2. はじめに¶
2.1. 本書の目的¶
本書では IM-ContentsSearch for Accel Platform の機能を利用して、独自に検索機能の開発を行うために必要となる基本的な方法や注意点等について説明します。
2.2. 対象読者¶
次の開発者を対象としています。
- 独自に開発したアプリケーションを IM-ContentsSearch による全文検索の対象としたい。
- 独自の全文検索画面を作成したい。
次の内容を理解していることが必須となります。
- Javaの基礎
2.3. 対象開発モデル¶
本書では以下の開発モデルを対象としています。
- JavaEE開発モデル (検索対象の作成)
- スクリプト開発モデル (検索結果テンプレートの作成)
2.4. 用語解説¶
本書における文言の表記について記載します。
- IM-ContentsSearch for Accel Platform を省略して IM-ContentsSearch と表記します。
- Apache Solr を省略して Solr と表記します。
- リレーショナルデータベース を省略して RDB と表記します。
2.5. サンプルコードについて¶
本書に掲載されているサンプルコードは可読性を重視しており、性能面や保守性といった観点において必ずしも適切な実装ではありません。サンプルコードを参考に開発される場合には、十分に注意してください。
2.6. 本書の構成¶
IM-ContentsSearch の概要や動作の概念について説明します。 検索処理の実装、および、検索対象となるコンテンツ作成の実装に共通して必要となる情報について説明します。 検索処理のプログラミング方法について説明します。 全文検索対象となるコンテンツの作成、および、クローラを作成するプログラミング方法について説明します。 標準の全文検索機能を利用するために必要な設定や、プログラミング方法について説明します。 実装における注意事項などの情報を記載します。