処理対象者プラグインに属するリソースの拡張入力値¶
特定のモジュールは処理対象者「ロジックフロー(ユーザ)」に指定したロジックフローに対して入力値を追加します。
該当モジュールと追加する入力値については以下を参照してください。
IM-FormaDesigner for Accel Platform¶
imwMatterInfo<object> と同一階層に以下の入力値を追加します。
入力値 説明 imfrApplicationInfo<object> 案件に紐づくアプリケーション情報 - applicationId<string> アプリケーションID コラム
以下のJSON文字列を利用することで、入出力設定のJSON入力機能で取り込むことができます。
{ "imfrApplicationInfo": { "applicationId": "" } }
IM-BPM for Accel Platform¶
案件の連携元のタスク(申請タスクまたは起票タスク)のエグゼキューション情報を取得可能です。imwMatterInfo<object> と同一階層に以下の入力値を追加します。
入力値 説明 imbpmExecutionInfo<object> タスクのエグゼキューション情報 - id<string> エグゼキューションID - processInstanceId<string> プロセスインスタンスID - businessKey<string> 業務キー - processDefinitionId<string> プロセス定義ID - superExecutionId<string> 親プロセスのエグゼキューションID - currentActivityId<string> タスクのアクティビティID - currentActivityName<string> タスクのアクティビティ名 - variablesLocal<map> 変数(スコープがエグゼキューションであるもの)・ 変数名をキー、変数値を値として持つ map です。- variables<map> 変数(スコープがプロセスインスタンスであるもの)・ 変数名をキー、変数値を値として持つ map です。コラム
以下のJSON文字列を利用することで、入出力設定のJSON入力機能で取り込むことができます。この時、「null値の型」として map を設定してください。{ "imbpmExecutionInfo": { "id": "", "processInstanceId": "", "businessKey": "", "processDefinitionId": "", "superExecutionId": "", "currentActivityId": "", "currentActivityName": "", "variablesLocal": null, "variables": null } }コラム
変数には、以下の例のようにEL式を用いてアクセスできます。例) ユーザタスク処理者情報から、ユーザタスク user-task_1 を処理したユーザコードを取得する場合${$input.imbpmExecutionInfo.variables.im_bpm_system_variables.im_operation_users["user-task_1"]}ユーザタスク処理者情報については、「 IM-BPM 仕様書 」 - 「 ユーザタスク処理者の取得 」を参照してください。また、EL式については、「 IM-LogicDesigner仕様書 」 - 「 EL式 」を参照してください。コラム
ロジックフロー実行時に、何らかの理由により連携元のタスクが既に終了している場合は、エグゼキューション情報が存在しません。この場合、以下の入力値には空の値が格納されます。
- id ...... null
- superExecutionId ...... null
- variablesLocal ...... 空の map