intra-mart Accel Platform 2023 Autumn(Hollyhock) リリースノート 第2版 2023-10-31

9.2.17. プロジェクトチーム機能

9.2.17.1. プロジェクトチームはIM-共通マスタのマスタ情報として登録されます。

  • プロジェクトチームはIM-共通マスタのマスタ情報として登録されるため、IM-共通マスタの仕様および、制限に準拠します。

    • プロジェクトチームを登録した場合、IM-共通マスタの会社・組織の各エンティティのレコードにプロジェクトチームの情報が追加されます。
    • プロジェクトチームのメンバーの所属は、IM-共通マスタの会社・組織の組織所属で所属情報が管理されます。
    • プロジェクトチームの役職として「リーダー」が追加され、IM-共通マスタの会社・組織の役職のレコードがプロジェクトチームごとに追加されます。

9.2.17.2. プロジェクトチームのマスタ情報の編集はプロジェクトチーム機能の画面で行ってください。

  • IM-共通マスタの会社・組織、役職、組織所属の編集画面ではプロジェクトチームの会社・組織、役職、組織所属の情報を編集することができません。

9.2.17.3. IM-共通マスタのAPIやエクスポートを利用してマスタ情報を取得する場合、プロジェクトチームのマスタ情報も取得されます。

  • プロジェクトチームはIM-共通マスタのマスタ情報として扱われるため、IM-共通マスタのAPIやテーブルを利用したプログラムおよび、機能を利用してマスタ情報を取得する場合はプロジェクトチームの情報が取得データに含まれます。

9.2.17.4. IM-共通マスタのAPIやインポートを利用してプロジェクトチームのマスタ情報を操作した場合、正常に利用できない可能性があります。

  • IM-共通マスタに登録されるプロジェクトチームのマスタ情報は以下の情報が登録され、IM-共通マスタのAPIやインポートを利用して変更した場合、正常に利用できない可能性があります。

    • プロジェクトチーム1つに対して、登録される会社・組織セット・組織は1つずつであり、複数の組織および、下位組織を持ちません。
    • 各マスタ情報の期間化情報は、開始日がシステム開始日で終了日がシステム終了日の1つの期間です。
    • 役職「リーダー」の役職コードは「leader」で固定です。

9.2.17.5. アプリケーション設定ファイルおよび、機能設定ファイルについて制約があります。

  • 設定ファイル

    • アプリケーション設定ファイル(improject-application-config)
    • 機能設定ファイル(improject-function-config)
  • 運用開始後に各設定ファイルを削除することはできません。
  • application-cdおよび、function-cdを運用開始後に変更することはできません。
  • 運用開始後に認可ポリシー設定を追加した場合、追加した認可ポリシー設定を反映するためには、プロジェクトチームごとに利用機能の更新を実行する必要があります。

9.2.17.6. プロジェクトチームの認可サブジェクトに設定されているポリシーを変更している場合、利用機能更新後にポリシーを再設定する必要があります。

  • プロジェクトチームの認可サブジェクトに設定されているポリシーを変更している場合、利用機能更新後にポリシーを再設定してください。

    利用機能を設定してプロジェクトチームを作成する際に、作成するプロジェクトチームの認可サブジェクトが2つ(メンバー用とリーダー用)作成されます。
    プロジェクトチーム作成時にはこの2つの認可サブジェクトに対して、利用機能ごとに設定されているポリシーが設定されます。
    利用機能を更新する際には、更新したプロジェクトチームの認可サブジェクトに設定されているポリシーを一度削除します。
    ただし、improject-project-authz-config に記載しているポリシーについては更新前の状態を維持します。

9.2.17.7. プロジェクトチームの招待情報を作成した場合、招待情報の認可リソースが作成されます。

  • 作成された招待情報の認可リソースのポリシーの設定を認可設定画面から変更することはできますが、この認可設定は利用されません。

9.2.17.8. プロジェクトチームから脱退した後は、ログアウト操作を行い再度ログインを行ってください。

  • プロジェクトチームから脱退を行った際に、引き続き同じプロジェクトチームに所属するユーザとして操作できてしまいます。
    プロジェクトチームから脱退した後は、ログアウト操作を行い再度ログインを行ってください。

9.2.17.9. プロジェクトが無効な状態でも利用機能に設定されているアプリケーションのアプリケーションライセンスは付与されます。

  • ステータスが無効な状態のプロジェクトチームの所属メンバーや利用機能を変更した場合、利用機能に設定されているアプリケーションのアプリケーションライセンスはプロジェクトチームに所属しているメンバーに対して付与されます。