3.4. 関連情報¶
このページでは、モデル運用に関連する追加情報や、アップデート時の確認事項、トラブルシューティングをまとめています。
目次
3.4.1. モデルの有効化¶
- Azure OpenAI Service を利用する場合:新しいモデルを利用する際にデプロイが必要です。
- Amazon Bedrock を利用する場合:Anthropic(Claude)モデルの初回利用時のみフォーム送信が必要です。それ以外のモデルは追加手続き不要です。
3.4.1.1. Azure OpenAI Service モデル有効化手順¶
注意
3.4.1.2. Amazon Bedrock モデル有効化手順¶
- AWS マネジメントコンソールにログインします。
「すべてのサービス」より「Amazon Bedrock」を検索し、Amazon Bedrock サービスにアクセスします。
プレイグラウンド等から Anthropic モデルを選択し、表示されるフォームに必要事項を入力して送信してください。
コラム
- AWS Organizations の管理アカウントからフォームを送信すると、組織内の全メンバーアカウントで自動的に有効化されます。
- Amazon Nova モデルは有効化手続き不要で即時利用可能です。
3.4.2. モデルの変更¶
以下のような場合には、現在利用中のモデルを別のモデルに変更する必要があります。
- モデル変更が必要となる主なケース
- サポート対象モデルの廃止
- 品質やコストの最適化を目的としたモデルの再選定
- 機能ごとに推奨されるモデルの更新
3.4.2.1. 必須アクション(廃止モデルの場合)¶
廃止されたモデルを使用している場合は、代替モデルへの切り替えが必須です。以下の対応を行ってください。
- 代替モデルに切り替える
- 設定ファイル(IM-Copilot生成AI連携ドライバ設定)のデフォルトパラメータ・個別パラメータを変更
- 参考情報:機能別モデル設定パラメータ名一覧
- 各機能の入力パラメータを変更(明示的にモデルを指定している場合)
- IM-LogicDesignerタスク
- JavaEE開発モデル、スクリプト開発モデル向けの API
モデル変更後は、動作確認や品質評価を実施する
3.4.2.2. 推奨アクション(再選定・推奨モデル更新の場合)¶
モデルの品質やコスト、機能面での最適化を目的とした変更の場合は、以下の対応を検討してください。
利用目的に応じたモデルの再選定を行う
- 推奨モデルに切り替える
- 設定ファイル(IM-Copilot生成AI連携ドライバ設定)のデフォルトパラメータ・個別パラメータを変更
- 参考情報:機能別モデル設定パラメータ名一覧
- 各機能の入力パラメータを変更(明示的にモデルを指定している場合)
- IM-LogicDesignerタスク
- JavaEE開発モデル、スクリプト開発モデル向けの API
モデル変更後は、動作確認や品質評価を実施する
3.4.2.3. 機能別モデル設定パラメータ名一覧¶
3.4.2.3.1. OpenAI を使用する場合¶
| 機能 | デフォルト | 個別(機能専用、優先) | バージョン(以降利用可能) |
|---|---|---|---|
| チャット アクション | default-chat-model | 2024 Autumn(Jasmine) | |
| 埋め込み アクション | default-embeddings-model | 2024 Autumn(Jasmine) | |
| 画像生成 アクション | default-images-model | 2024 Autumn(Jasmine) | |
| 音声生成 アクション | default-speech-model | 2024 Autumn(Jasmine) | |
| 文字起こし アクション | default-transcription-model | 2024 Autumn(Jasmine) | |
| Wiki アシスタント チャット | default-chat-model | 2024 Autumn(Jasmine) 個別:2025 Autumn(Lilac) |
|
| Wiki アシスタント 埋め込み | default-embeddings-model | im-wiki-copilot-embeddings-model | 2024 Autumn(Jasmine) 個別:2025 Autumn(Lilac) |
| ViewCreator SQLビルダ アシスタント チャット | default-chat-model | viewcreator-copilot-chat-model | 2024 Autumn(Jasmine) 個別:2026 Spring(Mimosa) |
