6.1. Wiki アシスタントのセットアップ¶
Wiki アシスタントのセットアップ方法について説明します。
項目
6.1.1. Wiki アシスタントについて¶
Wiki アシスタントは IM-Wiki内の情報をチャット形式で問い合わせ可能にする機能です。
Wiki アシスタントの特徴は以下の通りです。
IM-Wikiの任意のコンテンツに対してアシスタントを作成、利用できます。
Wiki アシスタントの作成単位は「1 Wiki コンテンツ」=「1 Wiki アシスタント」です。
- 各 Wiki アシスタントは認可設定を持っており利用可能なユーザを制御可能です。
機能の詳細については、「IM-Knowledge管理者操作ガイド」 - 「Wiki アシスタント」を参照してください。
注意
Wiki アシスタントは、intra-mart Accel Platform で提供しているベクトルデータベースアクセス機能を利用して検索拡張生成(RAG)による応答を行います。応答生成時にはキーワード検索とベクトル類似性検索で情報収集を行いますが、標準のベクトルデータベースアクセス機能では、日本語と英語の検索キーワード抽出トークナイザのみ提供しています。そのため、日本語・英語以外の言語ではキーワード抽出ができず、キーワード検索による情報収集が不十分となり、回答精度が低下する可能性があります。
6.1.2. セットアップ手順¶
6.1.2.1. 生成AIサービスとモデル¶
Wiki アシスタントにおけるサポートモデルは、「サポートモデル」を参照してください。
コラム
Wiki アシスタント 専用の個別パラメータを使用することで、Wiki アシスタント 向けのモデル指定が可能です。
詳細は「関連情報」-「機能別モデル設定パラメータ名一覧」を参照してください。
コラム
Wiki アシスタント が呼び出される際には、下記の処理が実行されます。
1. 質問: ユーザが質問をします。
2. クエリ生成: ユーザの質問に基づき、「a. クエリ生成用チャットモデル」を呼び出して効果的な検索クエリを生成します。
3. 類似検索: クエリをベクトル化し、類似するベクトルを持つチャンクを検索します。
4. 回答生成: ユーザの質問と検索結果をコンテキストとして、「b. 回答生成用チャットモデル」を呼び出して最終的な回答を生成します。
「a. クエリ生成用チャットモデル」と「b. 回答生成用チャットモデル」は Wiki アシスタント 専用の個別パラメータを使用して別々で設定可能です。
詳細は「関連情報」-「機能別モデル設定パラメータ名一覧」を参照してください。
6.1.2.2. 生成AI連携ドライバ設定¶
Wiki アシスタントは、生成AI連携ドライバ設定 ファイルの一番初めに記載されているドライバ設定を基に生成AIサービスに接続します。
- 生成AI連携ドライバ設定 ファイルにテナントドライバ情報設定(drivers)の設定が存在する場合、その xml 内で一番初めに記載されているドライバ設定を基に生成AIサービスに接続します。
- テナントドライバ情報設定(drivers)の設定が存在しない場合は、デフォルトドライバ情報設定(default-drivers)の xml 内で一番初めに記載されているドライバ設定を基に生成AIサービスに接続します。
6.1.2.3. IM-Jugglingプロジェクトの編集¶
ご利用のIM-Jugglingプロジェクトに、IM-Wiki Copilotモジュールを追加してください。
IM-Wiki Copilotモジュールは、[標準アプリケーション - IM-Knowledge] 配下に存在します。
6.1.2.4. テキスト抽出設定¶
Wiki アシスタントは、添付ファイルのテキスト抽出にテキスト抽出機能(ND Universal Extractor)を利用します。
必要に応じて、テキスト抽出機能のテキスト抽出設定の調整を検討してください。
設定内容の詳細については、 「設定ファイルリファレンス」 - 「テキスト抽出設定」 を参照してください。
6.1.2.5. ベクトルデータベース接続設定¶
Wiki アシスタントは、テナント環境セットアップでベクトルデータベース接続情報の設定が必要です。
設定内容の詳細については、 「テナント環境セットアップ」 - 「ベクトルデータベース接続情報」 を参照してください。
6.1.2.6. テナントセットアップ後の設定¶
テナントセットアップ後、運用に合わせて Wiki アシスタントに関する設定が必要です。
設定内容の詳細については、「IM-Knowledge管理者操作ガイド」 - 「Wiki アシスタント」を参照してください。
6.1.3. 運用時の注意事項¶
6.1.3.1. 生成AIサービス・埋め込みモデル変更時の対応¶
Wiki アシスタント の運用中に、生成AIサービスまたは埋め込みモデルを変更した場合は、既存のベクトルデータの再構築が必要です。
詳細は「ジョブ・ジョブネットリファレンス」- 「Wiki アシスタント同期」を参照してください。
注意
埋め込みモデルが変更されると、同じテキストでも異なるベクトル値が生成されるため、既存のベクトルデータと新しいクエリのベクトルが適切に比較できなくなります。
そのため、変更後の埋め込みモデルを使用してすべてのコンテンツを再度ベクトル化し、ベクトルデータベースを更新する必要があります。

