13.4. アーカイブモジュール利用時の注意¶
2.0.13以降のバージョンでアーカイブモジュールを使用する際の注意点を説明します。
13.4.1. アーカイブモジュール(SAStruts+S2JDBCの開発モデル)のガジェットの利用¶
2.0.13以降のバージョンでSpringMVC+Mirage-SQLの開発モデルのガジェットを使用せず、アーカイブモジュール(SAStruts+S2JDBCの開発モデル)のガジェットを使用する場合、以下手順を実施してください。アーカイブモジュール(SAStruts+S2JDBCの開発モデル)のガジェットと、2.0.13以降のバージョン(SpringMVC+Mirage-SQLの開発モデル)のガジェットを1個のコンテンツバージョン内で併用することはできませんのでご注意ください。アップデート前の申請書をアーカイブモジュール(SAStruts+S2JDBCの開発モデル)のガジェットで参照し、SpringMVC+Mirage-SQLの開発モデルのガジェットの申請書も作成する場合、Ver2.0.12以前のバージョンからVer2.0.13以降のバージョンにアップデートした場合、アップデート前に申請した申請書をアップデート後に参照する手順も併せて参照してください。
13.4.1.1. ProductWorkflowSettings.xmlの設定¶
アーカイブモジュール(SAStruts+S2JDBCの開発モデル)のガジェットを使用する場合、ProductWorkflowSettings.xmlの設定を変更してください。「初期データインポート時にGadgetBuilder版ガジェットのインポートを実施する対象バージョン設定」の設定を空文字にしてください。「初期データインポート時にGadgetBuilder版コンテンツへの入替え設定」の設定を「false」にしてください。設定変更することで、SpringMVC+Mirage-SQLの開発モデルのガジェットがインポートされません。詳細は「モジュール設定」を参照ください。
13.4.1.2. アーカイブモジュールのガジェットの利用(GadgetBuilder)¶
アーカイブモジュール(SAStruts+S2JDBCの開発モデル)のガジェット定義は「%システムストレージ%/kaiden_archive/generic/gadget」に格納されます。利用するガジェットを必要に応じて「%パブリックストレージ%/kaiden/generic/gadget」に格納し、ガジェットをインポートしてください。詳細は、『intra-mart Accel Kaiden! GadgetBuilder 設定ガイド』-「基本」-「設定の流れ」-「動作確認」-「GadgetBuilder定義インポート」を参照してください。
13.4.1.3. アーカイブモジュールのマスタの利用(MasterBuilder)¶
アーカイブモジュール(SAStruts+S2JDBCの開発モデル)のマスタ定義は「%システムストレージ%/kaiden_archive/generic/master」に格納されます。利用するマスタを必要に応じて「%パブリックストレージ%/kaiden/generic/master」に格納してください。アーカイブモジュール(SAStruts+S2JDBCの開発モデル)のGadgetBuilderのガジェットで使用するマスタ検索部品は、アーカイブモジュール(SAStruts+S2JDBCの開発モデル)のMasterBuilderを使用する必要があります。アーカイブモジュールのマスタメンテナンス画面を使用したい場合、「メニューの再設定」を実施してください。アーカイブモジュールのマスタのインポート/エクスポートを使用したい場合、「ジョブの再設定」を実施してください。
13.4.1.4. 申請書マスタ(アーカイブモジュール)の利用¶
アーカイブモジュール(SAStruts+S2JDBCの開発モデル)のガジェットを使用する場合、申請書マスタメンテナンス機能もアーカイブモジュールの機能を使用する必要があります。アーカイブモジュールの初期データインポート時に追加されるメニューの、「申請書(アーカイブ)」から申請書マスタメンテナンス機能をご利用ください。
13.4.2. ジョブの再設定¶
初期データでインポートされるジョブの実行プログラムを2.0.13セットアップ時に更新しています。初期データでインポートされるジョブで、アーカイブモジュール(SAStruts+S2JDBCの開発モデル)のジョブを使用する場合、実行プログラムを変更してください。アップデート前に更新前の実行プログラムを確認し、セットアップ後更新前の実行プログラムに変更します。または、「jp.co.slcs.kaiden.v2」の部分を「jp.co.slcs.kaiden2」に変更してください。
13.4.3. メニューの再設定¶
初期データでインポートされるメニューのURLを2.0.13セットアップ時に更新しています。初期データでインポートされるメニューで、アーカイブモジュール(SAStruts+S2JDBCの開発モデル)のメニューを使用する場合、URLを変更してください。アップデート前に更新前のURLを確認し、セットアップ後更新前のURLに変更します。または、「kaiden/v2/」の部分を「kaiden/」に変更してください。
