11.4. 注意事項¶
11.4.1. 画面仕様との差異¶
ユーザが IM-FormaDesigner の画面から操作を行う場合と異なり、ワークフロー案件処理APIから申請・処理を行った場合は、以下のチェックが実行されません。
- ワークフローの権限チェック:申請実行者・申請権限者、処理実行者・処理権限者に対する権限チェックは実行されない
- アプリケーションデータに対する入力チェック:アイテムのプロパティと入力チェック・ユーザプログラムに設定されている入力チェックは実行されない
11.4.2. トランザクション管理¶
ワークフロー案件処理APIについてはAPI内部処理にて独自にトランザクション管理を行っているため、呼び出し側のユーザプログラムにてトランザクションを管理することはできません。
11.4.3. 業務データの更新¶
現状、以下の API を実行した場合は、FormaUserParam パラメータを指定してもアプリケーションデータは更新されません。
IM-FormaDesigner
- FormaProcessManager.deny
- FormaProcessManager.discontinue
- FormaProcessManager.reserve
- FormaProcessManager.reserveCancel
- FormaProcessManager.sendBack
IM-BIS
- BisProcessManager.deny
- BisProcessManager.discontinue
- BisProcessManager.reserve
- BisProcessManager.reserveCancel
- BisProcessManager.sendBack
注意
- ワークフロー案件処理APIを利用して申請を行う場合、パラメータ(アプリケーションデータ)に指定できるアイテムは、申請ノードに設定されている画面遷移のフォームに含まれるものに限定されます。
- ワークフロー案件処理APIを利用して承認を行う場合、パラメータ(アプリケーションデータ)に指定できるアイテムは、承認ノードに設定されている画面遷移のフォームに含まれるものに限定されます。