7.1.4.1. 顔認証履歴取込¶
本項では、「Bio-IDiom Services for GPS連携」から顔認証履歴データを取得/登録する方法を説明します。
7.1.4.1.1. 概要¶
顔認証履歴取込は、Bio-IDiom Services for GPS連携で保持している認証履歴を取得します。取得した認証履歴は勤務データの登録または客観時間の登録に利用することができます。加えて、ジョブパラメータの「削除モード」、「削除対象判定期間/削除対象判定日付」の設定値より、削除対象となった顔認証履歴データを削除します。
7.1.4.1.2. ジョブネットの設定¶
ジョブネットの設定を行います。
「サイトマップ」→「テナント管理」→「ジョブネット設定」をクリックします。 ジョブネット一覧(画面左部)の「顔認証履歴取込」をクリックします。 「編集」をクリックします。 必要に応じて「実行パラメータ」、「トリガ設定」を編集します。コラム
設定が必要な実行パラメータの詳細は、実行パラメータを参照してください。トリガ設定の設定方法は『テナント管理者操作ガイド』を参照してください。コラム
複数の「実行パラメータ」、「トリガ設定」を行う場合はジョブネットを複数作成してください。ジョブネットの作成方法は『テナント管理者操作ガイド』を参照してください。ジョブネット作成時には次のジョブを登録してください。
ジョブID ジョブ名(ジョブ選択時のツリー) kaiden-job-prlb-neo-face-external-auth-logs-data-import 勤務管理/ 顔認証 / 外部 / 顔認証履歴取込 編集後、「更新」をクリックします。 確認ポップアップの「決定」をクリックします。 ジョブネットが設定されました。
7.1.4.1.2.1. 実行パラメータ¶
設定が可能な実行パラメータは次の通りです。
名称 キー 説明/設定値 エラースキップ error_skip 会社別処理でエラー発生時の後続処理をスキップするか設定します。(省略時:false) ロック待ち時間 lock_wait ロックの待ち時間を設定します。(省略時:10秒) コンダクター conductor ジョブの各処理間で実行されるコンダクターを設定します。カンマ区切りで複数指定できます。AbstractGenericJobConductorを継承したクラスのコンポーネント名を指定してください。(省略時:コンダクターを使用しません。) 認証起点時間 auth_target_time その日の認証起点時間を指定します。(省略時:00:00) 会社コード company_cd インポートを行う会社の会社コードを設定します。(省略時:登録済みの全会社を対象とします。) 認証取得開始日 auth_date_from 取得する認証履歴データの開始日(yyyy/MM/dd)を設定します。設定した場合、「認証取得開始日」から「認証取得終了日」の期間内に「Bio-IDiom Services for GPS連携」から連携されたデータを取得します。(省略時:ジョブ実行日の前日) 認証取得終了日 auth_date_to 取得する認証履歴データの終了日(yyyy/MM/dd)を設定します。設定した場合、「認証取得開始日」から「認証取得終了日」の期間内に「Bio-IDiom Services for GPS連携」から連携されたデータを取得します。(省略時:ジョブ実行日の前日) 削除モード delete_period_mode 削除モードを設定します。(省略時:1)
1 : 期間指定 2 : 日付指定 削除対象判定期間/削除対象判定日付 delete_period_value 削除対象を判定する期間、または日付を設定します。(省略時:3)
期間指定時: 月数を設定します。 日付指定時: 日付(yyyy/MM/dd)を設定します。
削除対象の顔認証履歴データ削除対象となる顔認証履歴データは次の通りです。但し、現在日付から1か月以内の顔認証履歴データの削除は行いません。
削除モード(delete_period_mode)を期間指定(1)に設定した場合現在日付から削除対象判定期間に設定した月数分前の日付より、顔認証日時が過去となる顔認証履歴データを削除します。削除対象判定期間を設定しない場合は、現在日付から3か月前の日付より、顔認証日時が過去となる顔認証履歴データを削除します。コラム
例①(削除対象判定期間を設定しない場合)削除モード:1、削除対象判定期間:3、現在日付:2022/02/15 の場合
2021/11/14以前の顔認証履歴データ を削除します。コラム
例②削除モード:1、削除対象判定期間:12、現在日付:2022/02/15 の場合
2021/02/14以前の顔認証履歴データ を削除します。コラム
例③削除モード:1、削除対象判定期間:1、現在日付:2022/02/15 の場合
2022/01/14以前の顔認証履歴データ を削除します。 削除モード(delete_period_mode)を日付指定(2)に設定した場合削除対象判定日付に設定した日付より、顔認証日時が過去となる顔認証履歴データを削除します。削除対象判定日付を設定しない場合は、ジョブ実行時にエラーが発生します。コラム
例④削除モード:2、削除対象判定期間/日付:2021/02/15、現在日付:2022/02/15 の場合
2021/02/14以前の顔認証履歴データ を削除します。コラム
例⑤削除モード:2、削除対象判定期間/日付:2022/02/15、現在日付:2022/02/15 の場合
2022/01/14以前の顔認証履歴データ を削除します。
7.1.4.1.3. 取得データ¶
取得データ取得データが登録される形式です。「k40t_bids_face_auth_logs」に登録されます。
項目名 値 備考 contract_id 契約番号 face_matching_history_id 顔照合履歴ID contract_name 契約名 auth_timestamp 顔認証日時 顔認証対象者が認証を行った時間(年/月/日 時:分:秒:ミリ秒) status ステータス 顔認証対象者が認証を行った結果(0K:認証成功、NG:認証失敗) company_cd IM会社コード user_cd IMユーザコード person_id 顔認証対象者OID custom_id 顔認証対象者ID person_first_name 顔認証対象者ファーストネーム person_middle_name 顔認証対象者ミドルネーム person_last_name 顔認証対象者ラストネーム picture_id 顔画像ID face_image_id 入力画像ID detected_image_id 検出顔画像ID watchlist_ids ウォッチリストID match_result_info 顔認証結果情報 api_execute_user_name 照合API実行ユーザ名 note_str1 付加情報(文字列)1 SaaSiD001(固定値) note_str2 付加情報(文字列)2 事前に定義した場所の名前 note_str3 付加情報(文字列)3 入退種別 note_num1 付加情報(数値)1 未使用 note_num2 付加情報(数値)2 顔認証した場所の緯度 note_num3 付加情報(数値)3 顔認証した場所の経度