intra-mart Accel Platform Box連携モジュール 利用ガイド 第6版 2023-10-01

5. セットアップ(intra-mart)

ここでは Box連携 のインストールと設定手順のうち、 intra-mart Accel Platform にて行う事項を説明します。
インストールと設定は、 IM-Juggling 、および、設定ファイルアップロード画面にて行います。
以下の手順を行うことで Box連携 を intra-mart Accel Platform 上で利用できます。

5.1. モジュールの追加

Box連携 を利用するため、追加機能より「Box 連携」モジュールを選択し WARファイルを作成します。

  1. [追加機能 - 外部システム連携機能 - Box 連携]モジュールを選択します。

    ../../../_images/setup_iap_01.png
    図:「IM-Juggling モジュール構成」画面
  2. その他、任意の設定を行い、WARファイルを作成します。

5.2. 設定ファイルのアップロード

Box 開発者コンソールからダウンロードした設定ファイルを intra-mart Accel Platform にアップロードし、登録します。
登録した設定ファイルは、 Box への接続時の認証に用いられます。
  1. テナント管理者でログインし、「サイトマップ」→「Box」→「Box連携設定」をクリックし、「設定ファイルアップロード」画面を開きます。

    ../../../_images/setup_iap_02.png
    図:「設定ファイルアップロード」画面
  2. 「設定ファイル」に、Box管理者コンソールからダウンロードした<config.json>ファイルを指定します。

  3. 「アップロード」ボタンをクリックします。

5.3. BoxユーザIDとiAPユーザのマッピング

Boxユーザに対応するiAPユーザが存在する場合、 intra-mart Accel Platform にBoxユーザIDを登録しておくことができます。
BoxユーザIDを登録したiAPユーザは、ユーザ切り替えタスクにおいて、BoxユーザIDを直接指定する代わりにユーザコードを指定できます。
BoxユーザIDの確認方法については、BoxユーザIDの確認を参照してください。
intra-mart Accel Platform にBoxユーザIDを登録する方法は、以下の通りです。
  1. 対象のユーザでintra-mart Accel Platform へログインし、サイトマップより「個人設定」 - 「プロファイル」をクリックします。

  2. ツールバーの「外部システムユーザ識別子設定」をクリックします。

    ../../../_images/setup_iap_03.png
    図: 「プロファイル」画面
  3. 外部システム名が「Box」の行の「ユーザ識別子」に連携先のBoxユーザIDを貼り付けて「変更」ボタンをクリックします。

    ../../../_images/setup_iap_04.png
    図:「外部システムユーザ識別子設定」画面

5.4. BoxユーザIDとiAPユーザの一括マッピングジョブ

intra-mart Accel Platform 2022 Winter(Freesia) 以降では、連携先のBoxに存在するユーザのIDを、intra-mart Accel Platform に一括登録する機能を利用できます。
この機能は、ジョブ・ジョブネットにて提供しています。
紐づけには、Boxユーザのメールアドレスと、iAPのユーザプロファイルに設定された「メールアドレス1」の値を利用します。
本機能では、上記メールアドレスが同一であるユーザの「外部システムユーザ識別子」に対して、BoxユーザIDを自動で一括登録します。
本機能は、intra-mart Accel Platform 2022 Winter(Freesia) 以降でテナント環境セットアップを行うことで、ジョブネット管理画面から実行できます。

コラム

連携先Boxのユーザのメールアドレスとユーザプロファイルの「メールアドレス1」が等しいユーザに対して既に「外部システムユーザ識別子」が登録されている場合は、本ジョブの実行によって上書きされます。
また、以下のiAPユーザには影響を与えません。
  • ユーザプロファイルの「メールアドレス1」が空欄であるユーザ
  • 「メールアドレス1」に設定されたメールアドレスが連携先Boxに登録されていないユーザ
対象ユーザは、ジョブ実行時点で有効なユーザのみです。

5.4.1. セットアップ方法

  1. 追加機能より「Box 連携」モジュールを選択し WARファイルを作成します。このとき、「Box 連携」のバージョンが8.0.2以降であることを確認します。

    ../../../_images/setup_iap_05.png
    図:「IM-Juggling モジュール構成」画面
  2. WARファイルのデプロイ後、テナント環境セットアップを実行することにより、ジョブ・ジョブネットがインポートされます。

  3. Boxユーザと紐づけたいiAPユーザに対し、共通マスタ画面より、プロファイルの「メールアドレス1」を設定します。
設定するメールアドレスは、紐づけの対象とするBoxユーザのメールアドレスと同じものとしてください。
../../../_images/setup_iap_06.png
図:「ユーザ詳細」画面 - 「プロファイル」タブ

5.4.2. ジョブ実行方法

  1. テナント管理者でログインします。

  2. ジョブネット管理画面を開き、[ジョブネット一覧 - IM-Box - Boxユーザ一括連携]を選択します。
    ../../../_images/setup_iap_07.png
    図:「ジョブネット管理」画面
  3. 即時実行ボタンをクリックします。