| ViewCreator SQLビルダ アシスタント 埋め込み | default-embeddings-model | viewcreator-copilot-embeddings-model | 2024 Autumn(Jasmine) 個別:2026 Spring(Mimosa) |
| Accel Studio アプリケーション作成 アシスタント チャット | default-chat-model | accel-studio-copilot-chat-model | 2024 Autumn(Jasmine) |
| Accel Studio テスト機能 アシスタント チャット | default-chat-model | accel-studio-testing-copilot-chat-model | 2025 Autumn(Lilac) |
3.4.2.3.2. Azure OpenAI Service を使用する場合¶
| 機能 | デフォルト | 個別(機能専用、優先) | バージョン(以降利用可能) |
|---|---|---|---|
| チャット アクション | default-chat-deployment-id | 2024 Autumn(Jasmine) | |
| 埋め込み アクション | default-embeddings-deployment-id | 2024 Autumn(Jasmine) | |
| 画像生成 アクション | default-images-deployment-id | 2024 Autumn(Jasmine) | |
| 文字起こし アクション | default-transcription-deployment-id | 2024 Autumn(Jasmine) | |
| Wiki アシスタント チャット | default-chat-deployment-id | 2024 Autumn(Jasmine) 個別:2025 Autumn(Lilac) |
|
| Wiki アシスタント 埋め込み | default-embeddings-deployment-id | im-wiki-copilot-embeddings-deployment-id | 2024 Autumn(Jasmine) 個別:2025 Autumn(Lilac) |
| ViewCreator SQLビルダ アシスタント チャット | default-chat-deployment-id | viewcreator-copilot-chat-deployment-id | 2024 Autumn(Jasmine) 個別:2025 Autumn(Lilac) |
| ViewCreator SQLビルダ アシスタント 埋め込み | default-embeddings-deployment-id | viewcreator-copilot-embeddings-deployment-id | 2024 Autumn(Jasmine) 個別:2025 Autumn(Lilac) |
| Accel Studio アプリケーション作成 アシスタント チャット | default-chat-deployment-id | accel-studio-copilot-deployment-id | 2024 Autumn(Jasmine) |
| Accel Studio テスト機能 アシスタント チャット | default-chat-deployment-id | accel-studio-testing-copilot-deployment-id | 2025 Autumn(Lilac) |
3.4.2.3.3. Amazon Bedrock を使用する場合¶
| 機能 | デフォルト | 個別(機能専用、優先) | バージョン(以降利用可能) |
|---|---|---|---|
| チャット アクション | default-chat-model | 2024 Autumn(Jasmine) | |
| 埋め込み アクション | default-embeddings-model | 2024 Autumn(Jasmine) | |
| 画像生成 アクション | default-images-model | 2024 Autumn(Jasmine) | |
| Wiki アシスタント チャット | default-chat-model | 2024 Autumn(Jasmine) 個別:2025 Autumn(Lilac) |
|
| Wiki アシスタント 埋め込み | default-embeddings-model | im-wiki-copilot-embeddings-model | 2024 Autumn(Jasmine) 個別:2025 Autumn(Lilac) |
| ViewCreator SQLビルダ アシスタント チャット | default-chat-model | viewcreator-copilot-chat-model | 2024 Autumn(Jasmine) 個別:2026 Spring(Mimosa) |
