化されている処理対象者情報が指定されています。  
1084 設定により無効化されているため、指定された処理を行うことはできません。  
2000 権限者組織情報の補完に必要な情報の取得に失敗しました。管理者に連絡してください。  
2001 案件名の補完に必要な情報の取得に失敗しました。管理者に連絡してください。  
3000 申請設定情報が存在しません。管理者に連絡してください。  
3001 申請基準日時点で無効なフローです。  
3002 ルート情報が不正です。管理者に連絡してください。  
3003 ルート情報が不正です。管理者に連絡してください。  
3004 フロー情報の取得に失敗しました。管理者に連絡してください。  
3005 根回しアドレス情報を生成するためのユーザ情報の取得に失敗しました。  
3011 ユーザデータIDの重複チェックに失敗しました。管理者に連絡してください。  
3012 ユーザデータIDは一時保存案件で使用済みです。  
3013 ユーザデータIDは案件で使用済みです。  
7002 根回し機能は設定により利用できません。管理者に連絡してください。  
7003 根回しのチェック処理でエラーが発生しました。管理者に連絡してください。  
7004 印影機能は設定により利用できません。管理者に連絡してください。  
9000 処理に失敗しました。 案件処理プラグイン紐付け未定義のシステムエラー
9001 (アクション処理エラーメッセージ)
アクション処理で設定したエラーメッセージ
または、IM-FormaDesigner / IM-BIS の内部処理でシステムエラーが発生した場合
9002 処理に失敗しました。案件に対して他の操作が実行されているため処理できません。 ワークフロー排他制御エラー
9010 (入力チェックエラーメッセージ)
IM-FormaDesigner の入力チェックエラーメッセージ
IM-FormaDesigner / IM-BIS で作成したワークフローの場合のみ
9011 入力チェックでシステムエラーが発生しました。
IM-FormaDesigner の入力チェックでシステムエラー
IM-FormaDesigner / IM-BIS で作成したワークフローの場合のみ