5.5. カスタマイズ時の注意事項¶
本項では、 カスタマイズ時の注意事項を説明します。
5.5.1. 2.0.12以前のバージョン(SAStruts+S2JDBC)から2.0.13以降のバージョン(SpringMVC+Mirage-SQL)へアップデートする際の注意点¶
2.0.12以前のバージョン(SAStruts+S2JDBCの開発モデル)から2.0.13以降のバージョン(SpringMVC+Mirage-SQLの開発モデル)へアップデートする際の注意点を説明します。カスタマイズしたモジュールを「SpringMVC+Mirage-SQLの開発モデル」に修正する場合、当項を参考にしてください。
5.5.1.1. マスタメンテナンス¶
『intra-mart Accel Kaiden! MasterBuilder 設定ガイド』を参照してください。MasterBuilderを使用しないでマスタメンテナンス関連機能を作成した場合、MasterBuilderを使用して作成することを推奨します。
5.5.1.2. ガジェット(ワークフロー)¶
『intra-mart Accel Kaiden! GadgetBuilder 設定ガイド』を参照してください。GadgetBuilderを使用しないでマスタメンテナンス関連機能を作成した場合、GadgetBuilderを使用して作成することを推奨します。
5.5.1.3. 定数ファイル(constants)¶
IM-Workflow連携モジュールのextension_imw_constants.xmlを標準から変更している場合、標準のJSPパスを定義している項目の設定値を見直してください。詳細は「機能説明」-「constants」-「IM-Workflow連携モジュール」を参照ください。
5.5.1.4. Java¶
カスタマイズしたJavaのソースを修正する際の注意点を説明します。なお、「SAStruts+S2JDBCの開発モデル」で作成されたJavaのソースを「SpringMVC+Mirage-SQLの開発モデル」に修正する場合の一般的な事項は記載しません。Kaiden!に関する事項のみ説明します。
applicationContext.xmlカスタマイズで作成したクラスをSpringのコンポーネント対象として扱うためには、applicationContext.xmlの作成が必要です。作成方法は「事前準備」-「開発環境構築」-「applicationContext.xmlの作成」を参照ください。 Javaのパス標準で提供しているJavaのクラスをインポートしている場合、「jp.co.slcs.kaiden2.」の部分を「jp.co.slcs.kaiden.v2.」に変更してください。 SQLパス標準で提供しているSQLのパスを記載している場合、「META-INF/sql/jp/co/slcs/kaiden2/」の部分を「META-INF/sql/jp/co/slcs/kaiden/v2/」に変更してください。 JSPパス標準で提供しているJSPのパスを記載している場合、「/WEB-INF/view/kaiden2」の部分を「/WEB-INF/views/kaiden/v2」に変更してください。
5.5.1.5. Service・Entity¶
カスタマイズで作成したテーブルに対するService、Entityを修正してください。詳細は「Service、Entity作成」を参照してください。
5.5.1.6. SQL¶
Serviceに紐づくSQLをカスタマイズで作成している場合、SQLの格納場所を「META-INF/sql/jp/co/slcs/kaiden2/%Serviceクラスのパス%」から「META-INF/sql/jp/co/slcs/kaiden/v2/%Serviceクラスのパス%」に変更してください。
5.5.1.7. JSP¶
Javaのパス標準で提供しているJavaのクラスをインポートしている場合、「jp.co.slcs.kaiden2.」の部分を「jp.co.slcs.kaiden.v2.」に変更してください。 JSPパス標準で提供しているJSPをインポートしている場合、「/WEB-INF/view/kaiden2」の部分を「/WEB-INF/views/kaiden/v2」に変更してください。 JSパス、CSSパス標準で提供しているJS、CSSをインポートしている場合、「kaiden2/」の部分を「kaiden/v2/」に変更してください。 URL標準で提供しているURLを記載している場合、「kaiden2/」の部分を「kaiden/v2/」に変更してください。 タグライブラリ標準で提供しているタグライブラリを使用する場合、「http://kaiden.slcs.co.jp/taglib/」の部分を「http://kaiden.slcs.co.jp/taglib/v2/」に変更してください。 リストデータ2.0.13で廃止されたリストデータを使用している場合、MasterBuilderの検索機能を使用してください。使用可能なリストデータは「リストデータ」を参照ください。使用方法は、『intra-mart Accel Kaiden! MasterBuilder 設定ガイド』-「詳細」-「検索」を参照してください。 マスタ検索タグライブラリのマスタ検索は2.0.13で廃止しました。MasterBuilderの検索機能を使用してください。使用方法は、『intra-mart Accel Kaiden! MasterBuilder 設定ガイド』-「詳細」-「検索」を参照してください。