8.1.2. 共通¶
8.1.2.1. ブラウザによるレイアウトの違いについて¶
Microsoft EdgeとChromeなど、ブラウザの違いにより、表示されるレイアウトが異なる場合があります。
8.1.2.2. 入力項目のチェックについて¶
画面によって、フォームに入力した内容に対する入力チェックが、リアルタイムに行われない場合があります。
8.1.2.3. 処理中にネットワーク切断が発生した場合の表示について¶
ネットワーク障害などによって、エラーインフォメーションメッセージが表示されることがあります。
8.1.2.4. エクスポートしたCSVファイルをExcelで開いた場合の文字化けについて¶
エクスポートしたCSVファイルの文字コードはUTF-8です。このため、Excelで開いたときに文字化けして表示されることがあります。下記のどちらかの方法でファイルを開くことで、Excelでの文字化けを回避できます。
[開く]メニューからCSVファイルを開く [外部データ取り込み]からCSVファイルをインポートするどちらの場合も、文字コードの指定ではUTF-8を選択してください。詳細な手順については、Excelのマニュアルを参照してください。
8.1.2.5. 通知内容のロケールについて¶
機能によって、通知内容のロケールが異なります。
モニタ設定による通知
メール、IMBox「モニタ設定時の操作ユーザのロケール」で通知されます。 ポータル「ポータル表示時の操作ユーザのロケール」で表示されます。 通知先指定、および文書公開による通知
メール、IMBox「操作ユーザのロケール」で通知されます。 ポータル「ポータル表示時の操作ユーザのロケール」で表示されます。通知方法にメールが指定されていた場合、通知先ユーザに対象ロケールのメールアドレスが設定されていないとメールが通知されません。通知される可能性のあるロケール設定でメールアドレスが登録されていることをテナント管理者に確認してください。
8.1.2.6. コピー時のタグの扱いについて¶
共有タグ、個人タグはコピーの対象外です。
8.1.2.7. フォルダのツリー表示(サイドナビゲーション)について¶
フォルダ直下に1,000件以上のフォルダが存在する場合、サイドナビゲーションにはフォルダの名前の昇順でソートした上位1,000件が表示されます。
8.1.2.8. 1階層のフォルダ/文書数について¶
1階層のフォルダ/文書数が1,000件を超えると、使い勝手や性能に影響があります。多くなりすぎないように運用してください。
8.1.2.9. 文書公開におけるCCのメールアドレスについて¶
文書公開の通知で、ログインユーザのメールアドレスが取得できない場合は、メールのCCヘッダにログインユーザのメールアドレスが指定されません。あらかじめ、ログインユーザの現在のロケールに、メールアドレスを設定しておく必要があります。
8.1.2.10. 検索の対象属性について¶
UG識別子型の属性は、検索対象外です。
8.1.2.11. 全文検索インデックス更新のタイミングについて¶
文書の追加、削除、属性変更およびアクセス権変更が全文検索のインデックスに反映されるのは処理が行われた後、クローラが動作したタイミングです。
8.1.2.12. IM-共通マスタの組織変更に伴う全文検索インデックス再作成について¶
全文検索のインデックス登録後に、組織やパブリックグループの構造が変更された場合は、インデックス再作成用のクローラを使用して、再度インデックスを登録する必要があります。
8.1.2.13. ダウンロードしたファイル名がintra-mart Accel Documents上の文書名と異なる現象について¶
ダウンロードの方法や環境によって、ダウンロードしたファイル名がintra-mart Accel Documents上の文書名と異なることがあります。既知のものは以下です。
- 文書名のリンクから文書を開いた場合
- 文書名のリンクから開いた文書を保存した場合
8.1.2.14. ドロワのセキュアダウンロード設定について¶
ドロワの「セキュアダウンロード設定」は、常に「有効」として動作します。文書をセキュアダウンロード対象外とする場合は、通常の「文書」クラスとして登録してください。
8.1.2.15. IM-共通マスタから削除されたユーザの表示について¶
文書の「作成者」や「更新者」に設定されたユーザがIM-共通マスタから削除された場合、ユーザ名の代わりにユーザコードが表示されます。
8.1.2.16. 環境依存文字のチェックについて¶
入力内容に環境依存文字が含まれているかどうかのチェックは行いません。そのため、環境によっては文字が正しく表示されない場合があります。
8.1.2.17. セキュアダウンロードのタイムアウトについて¶
ファイルサイズの大きい文書をセキュア文書として登録すると、セキュアダウンロードでタイムアウトが発生する場合があります。
8.1.2.18. フォルダのアクセス権の変更について¶
