4. SAML認証のボタン表示方法を制御する¶
4.1. この機能について¶
対象のIdPに対するSAML認証のログインボタンを表示するかどうかを制御します。
4.2. 実装済みの機能¶
標準で定義されている機能は以下の通りです。
クラス名 説明 ログイン画面が表示されている時に解決されているテナントIDがパラメータに存在する場合は対象のIdPに対するSAML認証のログインボタンを表示します。パラメータに値がない場合は常に表示します。パラメータ テナントIDをカンマ区切りで設定します。
クラス名 説明 ログイン画面のURL(コンテキストパスまで)がパラメータの正規表現に一致した場合は対象のIdPに対するSAML認証のログインボタンを表示します。パラメータ ログイン画面のURL(コンテキストパスまで)に対する正規表現を設定します。【例1】コンテキストパスまでのURLが https://tenant1.sample.com/imart正規表現が ^http.?://(?!localhost)上記の場合は https:// に一致するためSAML認証のログインボタンが表示されます。【例2】コンテキストパスまでのURLが https://localhost/imart正規表現が ^http.?://(?!localhost)上記の場合は一致しないためSAML認証のログインボタンが表示されません。
4.3. 実装方法¶
SAML認証のボタン表示を方法を制御するクラスの実装は、以下のインタフェースを実装して作成します。以下の関数に処理を実装します。view(final HttpServletRequest request, final ProviderConfiguration providerConfig, final String idpViewerParam)対象のIdPに対するSAML認証のログインボタンを表示する場合はこの関数の戻り値をtrueにします。【関数のパラメータ】
request HTTPリクエストです。 providerConfig プロバイダ設定情報の内容です。 idpViewerParam 画面で設定したパラメータの内容です。 作成したプログラムはコンパイル後にWEB-INF/classes配下に配置します。