intra-mart Accel Platform IM-LogicDesigner仕様書 第24版 2024-04-01

5.3.1.7.7. insert

配列へ指定した番号(インデックス)に要素を追加します。

5.3.1.7.7.1. 引数

引数名 配列/リスト 説明
array (任意) 配列
要素を追加する対象の配列を指定してください。
指定可能な配列の型は「データ型」、および、「構造体」です。
index integer 配列
追加を行う要素の番号(インデックス)を1つ以上指定してください。
value (任意) 配列
追加する要素を指定してください。
追加する要素の型は、追加先に指定した配列の型と合わせてください。
追加対象の配列と型が異なる場合、自動的な型変換を試みます。型変換が行えなかった場合は例外が発生します。

コラム

インデックスについて

引数2で指定するインデックスは、指定された配列の先頭から順に絶対位置で処理されます。
例として、要素インデックスに「1」、および、「3」が指定されていた場合、関数は初めにインデックス「1」が示す位置に要素を追加します。
そして、要素が追加された後の配列に対して、改めてインデックス「3」が示す位置に要素を追加します。

コラム

インデックスと追加する要素の数について

追加を行う要素のインデックスと、追加する要素の数が合わない場合、関数の処理数(追加数)は少ない方に統一されます。
例として、追加インデックスが3つ、追加する要素が2つ指定された場合、関数は要素インデックスの2つ目までを処理し、3つ目のインデックスについては無視します。

5.3.1.7.7.2. 戻り値

配列/リスト 説明
(任意) 配列
指定した要素が追加された配列が返却されます。
戻り値の配列の型は、引数1の配列の型と同じです。