9.4.1. IMBox¶
9.4.1.1. 過去に利用したユーザコードの再利用は推奨しません。¶
過去に一度利用されたユーザコードは再度利用しないことを推奨します。ユーザコードを再利用した場合、同ユーザとして判断し過去のデータを閲覧できます。
9.4.1.2. OpenGraph を表示する文字コードの指定がない場合、UTF-8に変換します。¶
OpenGraph では、対象サイトのMETAタグに指定されている文字コードを取得し変換します。対象サイトに文字コードの指定がない場合、UTF-8固定で対象サイトを変換します。
9.4.1.3. タグ一覧のソート順序は Apache Cassandra の内部ソートに依存します。¶
9.4.1.4. DirectMessage の返信時に会社に所属していないユーザにも返信されます。¶
DirectMessage の返信時に、スレッド参照可能者に会社に所属しているユーザであるかのチェック処理は行っていません。会社に所属していないユーザにも返信されますが、返信先のユーザは確認する事ができません。
9.4.1.5. タグで利用できる文字数に上限があります。¶
タグはURLとして使用するため、URLで使用できる文字数を超えるとエラーが発生します。そのため文字数の上限を20文字に設定しています。
9.4.1.6. タグに関する制約があります。¶
- タグのみのフォロー時にフォローしていないユーザより投稿が行われた場合、MyBoxに新着通知が行われません。
- フォローしているタグがスレッドに付けられた場合、再描画を行わないとメッセージは表示されません。
- フォローしているタグがスレッドより削除された場合、メッセージはMyBoxから削除されません。
9.4.1.7. IMBox を利用するユーザに関する制約があります。¶
IMBox を利用するユーザは会社に所属を行っている必要があります。複数会社に所属、かつ、主所属のない場合は、必ず所属を選択している必要があります。また、所属を行っている会社に対する認可権限が有効となっている必要があります。
9.4.1.8. 新着メッセージに関する制約があります。¶
新着メッセージが同じタイミングで2件以上投稿された場合、新着通知が2回表示される場合があります。1度目の新着通知ですべてのメッセージを取得すると新着通知だけ表示されてしまいます。
9.4.1.9. タイムラインに表示されていないメッセージに対する制約があります。¶
タイムラインに表示されていないメッセージに対する返信が同じスレッド内に3件以上ある場合、新着表示が2件だけとなり、残りの新着表示は表示されているリンクをすべてクリックする必要があります。
9.4.1.10. タイムラインに表示される投稿先(会社名)はテナントロケールで表示されます。¶
タイムラインに表示される投稿先(会社名)はテナントロケールで表示されます。ユーザが選択したロケールでの表示ではありません。
9.4.1.11. 投稿失敗時のサーバサイドの必須エラーメッセージが不適切です。¶
メッセージの投稿に失敗した際のサーバサイドから返すエラーメッセージに、不適切な文字列(変数名)が含まれます。クライアントサイドのバリデーションを回避してサーバサイドに空文字などのメッセージを送った場合に発生します。
9.4.1.12. ユーザコード、タグに利用できる文字に制限があります。¶
ユーザコード、タグには、次の文字列は使用できません。
■ユーザコード `/\:*?"<>|#{}%&~` 先頭のアンダースコア 例 : _test 連続したピリオド 例 : te......st 最後のピリオド 例 : test. 先頭のピリオド 例 : .test 先頭、最後の半角スペースは削除されます。 先頭、最後の全角スペースは削除されます。 「setprofile」 ■タグ ?(/ 最後のピリオド 例 : test. 先頭のピリオド 例 : .test 先頭、最後の半角スペースは削除されます。 先頭、最後の全角スペースは削除されます。 ■companyCd 先頭の連続したピリオド 例 : ..test ※文字の間にピリオドを含む文字列は使用できます。先頭および、末尾の半角・全角スペースは削除されます。
9.4.1.13. ユーザ情報を削除した場合に、投票したアンケート情報が残ります。¶
2013 Winter(8.0.6) で追加される Cassandra 上のユーザ情報を削除する機能を利用した場合、ユーザの情報を物理削除することが可能となりましたが、削除されたユーザが過去に投票した情報のみ、残ってしまいます。
9.4.1.14. Cassandraのクライアント接続ポート(rpc_port)には9160以外を設定できません。¶
Cassandraのクライアント接続ポート(rpc_port)を9160以外に設定するとエラーログが大量に出力されます。また、新規ノードの検出ができなくなるため、必ず9160を設定してください。
9.4.1.15. 「グループ編集」画面の公開先会社に参照権限の無い会社が表示される場合があります。¶
複数の会社がグループの公開先会社に設定されている場合、認可の参照・編集権限の無い会社でも公開先会社として表示・編集できます。
9.4.1.16. iPadOS はチャット機能を利用できないことがあります。¶
チャット機能の利用可否は、端末のユーザエージェントで判断しています。このため、Safari の設定である「デスクトップ用Webサイトを表示」が有効でない場合はチャット機能は利用できません。
9.4.1.17. チャット機能を有効にした場合にフッタのTOPリンクが利用できなくなります。¶
チャット機能を有効にした場合にフッタのTOPリンクがチャットの下に隠れてしまうため、利用できません。
9.4.1.18. 画面を表示してから一定時間新着メッセージが受信されなかった場合に、それ以降の新着メッセージが表示されなくなります。¶
画面を表示してから一定時間新着メッセージが受信されなかった場合に、それ以降の新着メッセージが表示されなくなります。再度新着メッセージを表示させるためには、画面をリロードしてください。
9.4.1.19. チャット機能において新着メッセージが遅れて表示される場合があります。¶
以下の理由により新着メッセージが遅れて表示される場合があります。
Resin をご利用の場合、非同期サーブレットの仕様によりクライアントにメッセージを返却する処理が遅れることがあります。 ネットワーク環境やサーバ環境よって処理が遅れることがあります。再度新着メッセージを表示させるためには、画面をリロードしてください。