2. はじめに¶
2.1. 本書の目的¶
本書では、認証機能の仕様について説明します。説明範囲は以下のとおりです。
- 認証機能の利用方法
- 設定の変更方法
- 認証機能を利用したアプリケーションの開発のための情報や注意点
2.2. 対象読者¶
本書では次の開発者を対象としています。
- 認証機能の仕組みを理解したい。
- 認証機能を利用した実装をしたい。
次の内容を理解していることが必須です。
JavaEE を利用したWebアプリケーションの基礎
アクセスコンテキストについて
ログイン・ログアウト処理はアクセスコンテキストの切り替え機能により実現されています。あわせて 「アクセスコンテキスト仕様書」 を参照してください。
2.3. 対象開発モデル¶
本書では以下の開発モデルを対象としています。
JavaEE開発モデル
スクリプト開発モデル
なお、スクリプト開発モデルでは、一部の認証機能の実装はできません。