IM-FormaDesigner for Accel Platform 移行ガイド 第9版 2018-04-01

3.1. バージョン

  • 移行先のIM-FormaDesigner for Accel Platformの環境は、あらかじめ、「 移行ガイド 」に従って、アクセスセキュリティ・アカウント・ロール・IM-共通マスタ・IM-Workflowの移行が完了している状態とします。
  • 移行ツールは、IM-FormaDesigner version 7.2.2以降の標準ベースの環境を、IM-FormaDesigner for Accel Platformへ移行します。

注意

標準の画面アイテムにカスタマイズを行っている場合、移行に失敗する可能性があります。
カスタマイズ内容を精査の上、以下を検討してください。
  • 標準に戻し、IM-FormaDesigner for Accel Platform上で再度カスタマイズする
  • 移行ツールをカスタマイズする
上記検討にあたっては、コンサルティングサービスのご利用をお奨めいたします。

3.2. データベース

  • 移行前と移行後のデータベース製品は、同一にしてください。

    • 製品を変更する場合は、intra-mart Accel Platformへの移行後または移行前に、データベースの移行を行ってください。
  • 移行ツールは、文字コードの変換は行いません。

    • intra-mart Accel Platformでは、データベースの文字コードはUTF-8を推奨しますが、多言語を使用しない場合は、他の文字コードでも運用可能です。
    • UTF-8以外の場合で、移行後はUTF-8に変更したい場合、事前に変換作業を行ってください。

3.3. OS

  • OSの変更は可能ですが、文字コードが変わる場合、Storage Serviceからの移行に影響する場合があります。
    また、移行元のIM-FormaDesigner version 7.2の文字コードがUTF-8以外の場合も、変換が必要な場合があります。
    • 添付ファイル(画面アイテムの「ファイルアップロード」、IM-Workflowの「添付ファイル」など)の場合、特に影響はありません。
    • 設定ファイルなどの場合、文字コードが変わると入出力が正しく行えないため、基本的にUTF-8への変換が必要です。

3.4. タイムゾーン

  • 移行前と移行後のJVMタイムゾーンは同一とする必要があります。

3.5. ユーザモジュール

  • IM-FormaDesigner version 7.2で開発したユーザプログラムを移行する場合、intra-mart Accel Platformのユーザモジュールに変換して組み込む必要があります。

3.6. その他の機能の前提条件

3.6.1. 共通

IM-FormaDesigner for Accel Platform以外の機能に関する前提条件は、intra-mart Accel Platform の「 移行ガイド 」を参照してください。

3.6.2. メニュー

  • version 7.2のアプリケーション作成に関するメニュー(version 7.2の標準で「Formaアプリ作成」フォルダ配下に表示するメニュー)、アプリケーション実行に関するメニュー(version 7.2の標準で「Formaアプリ」フォルダ配下に表示するメニュー)がIM-FormaDesigner for Accel Platformに移行されている場合がありますが、正常に動作しない可能性がありますので、すべて削除してください。
  • IM-FormaDesigner for Accel Platformのアプリケーション作成に関するメニューは、「Forma管理画面」メニューグループ配下のメニューアイテムをご利用ください。