5.1. 多言語環境で IM-Workflow を利用するための設定¶
intra-mart Accel Platform で多言語を設定している環境で IM-Workflow を利用する場合、各種マスタ情報に国際化情報を設定する必要があります。対象となるマスタ情報は、大きく3つに分類されます。
- アクセスセキュリティ情報
- IM共通マスタ情報
- IM-Workflow マスタ情報
設定方法の詳細は、次節を参照してください。
5.1.1. アクセスセキュリティ情報の補完¶
アクセスセキュリティ情報に対して、次のマスタデータに対し追加する言語データを追加登録する必要があります。上記項目の設定方法は以下の通りです。
5.1.2. IM共通マスタ情報の補完¶
IM共通マスタ情報に関して、下記の項目を設定する必要があります。下記項目は、IM共通マスタの国際化対応情報のうち、 IM-Workflow を動作させるための最低限必須となるマスタについて記載しています。下記で記載のない任意項目については、適宜、マスタメンテナンスを行ってください。(例:マスタ情報の備考など)
対象情報 項目 ユーザ [2] ユーザプロファイル 他ロケール設定 組織 [2] 組織名 他ロケール設定 会社 [3] 会社名 他ロケール設定 役職 [3] 役職名 他ロケール設定 パブリックグループ [3] パブリックグループ名 他ロケール設定 パブリックグループ・役割 [3] パブリックグループ名・役割名 他ロケール設定
[2] (1, 2) IM-Workflow の処理実行時に登録される、処理実行者名や処理実行組織名として利用されます。これらの情報はインストールされている全言語分必ず登録されている必要があります。
[3] (1, 2, 3, 4) IM-Workflow のルート定義のノードに対して、処理対象者として設定している情報の場合、国際化情報設定は必須です。対象者として設定されるマスタ情報は、ルート定義で設定した対象のみではなく、「動的承認ノード」や「横配置ノード」、「縦配置ノード」で処理者が設定する場合もあるため、すべてのマスタ情報に対して国際化情報が登録されている状態での運用を推奨します。 上記項目の設定方法は以下の通りです。
ユーザ
「サイトマップ」→「共通マスタ」→「マスタメンテナンス」→「ユーザ」をクリックします。
「ユーザの新規登録」をクリックします。
ユーザコードを入力し、「プロファイル」をクリックします。
「他ロケール設定」をクリックします。
日本語以外のロケールのチェックをオンにし、全ロケールの必要な情報を入力します。
入力が終わったら、「決定」をクリックします。
その他に必要な情報を設定したら「登録」をクリックして、ユーザの情報を登録します。
組織
「サイトマップ」→「共通マスタ」→「マスタメンテナンス」→「組織」をクリックします。
左のツリーから対象の組織を右クリックし、「配下に新規組織を登録」をクリックします。
「他ロケール設定」をクリックします。
日本語以外のロケールのチェックをオンにし、すべてのロケールに必要な情報を入力します。
他のロケールの項目の入力が終わったら、「決定」をクリックします。
「登録」をクリックして、組織の情報を登録します。
会社
「サイトマップ」→「共通マスタ」→「マスタメンテナンス」→「会社」をクリックします。
「新規作成」をクリックします。
表示されているすべてのロケールに必要な情報を入力します。
項目の入力が終わったら、「登録」をクリックして、会社の情報を登録します。
役職
「サイトマップ」→「共通マスタ」→「マスタメンテナンス」→「組織」をクリックします。
「役職表示」をクリックします。
会社名をクリックし、「役職の新規登録」をクリックします。
「他ロケール設定」をクリックします。
日本語以外のロケールのチェックをオンにし、必要な情報を入力します。
項目の入力が終わったら、「決定」をクリックします。
「登録」をクリックして、役職の情報を登録します。
パブリックグループ
「サイトマップ」→「共通マスタ」→「マスタメンテナンス」→「パブリックグループ」をクリックします。
左のツリーから対象のパブリックグループを右クリックし、「配下に新規パブリックグループを登録」をクリックします。
「他ロケール設定」をクリックします。
日本語以外のロケールのチェックをオンにし、必要な情報を入力します。
項目の入力が終わったら、「決定」をクリックします。
