9.2.7. IM-共通マスタ¶
9.2.7.1. IM-共通マスタで利用したい言語データは全て登録する必要があります。¶
IM-共通マスタで利用したい言語データは全て登録する必要があります。例として、日本語と英語を利用したい場合、IM-共通マスタの項目には各言語のデータを全て登録しておく必要があります。IM-Workflow等のアプリケーションでは全ての言語データが必要です。
9.2.7.2. IM共通マスタのインポート実行中に関連する他の操作またはインポートを実行してはいけません。¶
IM共通マスタのインポート実行中に関連する他の操作・インポートを実行してはいけません。例:・「会社・組織」のインポート実行中に「ユーザ」のインポートを行う。・「パブリックグループ」のインポート実行中に「ユーザ」のインポートを行う。・「会社・組織」のインポート実行中に画面から「ユーザ」の操作を行う。変更途中でユーザの所属情報を変更しようとするため、データの不整合によりエラーが発生します。このようにインポート実行中には関連するデータの更新を行わないでください。
9.2.7.3. condition 指定(AppCmnSearchCondition)について¶
API の condition 指定で構成する SQL の preparedStatement に指定されるプレースホルダの最大数を指定した場合、SQLException が発生します。
9.2.7.4. 会社の認可制御に利用できるサブジェクトリゾルバはDeclaredSubjectResolverのみです。¶
会社には認可制御(アクセス権)が可能ですが、認可のサブジェクトを解決するために利用するサブジェクトリゾルバは、DeclaredSubjectResolverインタフェースを実装したリゾルバのみ利用できます。
9.2.7.5. 期間表示スクロールバーは期間のスケールを短縮して表現しています。¶
期間表示スクロールバーでシステム終了日を含む期間の時、左端に表示する日付がスクロールバーのスケールと一致しません。期間表示スクロールバーを実際の日付のスクロールバーの長さにするとスクロールが長すぎてしまうための処置です。
9.2.7.6. 検索画面に指定する暗黙条件には数に限りがあります。¶
検索画面に指定する暗黙条件には数に限りがあります。内部処理で指定された条件を元にSQL文を構成します。このため、指定された条件が構成された SQL の preparedStatement に指定されるプレースホルダの最大数を指定した場合、SQLException が発生して検索が失敗します。
9.2.7.7. アプリケーション共通マスタからIM-共通マスタへの同期は行われません。¶
互換モジュールを利用した場合、アプリケーション共通マスタのメニューよりユーザプロファイル、会社・組織等の操作を行うと、IM-共通マスタへの同期は行われません。必ずIM-共通マスタのメニューより操作を行ってください。
9.2.7.8. 共通検索ダイアログでサイトツアーを呼び出した場合、キーボード操作ができない場合があります。¶
サイトツアーはキーボード操作によりステップの移動と終了を行う事ができますが、共通検索ダイアログではサイトツアーが生成した背景部分をクリックしないとキーボード操作ができません。
9.2.7.9. ユーザ検索のアルファベットの大文字・小文字/ひらがな・カタカナを区別しない検索を利用する場合、英数、ひらがな、カタカナを複合させたキーワードの検索はできません。¶
ユーザ検索のアルファベットの大文字・小文字/ひらがな・カタカナを区別しない検索を利用する場合、英数、ひらがな、カタカナを複合させたキーワードの検索はできません。IM-共通マスタのユーザ検索では、設定ファイルを変更することでアルファベットの大文字・小文字/ひらがな・カタカナを区別せずに検索することが可能です。しかし、「うえダたつオ」等の英数、ひらがな、カタカナを複合させたキーワードの場合、「うえだたつお」「ウエダタツオ」では検索結果に表示されません。
9.2.7.10. データベースでSQLServerを利用しているとき、利用している照合順序によって以下の制限があります。¶
データベースでSQLServerを利用しているとき、利用している照合順序によって以下の制限があります。
SQLServerでアルファベットの大文字・小文字/ひらがな・カタカナを区別しない照合順序を指定している場合、設定値にかかわらずアルファベットの大文字・小文字/ひらがな・カタカナを区別しないユーザ検索が行われます。 SQLServerでアルファベットの大文字・小文字/ひらがな・カタカナを区別する照合順序を指定しており、「fuzzy-search」の設定値が有効である場合、以下に該当するユーザ検索画面において「アルファベットの大文字・小文字を区別する設定」「半角・全角を区別する設定」「ひらがな・カタカナを区別する設定」をすべて区別しない設定として検索が行われます。
- imartタグ「imACMSearch」を利用しているユーザ検索画面
- imartタグ「imACMSearchDialog」を利用しているユーザ検索画面
詳細は「intra-mart Accel Platform 設定ファイルリファレンス」-「IM-共通マスタ」を確認してください。
9.2.7.11. IM-共通マスタ検索(オートコンプリート型)は、ご利用のDBによってキーワードの判定が異なります。¶
SQLServerをご利用の場合、全角・半角のキーワードは区別せず検索します。 PostgreSQL、Oracleをご利用の場合、全角・半角のキーワードを区別します。例 「アオヤギ」を検索する場合、「アオヤギ」をキーワードにすると検索できません。
9.2.7.12. IM-共通マスタ(BloomMaker版) ではURLに利用できないコードを持つデータを参照・編集することはできません。¶
IM-共通マスタ(BloomMaker版) ではREST APIを利用して画面を作成しているため、URLに利用できないID、コードを持つデータを参照・編集することはできません。
9.2.7.13. 特定の記号を利用している場合、データの参照はできません。¶
IISを利用している場合、「.(ドット)」「+(プラス)」を含むコードを持つデータの参照はできません。 IISを利用していない場合、「+(プラス)」を含むコードを持つデータを参照することはできません。
9.2.7.14. デフォルトで設定されている3言語(日本語・英語・中国語(簡体字))以外のシステムロケールを追加した環境では、 IM-共通マスタ(BloomMaker版) が正常に動作しません。¶
intra-mart Accel Platform では「 言語追加ガイド 」の手順に従って、システムロケールを追加できます。しかし、 IM-共通マスタ(BloomMaker版) では言語追加を実施した環境では正常に動作しません。
9.2.7.16. IM-共通マスタ メンテナンスの日付項目はユーザの表示、入力形式が適用されません。¶
IM-共通マスタ メンテナンスの日付項目はアカウントの個人設定「日付と時刻の形式」で指定した表示、入力形式ではなく、「yyyy/MM/dd」の形式が適用されます。
9.2.7.17. IM-共通マスタ 検索の検索基準日を変更する基本情報変更画面はユーザの入力形式が適用されません。¶
IM-共通マスタ 検索を表示する際、基本情報描画領域 Plugin に editable(編集可能)または master(編集可能+削除フラグ)を指定した場合、基本情報変更画面から検索基準日を変更できます。基本情報変更画面では検索基準日を直接入力できますが、アカウントの個人設定「日付と時刻の形式」で指定した入力形式ではなく、「yyyy-MM-dd」の形式が適用されます。