5.1.4. ツリー表示の展開処理¶
ツリーの表示は、以下の要素に影響されます。
- 大量データモード
- デフォルト組織セット(組織ツリーの場合)
- 暗黙条件(1) 分類
- 暗黙条件(2) 特定ノード条件(単数、複数)
- 暗黙条件(3) 特定ノード以上、超
- 暗黙条件(4) 特定ノード以下、未満
および場合によっては上記の複合を考える必要があります。
5.1.4.1. ツリーの展開処理の基本方針¶
ツリー表示の操作をサポートするために、大きく分けて3種類の検索処理を実装しています。
先頭ノードの一覧を取得
ノードを限定する条件が指定されている場合、条件によって表示されるエンティティが異なります。(会社組織のツリー画面では何も条件がなければ会社の一覧から表示されるが、組織で絞り込まれていた場合、特定組織以下しか表示しない) 特定のノードの直下のノード一覧を取得(大量データモードON)
特定のノードの条件(超、以上)が指定されている場合はそのノードが存在する枝のみ表示します。 分類項目の条件が指定されている場合は該当の分類項目に所属するノードのみ取得し表示します。 基本としては直下のノードの一覧を取得して表示します。 特定のノード配下のノードを末端まで一括で取得(大量データモードOFF)
特定のノードの条件(超、以上)が指定されている場合はそのノードが存在する枝のみ、指定のノードまで取得し表示します。 分類項目の条件が指定されている場合は、指定の分類項目に属する組織についてのみ下位を再帰的に末端まで取得します。