スクリプト¶
画面アイテム「スクリプト」は、フォームの表示時に実行するスクリプトを記述するためのアイテムです。スクリプトを書くためにはJavascriptの知識が必要です。jQueryを学ぶことにより、より高度な操作が簡単に行えます。
詳細設定¶
アイテム名¶
同一フォーム内で画面アイテムを識別するための名前を指定します。
画面の種類(行項目)¶
申請
ワークフローの申請画面の時の表示タイプを設定します。
再申請
ワークフローの再申請画面の時の表示タイプを設定します。
承認
ワークフローの確認・承認画面の時の表示タイプを設定します。
参照
ワークフローの参照画面の表示タイプを設定します。
表示・入力タイプ(列項目)¶
表示
html上に画面アイテムを存在させます。非表示
html上に画面アイテムを存在させません。
アイテムサイズ・配置¶
フォーム内での表示の位置・高さ・幅を指定します。
幅¶
画面アイテムとして指定した領域(「フォーム・デザイナ」画面上で赤い点線で囲まれる範囲)の横の長さ(幅)をピクセル単位で指定します。
高¶
画面アイテムとして指定した領域(「フォーム・デザイナ」画面上で赤い点線で囲まれる範囲)の縦の長さ(高さ)をピクセル単位で指定します。
X¶
画面アイテムとして指定した領域(「フォーム・デザイナ」画面上で赤い点線で囲まれる範囲)の左上頂点のフォーム左上からの横位置をピクセル単位で指定します。
Y¶
画面アイテムとして指定した領域(「フォーム・デザイナ」画面上で赤い点線で囲まれる範囲)の左上頂点のフォーム左上からの縦位置をピクセル単位で指定します。
スクリプト¶
コード実行タイミングは、DOMツリーが構築された直後です。参考:$(document).ready(記述コード)デフォルトでjQueryライブラリが読み込まれているので、自由に利用することができます。コードの制限などはありません。スクリプトにより各画面アイテムの操作方法が分からない場合は、フォーム実行時に生成されるHTMLをブラウザの機能で参照し判断してください。また、クライアントサイドスクリプトAPIを利用して、画面アイテムの値操作を行うことができます。詳細:「 IM-BIS 仕様書 」-「 クライアントサイドスクリプトAPI 」コラム
フォーム上に配置したアイテムのスクリプトの実行順は、HTML上での配置順に基づいて決定します。この配置順については、以下のいずれかの方法で設定されます。
ツールキットからフォーム編集画面(フォーム・デザイナ)に配置した順序
フォーム編集画面(フォーム・デザイナ)でのアイテムのコンテキストメニュー(右クリックで表示するメニュー)の前面や背面への移動(前面への移動では実行順が後、背面への移動では実行順が前になります。)実際のアイテムの配置順については、実行時のHTMLで確認してください。
注意
スクリプト操作による動作は製品では保証できません。十分な検証を行ってください。
注意
「スマートフォン版」表示を利用する場合、以下の関数を利用して、「PC版」「スマートフォン版」でスクリプトの実行をコントロールしてください。
forma.funcs.getDisplayClientType()
実行しているクライアントを返却します。
クライアントがPCの場合
「pc」と返却します。クライアントがスマートフォンの場合
「sp」と返却します。