フォルダのアクセス権を変更するときに「本フォルダ以下のアクセス権をこのアクセス権で統一する」のチェックボックスにチェックマークを入れても、処理中の別のユーザの操作により、フォルダ以下のアクセス権が統一されない場合があります。
8.1.2.19. ゲストユーザが公開された文書をダウンロードするときの制限事項¶
テナントがデフォルトテナントでない場合、ゲストユーザは公開された文書をダウンロードできません。ダウンロードするためには、intra-mart Accel Platform の「テナント自動解決機能」を利用してください。
8.1.2.20. 通知処理中の文書名変更について¶
大量のユーザへの通知中に文書名を変更した場合、ユーザによって通知される文書名が変わる場合があります。
8.1.2.21. 「スペースのモードが不正です」エラーの発生について¶
キャビネット管理者が以下の操作を実行中にAccel Documentsの更新処理を実行すると、「スペースのモードが不正です」エラーが発生することがあります。
- クラス定義作成/削除
- クラス定義への使用可能属性の追加/削除
- 属性定義作成/編集/削除
しばらく時間をおいてから、操作を実行してください。
8.1.2.22. 一覧表示設定の表示項目/初期ソート条件に大量のユーザ定義属性を設定する場合について¶
ドロワ、およびフォルダに設定されている一覧表示設定の表示項目/初期ソート条件の属性数が合わせて50個以上の場合に、文書の一覧表示に時間がかかることがあります。一覧表示設定の表示項目/初期ソート条件の属性数を減らすことで現象が解消する場合があります。
8.1.2.23. 公開期間中に文書の保管期限が切れた場合の挙動について¶
公開期間中に文書の保管期限が切れた場合でも、「公開文書一覧表示」、「公開文書ポートレット表示」、および「公開設定一覧表示」にて、公開に関する情報が表示されます。ただし、公開された文書にアクセスすると、その文書の保管設定に従って制御されるため、ダウンロードや通知処理が実行できない場合があります。
8.1.2.24. ブラウザ内でOfficeに関連付けられた文書を開く場合の挙動について¶
ブラウザ内でOfficeに関連付けられた文書を開く場合に、Windows認証が表示されることがあります。これは、Officeアプリケーションからサーバ上のドキュメントに直接アクセスする際に、Officeアプリケーションの認証を試行しているためです。Office文書をブラウザ内で開かない設定にすることで、Windows認証が表示されないようにできます。設定方法については、「intra-mart Accel Documents セットアップガイド」- 「ブラウザ内で開くファイルの種類を限定する場合」を参照してください。
8.1.2.25. ポートレットの高さを変更した場合の挙動について¶
intra-mart Accel Documentsが提供しているポートレットの高さをマウス操作によって変更しようとしたときに、ポートレットの高さが変更されないことがあります。また、マウスの左クリックボタンを離してもドラッグしたままになることがあります。マウスの移動速度を遅くすることで、現象が発生しにくくなります。
8.1.2.26. 検索範囲を指定した場合の詳細検索について¶
詳細検索において、検索範囲としてドロワやフォルダを指定した場合は、指定したドロワやフォルダから、検索したユーザの権限でたどれるフォルダや文書のみが検索対象です。指定したドロワやフォルダ以下に大量のフォルダや文書が格納されている場合は、たどれるかどうかのチェックに時間がかかり、レスポンスが遅くなる場合があります。
8.1.2.27. 保管文書の保管期限切れ予告通知について¶
文書の保管期限が近付いた際に、その文書の保管責任者に通知できますが、大量の文書に同日の期限切れ予告通知をする設定がされている場合に、大量の通知処理が発生しますので、注意してください。
8.1.2.28. サムネイル画像の生成について¶
DocuWorks、PDF、TIFF、およびJPEGのファイルを登録する際に、サムネイル表示用の画像を生成します。ファイルの内容によっては、サムネイル画像の生成に時間がかかるため、文書登録が完了するまでに時間がかかることがあります。
8.1.2.30. 通知先指定通知の通知先について¶
文書の新規登録(アップロード)または更新(チェックイン)の実行時に、通知先と通知方法を指定して通知できますが、キャビネット利用者でないユーザや文書のアクセス権がないユーザが通知先に指定された場合についても、指定された通知方法にて通知されますので注意してください。
8.1.2.31. フォルダの移動や削除などの一括処理について¶
フォルダのコピー、移動、削除などの一括処理においては、フォルダ以下のフォルダや文書も処理対象です。そのため、選択したフォルダ配下に大量のフォルダや文書が含まれる場合は、処理に時間がかかることがあります。特にドロワを跨る移動処理の場合は時間がかかりますので、注意してください。また、移動、削除、アクセス権変更などの階層構造全体に対する処理については、整合性を保つために、これらの処理に関連するすべてのフォルダや文書の情報がロックされますので、他の操作で待ちが発生しやすくなります。