13.4.4. ポートレットの再設定¶
初期データでインポートされるポートレットのページパスを2.0.13セットアップ時に更新しています。初期データでインポートされるポートレットで、アーカイブモジュール(SAStruts+S2JDBCの開発モデル)のポートレットを使用する場合、ページパスを変更してください。アップデート前に更新前のページパスを確認し、セットアップ後更新前のページパスに変更します。または、「kaiden/v2/」の部分を「kaiden/」に変更してください。
13.4.5. アーカイブモジュールのレポートの利用(ReportBuilder)¶
アーカイブモジュール(SAStruts+S2JDBCの開発モデル)のレポート定義は「%システムストレージ%/kaiden_archive/generic/report」に格納されます。利用するレポートを必要に応じて「%パブリックストレージ%/kaiden/generic/report」に格納してください。アーカイブモジュール(SAStruts+S2JDBCの開発モデル)のレポートで使用するマスタ検索部品は、アーカイブモジュール(SAStruts+S2JDBCの開発モデル)のMasterBuilderを使用する必要があります。アーカイブモジュール(SAStruts+S2JDBCの開発モデル)のマスタの利用手順は「アーカイブモジュールのマスタの利用(MasterBuilder)」を参照してください。アーカイブモジュールのレポートを使用する場合、「メニューの再設定」を実施してください。
13.4.6. フィルタリング設定メンテナンスの利用¶
アーカイブモジュール(SAStruts+S2JDBCの開発モデル)を含めてセットアップした環境でフィルタリング設定メンテナンスを使用する場合、DBの値、マスタ定義、URLを確認してください。アーカイブモジュール(SAStruts+S2JDBCの開発モデル)、通常モジュールのどちらかのフィルタリング設定メンテナンスを利用可能です。ご利用のバージョンにより、通常モジュールのフィルタリング設定メンテナンスで設定可能な項目がアーカイブモジュールのフィルタリング設定メンテナンスでは利用できない場合があります。
13.4.6.1. アーカイブモジュールのフィルタリング設定メンテナンスの利用¶
13.4.6.1.1. DB¶
「k10m_filtering_type」、「k10m_master_type」の「jsp_path」に設定されている値が、「/WEB-INF/view/kaiden2」で始まることを確認します。「k10m_filtering_type」に設定可能な「filtering_type」は「contents」、「gadget」のみです。「k10m_master_type」に設定可能な「master_type」は「expType」、「issuerTypeExemptionReason」のみです。「jsp_path」に設定されている値が「/WEB-INF/views/kaiden/v2」で始まる場合、「/WEB-INF/view/kaiden2」に修正してください。
13.4.6.1.2. マスタ定義¶
アーカイブモジュールのフィルタリング設定メンテナンスは、「事業者区分・交付義務の免除理由マスタ」のアーカイブモジュールのマスタ定義を使用します。「%システムストレージ%/kaiden_archive/generic/master」から「issuer_type_exemption_reason.xml」を取得し、「%パブリックストレージ%/kaiden/generic/master」に格納してください。
13.4.6.1.3. URL¶
アーカイブモジュールのフィルタリング設定メンテナンスは「kaiden/master/filtering」にアクセスして利用します。
13.4.6.2. 通常モジュールのフィルタリング設定メンテナンスの利用¶
13.4.6.2.1. DB¶
「k10m_filtering_type」、「k10m_master_type」の「jsp_path」に設定されている値が、「/WEB-INF/views/kaiden/v2」で始まることを確認します。「jsp_path」に設定されている値が「/WEB-INF/view/kaiden2」で始まる場合、「/WEB-INF/views/kaiden/v2」に修正してください。
13.4.6.2.2. マスタ定義¶
通常モジュールのフィルタリング設定メンテナンスは通常モジュールのマスタ定義を使用します。「%パブリックストレージ%/kaiden/generic/master」にフィルタリング設定メンテナンスで使用するマスタのアーカイブモジュールのマスタ定義を格納している場合、通常モジュールのフィルタリング設定メンテナンスは利用できません。
13.4.6.2.3. URL¶
通常モジュールのフィルタリング設定メンテナンスは「kaiden/v2/master/filtering」にアクセスして利用します。