| ViewCreator SQLビルダ アシスタント 埋め込み | default-embeddings-model | viewcreator-copilot-embeddings-model | 2024 Autumn(Jasmine) 個別:2026 Spring(Mimosa) |
| Accel Studio アプリケーション作成 アシスタント チャット | default-chat-model | accel-studio-copilot-chat-model | 2024 Autumn(Jasmine) |
| Accel Studio テスト機能 アシスタント チャット | default-chat-model | accel-studio-testing-copilot-chat-model | 2025 Autumn(Lilac) |
3.4.3. アップデート時の確認事項¶
アップデートにより、以下のような変更が発生する可能性があります。
- デフォルトモデルの変更
- サポートモデルの追加・削除
- モデルの挙動や性能の変化(例:デフォルトモデルの変更)
- 各機能の入力・出力内容の変更
3.4.3.1. 確認ポイント¶
アップデートに伴い、以下の点について事前に確認しておくことを推奨します。
アップデートにより、利用中の機能に影響があるか
アップデートにより、モデルの再有効化が必要か
コラム
Amazon Bedrock をご利用で、アップデートにより新たに利用するモデルに Anthropicモデルが含まれる場合は、以下をご確認ください。初回利用フォームが未送信の場合は送信が必要です。詳細は「モデルの有効化」を参照してください。
AWSパートナー(AWSソリューションプロバイダー / AWSディストリビューター)経由でご契約の場合は、Anthropicモデルの利用可否をご契約先へご確認ください。
詳細は「Amazon Bedrockのセットアップ」の前提条件を参照してください。
アップデートにより、新たに利用するモデルにグローバルクロスリージョン推論が使用されているか
コラム
Amazon Bedrock をご利用で、アップデートにより新たに利用するモデルにグローバルクロスリージョン推論が使用されている場合、データの処理リージョンが固定されません。データの処理リージョンを特定の地理的範囲に限定する必要がある場合は地理的クロスリージョン推論プロファイルへの変更をご検討ください。対象の機能・モデルおよび変更方法については「Amazon Bedrock を使用する場合」および「クロスリージョン推論プロファイルの利用」を参照してください。アップデートにより、設定ファイル(IM-Copilot生成AI連携ドライバ設定)の変更があるか
アップデートにより、各機能の入力パラメータに変更があるか
3.4.3.2. 推奨アクション¶
影響を最小限に抑えるため、以下の対応を検討してください。
- アップデートの準備
- アップデートに備えて、モデル変更観点の手順書を整備する。(例:モデル設定・有効化の手順など)
- 設定・各機能の入力パラメータの見直し
- 設定ファイル(IM-Copilot生成AI連携ドライバ設定)を確認、必要に応じて更新する。
- IM-LogicDesignerタスクやAPIの入力パラメータを確認、必要に応じて更新する。(例:モデルID)
- テスト環境での検証、適用判断
- 本番環境に適用する前に、ステージング環境で動作確認を行う。
- 特にモデルの挙動や性能に関する観点で検証する。
- 検証結果を基に本番環境においてモデル変更を実施する。
3.4.4. トラブルシューティング¶
生成AIの利用に際して、問題が発生した場合は、以下のような対応を行うことで原因の特定と解決が可能です。
- 生成AIに接続できない場合
- ネットワークやProxy設定で制限されていないか確認する
- APIキーや認証情報が正しいか確認する
- 接続先のエンドポイントURLが正しいか確認する
- サービス側の障害情報(ステータスページなど)を確認する
- 接続時のログ内容を確認し、エラーコードやメッセージをもとに原因を特定する
- モデルが利用できない場合
モデル名が正しいか確認する
モデルが有効化されているか確認する
- 利用中のリージョンやプロファイルに制限がないか確認する
- 例:Amazon Bedrock の場合は、推論プロファイルが正しく設定されているかを確認する
- モデルの応答が不安定・遅延する場合
他のサポートモデルで再検証する
入力形式やパラメータを見直す
- 処理が同一リソース上で集中している場合、処理の分離やスケジューリングの工夫を検討する
- 例:RAGなどの埋め込みジョブを深夜帯に実行するなど
- 意図しない応答・精度が低下した場合
- 各生成AIサービスの仕様変更、アップデートによる挙動変化を確認する
- 過去の応答との比較検証を行う
- 入力プロンプトや前処理を見直す