セッション管理設定¶
項目
概要¶
通常は時間制限により自動的にタイムアウトしてしまうログインセッションを、自動的に維持するための機能です。この機能は、ブラウザの機能を利用してセッションの自動維持を実現します。この設定を有効(true)にした場合、テーマが適用された画面で JavaScript のタイマー機能(setTimeout 関数)を利用して、セッションが維持できる時間内にサーバにリクエストを自動送信します。リクエストの自動送信は定期的に繰り返し行われますので、ネットワークトラフィックの増大に繋がり、ネットワークのパフォーマンス低下(ボトルネック)となる可能性があります。ネットワーク環境とセッション有効時間の設定を考慮して機能の利用を検討してください。なお、開発中はこの設定を有効(true)にすることにより、セッションタイムアウトの発生を防いでストレスのない開発環境を作ることができます。
モジュール UI基本モジュール フォーマットファイル(xsd) WEB-INF/schema/session-auto-keep-config.xsd 設定場所 WEB-INF/conf/session-auto-keep-config/default.xml <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <session-auto-keep-config xmlns="http://www.intra-mart.jp/theme/session-auto-keep-config" xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" xsi:schemaLocation="http://www.intra-mart.jp/theme/session-auto-keep-config ../../schema/session-auto-keep-config.xsd" session-auto-keep="false"/>
リファレンス¶
セッション自動維持機能¶
タグ名 session-auto-keep-config セッションを自動的に維持するかどうかを設定します。属性 session-auto-keep に true を指定するとセッションを自動的に維持します。false を指定すると維持しません。【設定項目】
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <session-auto-keep-config xmlns="http://www.intra-mart.jp/theme/session-auto-keep-config" xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" xsi:schemaLocation="http://www.intra-mart.jp/theme/session-auto-keep-config ../../schema/session-auto-keep-config.xsd" session-auto-keep="false"/>
必須項目 ○ 複数設定 × 【属性】
属性名 説明 必須 デフォルト値 session-auto-keep セッションを自動的に維持するかどうかの設定値です。true を指定するとセッションを自動的に維持します。false を指定するとセッションを自動的に維持しません。 × false
注意
この設定は、テーマが適用された画面を表示している場合に有効な機能です。テーマを適用していない画面を表示している場合は、この機能を利用することができません。
テーマを適用していない画面とは、BodyOnlyThemeBuilder、NoThemeBuilderのいずれかを設定した画面を指します。
テーマについては、別ドキュメント テーマ仕様書 の PageBuilder を参照してください。
ログインセッションを終了するには、ログアウトするかブラウザを閉じてください。ブラウザを閉じた場合は、セッション有効時間の設定で指定された時間が経過した時点で、自動的にセッションが破棄されます。
なお、セッションタイムアウトの設定方法は、ご利用の Web アプリケーションサーバ製品により異なります。
Web アプリケーションサーバとして Resinをご利用の場合は、resin-web 設定 を参照してください。
そのほかの Web アプリケーションサーバの場合は、ご利用中の Web アプリケーションサーバ製品で設定します。
Web アプリケーションサーバ製品に付属のドキュメントなどを利用して適切に設定してください。