8.1.2.32. 複数文書の一括登録について¶
複数の文書を一括で登録する場合は、文書数および文書サイズに応じて処理に時間がかかります。
8.1.2.33. 大量の文書やフォルダのアクセス権を変更する場合について¶
フォルダのアクセス権変更時に「本フォルダ以下のアクセス権をこのアクセス権で統一する」にチェックした場合、フォルダ以下のフォルダや文書もアクセス権が変更されますが、フォルダ以下に大量のフォルダや文書が含まれる場合に、処理に時間がかかることがあります。特に、データベースにOracleを利用している場合は時間がかかりますので、注意してください。
8.1.2.34. クラスの使用可能属性を変更する場合について¶
クラスの使用可能属性を変更する処理中は、整合性を保つために、intra-mart AccelDocumentsへのアクセスが一切できなくなります。使用中のクラスの使用可能属性を変更する場合は、そのクラスの使用数に応じて、処理に時間がかかるため、特に注意してください。
8.1.2.35. 通知タブの表示について¶
モニタ設定の設定数が多い場合、通知タブの表示に時間がかかることがあります。
8.1.2.36. エクスポート対象に制御文字が含まれている場合について¶
キャビネット内のデータに特定の制御文字が含まれている場合、エクスポート実行時に除去します。特定の制御文字は、UnicodeのC0制御文字(0x00-0x1F)、削除文字(0x7F)、および、C1制御文字(0x80-0x9F)です。
8.1.2.37. チェックアウト時の文書公開について¶
キャビネット管理のキャビネット属性の文書公開機能が「管理者のみ有効」に設定されている場合、キャビネット管理者、文書をチェックアウトしたユーザであっても、チェックアウト中の文書を文書公開できません。チェックアウト取り消しを実施してから、文書公開を行ってください。
8.1.2.38. 1文書に保持可能なバージョン数およびバージョン番号の表示について¶
1文書に保持可能なバージョン数は、32767です。(※1文書に保持可能なバージョン数は32767ですが、途中のバージョンを削除した場合に、そのバージョン番号は欠番となるため、バージョン番号は32767より大きくなる場合があります。)intra-mart Accel Documents のUIで表示するバージョン番号の最大値については、intra-mart Accel Documents のバージョンにより異なります。また、intra-mart Accel Documents のUIを使用する場合は、表示可能なバージョン番号までしかバージョン追加ができません。
intra-mart Accel Documents 8.0.2 以前バージョン番号は2147483647まで表示可能です。 intra-mart Accel Documents 8.0.3~8.0.8製品の不具合により、バージョン番号は999までしか表示できません。バージョンの形式を複数の桁(例 1.0.0、1.0.1)に設定している場合は、各桁につき999まで表示が可能です(例 999.999.999)。※intra-mart Accel Documents 8.0.7-PATCH001、intra-mart Accel Documents 8.0.8-PATCH001適用後バージョン番号は2147483647まで表示可能です。但し、バージョン番号999までにバージョン削除を行っていた場合は、バージョン番号1000を登録しようとした場合に、バージョン番号が飛ぶことがあります(例 999→1001)。また、バージョンの形式を複数の桁(例 1.0.0、1.0.1)に設定している場合は、PATCH適用後も各桁につき999までしか表示できません(例 999.999.999)。 intra-mart Accel Documents 8.0.9 以降バージョン番号は99999まで表示可能です。バージョンの形式を複数の桁(例 1.0.0、1.0.1)に設定している場合は、各桁につき99999まで表示が可能です(例 99999.99999.99999)。
8.1.2.39. 文書公開開始通知と公開中止通知の通知のタイミングについて¶
文書公開開始通知と公開中止通知は、非同期処理にて通知を実施します。そのため、公開開始後に即公開中止した場合、前後して通知される場合があります。
8.1.2.40. 同一会社で複数の組織に所属している場合のアクセス権について¶
カレント組織のアクセス権が無効な場合、同一会社で所属している別の組織のアクセス権が有効です。以下に具体例を示します。ユーザが同一会社の以下の2つの組織に所属しているとします。
組織A・・・アクセス権あり 組織B・・・アクセス権なし上記の場合、組織Bをカレント組織として操作しても、組織Aのアクセス権により有効です。