はじめに¶
本書の目的¶
本書では、 intra-mart Accel Platform の開発時や運用時に表示されるメッセージコードについて説明します。
対象読者¶
本書では次の読者を対象としています。
- intra-mart Accel Platform の開発時や運用時に表示されるメッセージコードの意味、原因、対応方法を調査したい方。
本書の構成¶
本書は以下のような構成となっています。
メッセージコードの一覧が記載されています。
各機能のメッセージコード
intra-mart Accel Platform が提供しているメッセージコードについて説明しています。
本書では、各メッセージコードについて、メッセージの文、考えられる原因、対応方法などを説明しています。 メッセージが警告であったりエラーの発生を表している場合は、対応方法を示します。
なお、本書に記載されるメッセージコードは、随時追加予定です。
メッセージコード体系¶
intra-mart Accel Platform が提供しているメッセージコードの体系は以下の通りです。
[ログレベルの先頭1文字].[プロダクト].[大分類].[中分類].[連番]
- 例
- E.IWP.CERTIFICATION.USER.10011
- E.IWP.UI.00001
- W.IWP.HYBRIDSSO.COOKIE.00001
本書で説明するログレベルは以下の通りです。
ログレベル 用途 ERROR 予期しない動作などにより、処理を継続できない場合。アプリケーションでエラーが発生した場合。 WARN 問題が発生したが、処理の継続が可能である場合。運用者によるリカバリが可能である場合。 INFO 運用者に対して障害情報ではない何らかの情報を通知したい場合。
トラブルシューティング¶
メッセージコードが出力されない¶
intra-mart Accel Platform 2013 Summer(Damask) 以前のバージョンを利用している場合、 初期状態のログ設定ファイルでは、system.log にメッセージコードが出力されません。
メッセージコードを出力するためには、%CONTEXT_PATH%/WEB-INF/conf/log/im_logger.xml に MDCキー「log.message.code」を設定してください。
詳しくは、「ログ 仕様書」の「システムログ」-「利用可能なMDCキー」を参照してください。