5.2. 移行注意点¶
5.2.1. 移行に際して発生する文字化けは、JDBCドライバと文字コードのマッピング方式の差異によるものです。¶
移行に際して発生する文字化けについては、Javaの実装(SJIS,MS932,EUC等、文字コード毎の変換ルーチン)上の問題、およびJDBCドライバとJavaにおける文字コードのマッピング方式が異なることで発生します。
5.2.2. 以下のデータベース環境での動作を検証済みです。¶
弊社では、以下のデータベース環境での動作を検証済みです。
- Oracle Database 11g Release 2
- Oracle Database 12c Release 1
- Microsoft SQLServer 2008 R1
- PostgreSQL 8.4
- PostgreSQL 9.1
- PostgreSQL 9.3
5.2.3. DBにNullが設定されていた場合、移行用の中間ファイルにブランクを設定します。¶
- 移行用の中間ファイルにブランクを設定するため、DB環境によっては、ブランクが設定される可能性があります。
5.2.4. 移行先、移行元DBは同じ文字コードのみ対応しています。¶
- 移行先、移行元DBは同じ文字コードにのみ対応しています。
5.2.5. 移行元_StorageServiceルートパスと移行先_StorageServiceルートパスが参照できなければ、 添付ファイルの移行が正常に行えません。¶
移行元、移行先をにネットワークドライブ、もしくは、ネットワーク越しにマウントをかけたパスを入力し、移行元_StorageServiceルートパスと移行先_StorageServiceルートパスが参照できなければ、 添付ファイルの移行が正常に行えません。当移行ツールを実行する環境から、参照可能な環境へ、Storage Serviceフォルダをコピーしてください。
5.2.6. ログなどで出力する行数が実際の行数と一致しない可能性があります。¶
中間ファイルに空行が(手作業で)入力された場合、ログ等で出力する行数が実際の行数と一致しない可能性があります。
5.2.7. PostgreSQL 環境では、取込時にエラーが発生した場合のエラーファイルに、最初に発生したエラーのみ出力されます。¶
PostgreSQL 環境では、トランザクション管理の仕様により、取込時にエラーが発生した場合のエラーファイルには最初に発生したエラーのみ出力され、エラーが発生したトップカテゴリもしくは、トップフォルダのすべての登録をロールバックします。