3.2. ユーザ分類¶
ユーザ分類エンティティを使用してユーザを任意の観点で分類し、管理することが出来ます。ユーザ分類は以下の3つのテーブルで構成されています。
- ユーザ分類
- ユーザ分類項目
- ユーザ分類所属
ユーザ分類は分類する観点を表し、ユーザ分類項目はその観点で分類できる項目を定義します。ユーザ分類所属は分類項目とユーザを結びつける情報で、これが実際にユーザがどの分類に分類されるかを表しています。またIM-共通マスタで提供している共通の検索画面では、これらの分類を使用して暗黙的・明示的に絞り込んで検索することが出来るようになっています。
3.2.1. データ構造¶
ユーザ、ユーザ分類に関連するER図を【図:ユーザ及びユーザ分類関連のER図】に示します。【図:ユーザ及びユーザ分類関連のER図】
【図:ユーザ及びユーザ分類関連のER図】において各エンティティは次のような役割・制約があります。
ユーザ分類
ユーザ分類の種類(例えば契約形態、勤務形態等)を管理します。
無効化すると、配下の分類項目も連動して無効化します。また分類項目が無効化されると、該当のユーザ分類所属エンティティが物理削除されます。 ユーザ分類項目
ユーザ分類の種類ごとに定義されている詳細(正社員、契約社員等)を管理します。 属するユーザ分類エンティティが無効化されると、連動してこのエンティティも無効化状態になります。 ユーザ分類所属
ユーザが分類項目に分類されていることを表します。ユーザの期間毎に分類項目を設定します。 期間は分類するユーザの期間と一致します。ユーザ分類所属の期間コードは対象のユーザの期間コードと同一です。 関連付けられているユーザの期間と無効化状態が連動します。関連づいているユーザの期間が無効化された場合、該当のユーザ分類所属も無効化されます。ユーザの期間が有効化された場合も連動して有効化します。 ユーザ分類項目が無効化される際、このエンティティの関連するレコードは物理削除されます。 ユーザが物理削除される際、このエンティティの関連するレコードも物理削除されます。 ユーザ
ユーザの個人情報を保持する期間国際化構造のエンティティです。 ユーザの性別は期間化も国際化もされません。