IM-FormaDesigner for Accel Platform IM-FormaDesigner デザイナヘルプ 第25版 2022-12-01

スクリプト

画面アイテム「スクリプト」は、フォームの表示時に実行するスクリプトを記述するためのアイテムです。
スクリプトを書くためにはJavascriptの知識が必要です。jQueryを学ぶことにより、より高度な操作が簡単に行えます。

詳細設定

アイテム名

同一フォーム内で画面アイテムを識別するための名前を指定します。

画面の種類(行項目)

  1. 申請

    ワークフローの申請画面の時の表示タイプを設定します。

  2. 再申請

    ワークフローの再申請画面の時の表示タイプを設定します。

  3. 承認

    ワークフローの確認・承認画面の時の表示タイプを設定します。

  4. 参照

    ワークフローの参照画面の表示タイプを設定します。

表示・入力タイプ(列項目)

  1. 表示

    html上に画面アイテムを存在させます。
  2. 非表示

    html上に画面アイテムを存在させません。

アイテムサイズ・配置

フォーム内での表示の位置・高さ・幅を指定します。

画面アイテムとして指定した領域(「フォーム・デザイナ」画面上で赤い点線で囲まれる範囲)の横の長さ(幅)をピクセル単位で指定します。

画面アイテムとして指定した領域(「フォーム・デザイナ」画面上で赤い点線で囲まれる範囲)の縦の長さ(高さ)をピクセル単位で指定します。

X

画面アイテムとして指定した領域(「フォーム・デザイナ」画面上で赤い点線で囲まれる範囲)の左上頂点のフォーム左上からの横位置をピクセル単位で指定します。

Y

画面アイテムとして指定した領域(「フォーム・デザイナ」画面上で赤い点線で囲まれる範囲)の左上頂点のフォーム左上からの縦位置をピクセル単位で指定します。

スクリプト

コード実行タイミングは、DOMツリーが構築された直後です。
参考:$(document).ready(記述コード)
デフォルトでjQueryライブラリが読み込まれているので、自由に利用することができます。
コードの制限などはありません。
スクリプトにより各画面アイテムの操作方法が分からない場合は、フォーム実行時に生成されるHTMLをブラウザの機能で参照し判断してください。
また、クライアントサイドスクリプトAPIを利用して、画面アイテムの値操作を行うことができます。

コラム

フォーム上に配置したアイテムのスクリプトの実行順は、HTML上での配置順に基づいて決定します。
この配置順については、以下のいずれかの方法で設定されます。
  • ツールキットからフォーム編集画面(フォーム・デザイナ)に配置した順序

  • フォーム編集画面(フォーム・デザイナ)でのアイテムのコンテキストメニュー(右クリックで表示するメニュー)の前面や背面への移動
    (前面への移動では実行順が後、背面への移動では実行順が前になります。)

実際のアイテムの配置順については、実行時のHTMLで確認してください。

注意

スクリプト操作による動作は製品では保証できません。十分な検証を行ってください。

注意

「スマートフォン版」表示を利用する場合、以下の関数を利用して、「PC版」「スマートフォン版」でスクリプトの実行をコントロールしてください。

  • forma.funcs.getDisplayClientType()

    実行しているクライアントを返却します。
    • クライアントがPCの場合

      「pc」と返却します。
    • クライアントがスマートフォンの場合

      「sp」と返却します。