3.2. Azure OpenAI Serviceのセットアップ¶
IM-Copilot を利用するための Azure OpenAI Service のセットアップ方法について説明します。
3.2.1. 前提条件¶
当セットアップ手順は2024年3月末時点の Azure OpenAI Service 公開情報をもとに、セットアップの主な流れを記載しています。詳細な手順については Azure OpenAI Service 側のドキュメント、および、最新情報も参照してください。コラム
Azure OpenAI Service ドキュメント
3.2.2. セットアップ手順¶
3.2.2.1. Azure OpenAI Service アカウント作成¶
- https://azure.microsoft.com にアクセスしてください。
- 「無料アカウント」をクリックしてください。
- 「無料で始める」をクリックしてください。
- 以降は表示された画面内容に従ってアカウントを作成してください。
- アカウント作成に成功後、ログインしてください。
3.2.2.2. リソースグループ作成¶
- Azureポータル( https://portal.azure.com/#home ) にアクセスしてください。
- サイドメニューから「リソースグループ」を選択してください。
- 「作成」をクリックしてください。
- 以降は表示された画面内容に従ってリソースグループを作成してください。
3.2.2.3. リソース作成¶
- Azureポータル( https://portal.azure.com/#home ) にアクセスしてください。
- 「リソースの作成」をクリックしてください。
- 検索欄に「OpenAI」を入力してください。
- 検索結果の Azure OpenAI の「作成」をクリックしてください。
- 以降は表示された画面内容に従ってリソースを作成してください。
- 作成したリソースの名前(インスタンスの名前)をメモ帳などに控えてください。
注意
作成中に以下メッセージが表示された場合、審査申請を行ってください。「Azure OpenAIサービスへのアクセスを要求するには、ここをクリックしてください。」審査完了後にリソース作成を再開してください。
3.2.2.4. モデルデプロイ¶
- Azureポータル( https://portal.azure.com/#home ) にアクセスしてください。
- 先ほど作成したリソースを選択してください。
- サイドメニューから「モデル デプロイ」を選択してください。
- 以降は表示された画面内容に従ってモデルをデプロイしてください。
コラム
intra-mart Accel Platform では用途ごとに標準で以下のデプロイ名を利用します。利用する用途に応じて、以下のベースモデル名・デプロイ名でモデルをデプロイしてください。
- チャット用途のモデルをデプロイする場合
- ベースモデル名:gpt-4o
- デプロイ名:gpt-4o
- 画像生成用途のモデルをデプロイする場合
- ベースモデル名:dall-e-3
- デプロイ名:dall-e-3
- 埋め込み用途のモデルをデプロイする場合
- ベースモデル名:text-embedding-ada-002
- デプロイ名:text-embedding-ada-002
- 文字起こし用途のモデルをデプロイする場合
- ベースモデル名:whisper
- デプロイ名:whisper
コラム
LogicDesignerタスク や アクション API 利用する際にモデルにデプロイ名を指定することで任意のモデルを実行可能です。コラム
リソースのリージョンによって選択できないベースモデルがある場合があります。
3.2.2.5. APIキー作成¶
- Azureポータル( https://portal.azure.com/#home ) にアクセスしてください。
- 先ほど作成したリソースを選択してください。
- 「キーを管理するにはここをクリック」をクリックしてください。
- 表示されている「APIキー」と「エンドポイント」をメモ帳などに控えてください。後の手順で利用します。
3.2.2.6. 課金設定(任意)¶
- Azureポータル( https://portal.azure.com/#home ) にアクセスしてください。
- 「コストの管理と請求」をクリックしてください。
- 以降は表示された画面内容に従って課金設定を行ってください。