5.3.1. 様々な入力情報の利用¶
5.3.1.1. 他のエレメントの出力値の利用¶
- 入力<object> - ロジックフローの入出力設定で設定された入力値
- 定数<object> - ロジックフローの定数設定で設定された値
コラム
出力値を持つエレメント/持たないエレメント
5.3.1.1.1. 本章で利用するフロー¶
- 「パブリックストレージ取得」タスク(ストレージ操作)
- 「ストレージ情報取得」タスク(ストレージ操作)
- 「ログ出力」タスク(汎用タスク)
コラム
その他の設定について
5.3.1.1.2. 入力値として他のエレメントの出力値の追加¶
フロー編集画面上の「ログ出力」タスクをクリックした上で、「マッピング設定」をクリックし、マッピング設定画面を開きます。
マッピング設定画面上部、ヘッダ内の左上に位置するセレクトボックスをクリックし、以下の項目を選択します。
セレクトボックスの中身が変更されたことを確認し、右側にある「入力を追加」をクリックします。
入力値として、「パブリックストレージ取得」タスク(im_publicStorage1)の出力値が追加されました。
- 同様の手順で、「ストレージ情報取得」タスク(im_getStorageInfo1)の出力値を追加します。「ストレージ情報取得」タスクのような、出力値として階層化された値を持つ場合、その構造をもとに入力へ追加されます。
注意
他のエレメントの出力値の利用位置と実行タイミング
5.3.1.2. 暗黙的な変数の利用¶
- アカウントコンテキスト
- セッション情報
- 処理結果情報
- ユーザコンテキスト
- 外部ユーザコンテキスト
図:システムの提供する暗黙的な変数群
5.3.1.2.1. アカウントコンテキスト¶
「アクセスコンテキスト仕様書」 - 「アカウントコンテキスト」
- API Document
- AccountContext(Java)
- AccountContextオブジェクト(JSSP)
注意
対象となるアカウント
5.3.1.2.2. セッション情報¶
プロパティ名 | 詳細 |
---|---|
flowId<string> | 実行中のロジックフローのフローIDです。 |
startTime<date> | ロジックフローが実行された日時に関する日付情報です。 |
systemDate<date> | システム日付情報です。
startTimeとは異なり、このプロパティが利用された時点の日付情報が取得されます。
|
version<integer> | 実行中のロジックフローのフローバージョンです。 |
fileSeparator<string> | ファイル区切り文字を表す定数値です。
このプロパティが実際に返す値はIM-LogicDesignerが動作しているOSに依存します。
|
lineSeparator<string> | 改行コードを表す定数値です。
このプロパティが実際に返す値はIM-LogicDesignerが動作しているOSに依存します。
|
baseUrl<string> | WebサーバのベースURLを表す定数値です。
この値は、テナント情報や設定ファイルに定義された値を取得します。
ベースURLが定義されていない場合は、リクエストオブジェクトからベースURLを解決します。
(ジョブや非同期タスクといったバックエンド処理で実行されており、リクエストオブジェクトが取得できない場合は値は取得できません。)
|
5.3.1.2.3. 処理結果情報¶
5.3.1.2.4. ユーザコンテキスト¶
- プロファイル情報
- 組織所属情報
「アクセスコンテキスト仕様書」 - 「ユーザコンテキスト」
- API Document
- UserContext(Java)
- UserContextオブジェクト(JSSP)
注意
ユーザコンテキストの利用について
注意
対象となるユーザ
5.3.1.2.5. 外部ユーザコンテキスト¶
- 外部ユーザかどうか
「アクセスコンテキスト仕様書」 - 「外部ユーザコンテキスト 」
- API Document
- ExternalUserContext (Java)
- ExternalUserContextオブジェクト (JSSP)