4.2.2.7. 管理者機能作成時のポイント¶
管理者機能は、管理ユーザを特定しそのユーザに紐づくデータを表示または処理できる必要があります。管理ユーザと判定される条件は以下の通りです。
- 組織管理者マスタメンテナンスで、組織に対して対象の機能の権限が付与されていること(管理組織が設定されていること)
- 管理組織が属する会社に対して、認可が設定されていること(参照権または編集権)
- 管理組織に IM-共通マスタ 上で所属しているユーザであること
コラム
「所属する」について、主所属か副所属かを intra-mart Accel Kaiden! 勤務管理モジュール 設定ファイルで設定することができます。intra-mart Accel Kaiden! 勤務管理モジュール 設定ファイルについては、『intra-mart Accel Kaiden! セットアップガイド』を参照してください。管理者機能を作成する際のポイントは、ログインユーザ(管理者)からみた管理ユーザを取得する ところです。intra-mart Accel Kaiden! 勤務管理モジュール の基盤処理にて、管理ユーザを取得する仕組みを提供しています。1つめとして、アクセス権フィルタ を使用する方法を、マスタメンテナンス機能の作成を例にして解説します。2つめとして、アクセス権フィルタを使用せずに DBファンクション を直接使用するケースを解説します。