intra-mart Accel Platform IM-Repository ユーザ操作ガイド 第9版 2024-04-01

10.3.4. IM-LogicDesignerの影響範囲情報

ここでは影響範囲一覧に表示されるIM-LogicDesignerの情報について説明します。

10.3.4.1. 抽出条件

IM-LogicDesignerのフローが影響範囲として一覧に抽出される条件は以下の通りです。

ロジックフローの入出力定義、変数にIM-Repository定義のエンティティが含まれる場合、 または入出力定義にIM-Repository定義のエンティティが含まれる「ユーザ定義タスク」をフローに配置している場合、

  1. 参照先エンティティのエンティティ項目において、辞書項目/ エイリアスの以下の設定変更があったとき

    • 列挙型

    • 初期値

    • 項目の有効化

    • 用途に関する情報
      ただし、以下の用途の変更は参照元に影響がないため影響範囲に抽出されません。
      • データベースのデータ型が「文字列」「数値」以外の場合、最大桁数
      • データベースのデータ型が「数値」以外の場合、小数桁数
      • データベースの論理名 標準、多言語情報
      • データベースのコメント 標準、多言語情報
  2. 参照先のエンティティにおいて、以下の設定変更があったとき

    • エンティティの有効化

    • エンティティ項目

    • サブエンティティ項目がある場合、エンティティとサブエンティティの以下の関連情報
      • 関連ID
      • 多重度
      • 変数名
    • データ定義
      ただし、以下の変更は影響範囲に抽出されません。
      • ログ出力設定

IM-LogicDesignerでIM-Repositoryの定義をインポートする方法については、「IM-LogicDesigner ユーザ操作ガイド」 - 「入出力/変数/定数を設定する」を参照してください。

注意

フローにIM-Repositoryタスクを配置していても、入出力定義、変数にIM-Repository定義のエンティティが含まれない場合は影響範囲に抽出されません。

10.3.4.2. 表示内容

IM-LogicDesignerに関連する 影響範囲一覧に表示される内容は以下の通りです。

../../../../_images/logic_impact_range.png
項目 説明
フローID 影響があるフローのID
フロー定義名 影響があるフローの定義名
バージョン番号 影響があるフローのバージョン番号
エンティティID
変更のあったエンティティID、または変更があったエンティティ項目が属するエンティティID
エンティティ名
変更のあったエンティティ名、または変更があったエンティティ項目が属するエンティティ名