intra-mart Accel Platform 2024 Spring(Iris) リリースノート 初版 2024-04-01

9.3.1. メニュー

9.3.1.1. メニューの表示項目は、ユーザが再ログインするまで反映されないことがあります。

  • メニュークリック時の遷移先画面に対する実行権限が無い場合、
    表示されているメニューをクリックしても403エラーでアクセスすることはできない為、セキュリティ上で問題となることはありません。

9.3.1.2. IFRAMEを使用したページをマイメニューに登録して開くとページが表示できない場合があります。

  • メニュー設定で “IFRAME 表示” をオンにしたメニューにアクセス後、ページをマイメニューに登録します。
    その後、登録したマイメニューからページを表示すると、IFRAME 内の実装によっては以下の事象が発生します。
    • IFRAME のページ遷移が反映されず、初期表示状態となる
    • ページ表示時にエラーが発生し、ページが表示できない
    • 外部メニュー連携機能で取得した外部メニューの場合、リクエスト情報不正エラーが発生し、ページが表示できない。
    下記の回避策があります。
    • グローバルナビやサイトマップに定義されているメニューであれば、マイメニュー設定画面において
      グローバルナビ・サイトマップからメニューアイテムをコピーすることで回避できます。

9.3.1.3. ランチャー上でのマイメニュー編集操作は行えません。

  • マイメニューへの追加はできますが、移動やソート順の変更、名称変更、削除等の操作は行えません。
    回避方法としてマイメニュー設定画面で操作する事ができます。

9.3.1.4. セッションを利用したページは、マイメニューから開けない場合があります。

  • セッションを使用して情報を保持しているページの場合、ログアウトによってセッションの内容がクリアされてしまうと、ページを正しく表示できなくなることがあります。
    該当ページの場合、マイメニューに登録しても、マイメニューからページを開いたときにエラーが発生し、表示できない可能性があります。
    下記の回避策があります。
    • 業務画面の入り口のリンクを登録する必要があります。
      (グローバルナビ・サイトマップからコピーするなど)

9.3.1.5. メニュー構成の設定画面において、メニューアイテムの 「URL」 に 「./」 や 「../」 を使用すると、そのメニューアイテムに対して認可が行われず、グローバルナビやサイトマップ等に常時表示されます。

  • メニュー構成の設定画面において、メニューアイテムの 「URL」 に 「./」 や 「../」 を使用すると、
    そのメニューアイテムに対して認可が行われず、グローバルナビやサイトマップ等に常時表示されます。
    なお、メニュー押下後の画面は、認可設定に則って権限チェックが行われます(権限がない場合は、403 Forbidden が返却されます)。
    下記の回避策があります。
    • メニューアイテムの URL には 「./」 や 「../」 を含めないようにしてください。

9.3.1.6. メニューの IFRAME リダイレクタにおける画面遷移で注意があります。

  • 通常、401エラーが発生した場合、表示されているボタンをクリックしログインを行うと、
    ログイン後にアクセスしようとした画面が表示されます。
    しかし、IFRAME リダイレクタで表示されたページの場合、ログインを行うとホーム画面に遷移します。

9.3.1.7. メニューアイテムのアイコンに規定サイズ外のアイコンを指定すると正しく表示されません

  • 例えば、PC用グローバルナビに16x16より大きなサイズのアイコンを指定するとアイコンが見切れてしまいます。
    PC用グローバルナビ・サイトマップは16x16のアイコンを想定しています。

9.3.1.8. マイメニューに登録できるメニューアイテムはサイトマップにあるメニューアイテムが対象です。

  • マイメニューはブラウザのブックマークと同様の機能です。
    ブラウザのブックマーク同様に、登録した時点のメニューを呼び出しても正常に画面表示されない場合があります。
    例:ポ―トレット新規登録画面

9.3.1.9. テナント管理のメニュー設定画面にて、ノードのドラッグアンドドロップが動作しない場合があります。

  • 「テナント管理」-「メニュー設定」画面にて、「エクスポート」ボタンよりダイアログを表示します。
    画面左側のグローバルナビ、画面右側のサイトマップ、ダイアログにエクスポートで3つのツリーが表示されます。
    ダイアログは最初空のツリーが表示されていますが、その中のいずれかのノード または、残りの2つのうちのどちらかのノードにドラッグアンドドロップした際に、2つのうちの実際にドロップした方とは別のノードにドロップされてしまう場合があります。
    本制限は、jstree ライブラリそのものの不具合により発生している制限です。

    本事象が発生した場合は、誤ってドロップされたツリー側の [最新情報] アイコンをクリックする、または、メニュー設定画面全体の [最新情報] アイコンをクリックしてください。

9.3.1.10. ホームURLを/home以外に設定すると、スマートフォンの画面上からグローバルナビへ遷移できなくなります。

  • テナント情報のホームURLを、初期設定の「/home」以外に変更した場合、スマートフォン版メニューのホームボタンをタッチした際に、
    ホームURLに設定したページへアクセスするため、グローバルナビへ遷移できなくなります。
    (ブラウザのアドレスバーに ≪コンテキストパス≫/menu/sp を直接入力することにより、グローバルナビへ遷移することは可能です。)
    ホームURLにはスマートフォンのメニューが表示されるパスを指定してください。
    スマートフォンで特定のURLにアクセスしたときにメニューを表示するには以下のスクリプト開発モデルルーティング設定を追加します。
    <file-mapping path="/≪任意のパス≫" client-type="sp" page="/menu/global_nav/views/global_nav_sp">
      <authz uri="service://mobile_framework/global_nav" action="execute" />
    </file-mapping>
    

9.3.1.11. 標準テーマおよびSlim Dropdownテーマではグローバルナビの表示メニューグループ数をウィンドウの幅におさまる件数に設定してください。

  • グローバルナビの表示メニューグループ数が多い場合、ユーティリティメニューに重なって表示されたり、改行されてメインコンテンツに重なって表示されたりします。
    「ユーティリティメニュー」→「個人設定」→「メニュー表示」から「グローバルナビ最大表示数」を設定して、ウィンドウの幅におさまる件数に設定してください。

    なお、テナントのデフォルト値は「サイトマップ」→「テナント管理」→「テナント情報」→「メニュー表示」で設定可能です。

注意

Slim Side Menuテーマでは「メニュー表示」の「グローバルナビ設定」および「ユーザ名表示エリア設定」の設定は適用されません。

9.3.1.12. ジョブ経由でインポート、または、APIを使用してメニューグループのソート順を更新した場合、認可リソースのソート順が同期されません。

  • 以下のいずれかの操作を行うと、認可リソースのソート順が同期されず、メニュー設定画面に表示されるメニューグループの順序と「権限設定」リンクから開く認可設定画面に表示されるリソースの順序が異なります。
    1.既存のメニューアイテムに対してソート順 (sort-number) を別の値に変更したデータを
    ジョブ経由でインポートします。
    2.MenuItemManager API を利用して、既存のメニューアイテムに対してソート順を変更します。

    この現象が発生した場合、以下の手順で回避できます。
    1.サイトマップから 「テナント管理」-「メニュー」 を開きます。
    2.同期させたいメニューカテゴリのツリーで、任意のメニューグループを作成します。
    3.作成したメニューグループを削除します。

9.3.1.13. サイトマップのメニューグループを開閉すると、その他のメニューグループの表示位置が変わることがあります。

  • サイトマップの各リンクは、できる限り平衡化されるように、表示位置が自動調整されます。
    そのため、画面上の方に登録されているメニューグループや、比較的大きなリンクを持っているメニューグループを開閉すると、それより下部に表示されているメニューグループの表示位置が変わることがあります。