3. 移行処理の概要¶
コラム
用語解説
「intra-mart Accel Platform」 以下、iAPと略します。「intra-mart Accel Collaboration」 以下、iACと略します。「イントラネット・スタートパック」 以下、ISPと略します。
3.1. 移行ツールの目的¶
intra-mart Accel Collaboration 電子会議室 移行ツールは、既存ISP 電子会議室 から iAC 電子会議室 への移行手段を提供します。
3.2. 移行対象機能¶
以下、移行対象とするデータを示します。
移行対象データ
機能 対象データ 電子会議室 カテゴリ・種別投稿・コメントコミュニティ
3.2.1. 処理方式概要¶
移行ツールは、移行元ISP 環境から中間ファイルを出力する機能です。
中間ファイルを 移行先iAC 環境へ移行するため、ジョブを利用します。
中間ファイルのエクスポート
中間ファイルのインポート
手順1
IM共通マスタのジョブを利用して、移行元ISP 環境のコミュニティ情報を 移行先iAC 環境のパブリックグループへ移行します。コラム
コミュニティからパブリックグループへの移行が不要な場合、手順1はスキップできます。①. パブリックグループ xml を移行先iAC 環境へアップロードします。
②. Storage領域 にパブリックグループ xml が配置されます。
③. ジョブ管理よりパブリックグループインポート(xml)ジョブを実行します。
④. 移行先iAC 環境にパブリックグループがインポートされます。
注意
コミュニティに多言語の概念がないため、移行後のパブリックグループのロケールは日本語として登録されます。手順2
電子会議室のジョブを利用して、中間ファイルを 移行先iAC 環境へ移行します。①. カテゴリ・種別、アクセス権 xml を移行先iAC 環境へアップロードします。投稿・コメント、添付 zip を移行先iAC 環境へアップロードします。②. Storage領域 に中間ファイル xml、 zip が配置されます。
③. ジョブ管理より電子会議室インポートジョブを実行します。
④. 電子会議室の各種情報がインポートされます。
⑤. インポート結果ログが出力されます。
注意
電子会議室のインポートは、電子会議室インポート・エクスポートモジュールが必要です。手順3
手動で添付ファイルを 移行先iAC 環境へ移行します。①. Storage領域 に添付ファイルを手動で配置します。
3.2.2. システム構成¶
ハードウェア
ハードウェアについては、ISP の実行推奨と同程度の環境とします。
ソフトウェア
■ 移行ツール実行環境
- OSWindowsLinux
- JDKJDK1.8.0
注意
本移行ツールは Java8以外は動作対象外となります。
■ 移行元ISP 環境
- OSWindowsLinux
- ISPバージョンISP v7.1.5
- DBPostgerSQL 8.4Microsoft SQLServer 2008 R2
■ 移行先iAC 環境
- OSWindowsLinux
- iACバージョン8.0.11
- DBPostgreSQL 9.4Microsoft SQLServer 2012