「登録」をクリックして、パブリックグループの情報を登録します。
パブリックグループ・役割
「サイトマップ」→「共通マスタ」→「マスタメンテナンス」→「パブリックグループ」をクリックします。
「役割表示」をクリックします。
パブリックグループをクリックし、「役割の新規登録」をクリックします。
「他ロケール設定」をクリックします。
日本語以外のロケールのチェックをオンにし、必要な情報を入力します。
項目の入力が終わったら、「決定」をクリックします。
「登録」をクリックして、役割の情報を登録します。
5.1.3. IM-Workflow 情報の各種マスタ登録¶
IM-Workflow マスタ情報に関して、下記の項目を設定する必要があります。下記項目は、IM-Workflow の国際化対応情報のうち、 IM-Workflow を動作させるための最低限必須となるマスタについて記載しています。下記で記載のない任意項目については、適宜、マスタメンテナンスを行ってください。(例:マスタ情報の備考など)
対象情報 項目 案件プロパティ定義 キー名 ルール定義 ルール名 メール定義 メール名件名本文 一覧表示パターン定義 パターン名 フローグループ定義 フローグループ名 コンテンツ定義 コンテンツ名画面名プログラム名 ルート定義 ルート名 フロー定義 フロー名処理名上記項目の設定方法は以下の通りです。
案件プロパティ定義
「サイトマップ」→「ワークフロー」→「ワークフロー管理者」→「マスタ定義」→「案件プロパティ定義」をクリックします。
「新規作成」をクリックします。
すべてのロケールのキー名を含む各項目に必要な情報を入力し、「登録」をクリックします。
ルール定義
「サイトマップ」→「ワークフロー」→「ワークフロー管理者」→「マスタ定義」→「ルール定義」をクリックします。
「新規作成」をクリックします。
すべてのロケールのルール名を含む各項目に必要な情報を入力し、「登録」をクリックします。
メール定義
「サイトマップ」→「ワークフロー」→「ワークフロー管理者」→「マスタ定義」→「メール定義」をクリックします。
「新規作成」をクリックします。
すべてのロケールのメール名、件名、本文を含む各項目に必要な情報を入力し、「登録」をクリックします。
一覧表示パターン定義
「サイトマップ」→「ワークフロー」→「ワークフロー管理者」→「マスタ定義」→「一覧表示パターン定義」をクリックします。
「新規作成」をクリックします。
すべてのロケールのパターン名を含む各項目に必要な情報を入力し、「登録」をクリックします。
フローグループ定義
「サイトマップ」→「ワークフロー」→「ワークフロー管理者」→「マスタ定義」→「フローグループ定義」をクリックします。
「新規作成」をクリックします。
すべてのロケールのフローグループ名を含む各項目に必要な情報を入力し、「登録」をクリックします。
コンテンツ定義
「サイトマップ」→「ワークフロー」→「ワークフロー管理者」→「マスタ定義」→「コンテンツ定義」をクリックします。
「新規作成」をクリックします。
すべてのロケールのコンテンツ名を含む各項目に必要な情報を入力し、「登録」をクリックします。
「新規作成」をクリックします。
バージョンの基本情報を入力し、「登録」をクリックします。
「画面」をクリックします。
「新規作成」をクリックします。
すべてのロケールの画面名を含む各項目に必要な情報を入力し、「登録」をクリックします。
「ユーザプログラム」をクリックします。
「新規作成」をクリックします。
すべてのロケールのプログラム名を含む各項目に必要な情報を入力し、「登録」をクリックします。
ルート定義
「サイトマップ」→「ワークフロー」→「ワークフロー管理者」→「マスタ定義」→「ルート定義」をクリックします。
「新規作成」をクリックします。
すべてのロケールのルート名を含む各項目に必要な情報を入力し、「登録」をクリックします。
フロー定義
「サイトマップ」→「ワークフロー」→「ワークフロー管理者」→「マスタ定義」→「フロー定義」をクリックします。
「新規作成」をクリックします。
すべてのロケールのフロー名を含む各項目に必要な情報を入力し、「登録」をクリックします。
「新規作成」をクリックします。
バージョンの基本情報を入力し、「登録」をクリックします。
「ルート詳細」をクリックします。
ノードの
をクリックします。
「処理設定」をクリックします。
処理の名称を変更する場合、すべてのロケールの処理名を入力し、「登録」をクリックします。