intra-mart Accel Platform IM-Workflow 管理者操作ガイド 第31版 2023-10-01

分岐開始・終了処理

入力設定

IM-LogicDesigner の「フロー定義編集」画面で、分岐開始・終了処理に対応した入力設定を定義することで、案件のパラメータを受け取ることができます。

入力値 説明
imwProcessCommon<object> 処理系共通情報
- localeId<string> ロケールID
- tenantId<string> テナントID
- applyBaseDate<string> 申請基準日
- parameter<string> 当ロジックフロー情報を表すパラメータ
- targetLocales<string[]> システムで利用しているロケールID
- contentsId<string> コンテンツID
- contentsVersionId<string> コンテンツバージョンID
- routeId<string> ルートID
- routeVersionId<string> ルートバージョンID
- flowId<string> フローID
- flowVersionId<string> フローバージョンID
- processDate<string> 処理日(yyyy/MM/dd)
- systemMatterId<string> システム案件ID
- userDataId<string> ユーザデータID
imwRuleCondition<object> 分岐開始・終了処理情報
- nodeId<string> ノードID

コラム

入力設定は任意です。案件のパラメータが必要ない場合は定義する必要はありません。
また、必要な項目のみを定義することも可能です。ただし、オブジェクトの構造は変更しないでください。

コラム

以下のJSON文字列を利用することで、入出力設定のJSON入力機能で取り込むことができます。

{
    "imwProcessCommon":
    {
        "localeId": "",
        "tenantId": "",
        "applyBaseDate": "",
        "parameter": "",
        "targetLocales": [""],
        "contentsId": "",
        "contentsVersionId": "",
        "routeId": "",
        "routeVersionId": "",
        "flowId": "",
        "flowVersionId": "",
        "processDate": "",
        "systemMatterId": "",
        "userDataId": ""
    },
    "imwRuleCondition":
    {
        "nodeId": ""
    }
}

出力設定

IM-LogicDesigner の「フロー定義編集」画面で、分岐開始・終了処理に対応した出力設定を定義することで、後続処理の制御およびエラーメッセージを画面に表示できます。

出力値 必須/任意 説明
error<boolean> 必須
エラーフラグ
true を指定した場合、当処理をエラー終了します。
message<string> 任意
指定したメッセージをエラーメッセージとして画面に表示します。
ロケールごとにメッセージを用意する必要がなければこのプロパティを利用してください。
localizedMessages<object> 任意
指定したメッセージをエラーメッセージとして画面に表示します。
分岐開始・終了処理のコンテキストから解決されたロケールに一致するメッセージを使用します。
message が指定されている場合はこのプロパティは使用されません。
- ja<string> 任意 日本語ロケールメッセージ
- en<string> 任意 英語ロケールメッセージ
- zh_CN<string> 任意 中国語ロケールメッセージ
routeTransitionFlag<boolean> 必須
ルート遷移可否
  • [分岐開始処理の場合] true: 遷移する , false: 遷移しない
  • [分岐終了処理の場合] true: 結合する , false: 結合しない

コラム

以下のJSON文字列を利用することで、入出力設定のJSON入力機能で取り込むことができます。

{
    "error": false,
    "message": "",
    "localizedMessages":
    {
        "ja": "",
        "en": "",
        "zh_CN": ""
    },
    "routeTransitionFlag": false
}

注意

分岐開始・終了処理は、 IM-Workflow モジュールのDBトランザクション内で実行されるため、ロジックフロー中ではDBトランザクション制御を行うことはできません。
JavaScriptユーザ定義タスクで、DBトランザクション制御を伴う処理は実施しないでください。