9.8.1. 互換¶
9.8.1.1. 旧バージョンから移行して互換機能を利用する場合は、version 7.2 においてIM-共通マスタとアプリケーション共通マスタが同期されている必要があります。¶
9.8.1.2. 新旧のマスタで許可されている文字に差異があります。¶
アプリケーション共通マスタから移行したデータにIM-共通マスタで(ユーザコード等で)許可されていない文字を利用している場合、取り扱うことができません。
9.8.1.3. ドキュメントワークフロー(BPW)の制限事項は intra-mart Web Platform 7.2 の制限事項に準拠します。¶
ドキュメントワークフロー(BPW)の制限事項は intra-mart Web Platform 7.2 の制限事項に準拠します。
9.8.1.4. プロセス定義名、タスク名に「,(半角カンマ)」および「#(半角シャープ)」は使用できません。¶
プロセス定義名、タスク名に「,(半角カンマ)」および「#(半角シャープ)」が含まれていると代理設定画面でエラーが発生します。
9.8.1.5. ドキュメントワークフローの「BPW管理者」ロールは削除しないでください。¶
ドキュメントワークフローでは、テナント環境セットアップで設定されたロールを元に管理者権限の判定を行っています。ロールを削除すると判定処理が正常に動作しません。管理操作を行う場合は、ユーザに「BPW管理者」ロールを付与してください。
9.8.1.6. パスワード保存方式が「ハッシュ化」の場合、アカウント情報のパスワードが取得できません。¶
パスワード保存方式が「ハッシュ化」の場合は平文のパスワードを取得できないため、AccountManager等で扱われるAccountからパスワードの値が基本的に取得できません。このため、互換機能におけるアカウント操作については、動作の保証外です。
9.8.1.7. 互換機能の制限事項は intra-mart Web Platform 7.2 の制限事項に準拠します。¶
互換機能の制限事項は intra-mart Web Platform 7.2 の制限事項に準拠します。
9.8.1.8. ドキュメントワークフローにて、intra-mart Web Platform 利用時より入力可能文字数が少なくなる場合があります。¶
intra-mart WebPlatform(以下iWP) を運用時のサーバエンコーディングがShift_JIS/EUCの場合、intra-mart Accel Platform(以下iAP) 移行後の入力可能文字数が少なくなる場合があります。対象の入力項目は以下の通りです。
プロセス名 申請時コメント 審議コメントドキュメントワークフローの入力文字数チェックでは、String#getBytes(引数なし)の戻り値であるbyte配列の長さと、各入力項目の許容byte数(定数)を比較しています。UTF-8で運用されている環境においては、String#getBytes(引数なし)を実行すると、UTF-8でエンコーディングされたbyte配列が返却されます。入力した文字列がUTF-8で3byteまたは4byteにエンコーディングされる場合、iWP利用時のbyte配列の長さより大きくなります。したがって入力文字列によっては、iWP利用時で許容された入力文字数が、iAP利用時には許容されなくなる場合があります。