intra-mart e Builder for Accel Platform セットアップガイド 第17版 2023-10-01

開発環境用の デバッグサーバ を e Builder に登録

概要

  • 本項では開発環境用の Resin を e Builder に登録する方法について説明します。
    この設定を行うことによって、開発者は必要なライブラリの登録やデバッグが行えます。

    注意

    intra-mart e Builder for Accel Platform 2012 Winter から intra-mart e Builder for Accel Platform 2013 Spring以降にアップデートした場合、
    Resinサーバの設定を削除し、デバッグサーバを登録・利用するようにしてください。

前提条件

  • e Builder 本体、またはプラグインでのインストールが完了している。
  • e Builder を起動している。

サーバ・ビューの表示

  • Eclipse のツール・バーから「ウィンドウ」→「ビュー」で「サーバ」を選択し、表示します。
    ツール・バー メニュー
  • 「サーバ」ビューから「新規サーバ・ウィザード」を表示します。

    初期ウィザード画面

    コラム

    上記イメージは、サーバが何も設定されていない状態のイメージです。
    あらかじめ別のサーバを設定している方は、ビューから右クリックで「新規」を選択してください。
  • 「新規サーバ・ウィザード」から「intra-mart」→「Debug Server(Resin4.0)」を選択します。
  • サーバを起動する場合、JavaはJDKを利用するように設定してください。
  • サーバ名の設定は、英数字のみを利用するようにしてください。
サーバ・ウィザード画面
  • Resin HomeにResinサーバのインストールディレクトリを指定します。
    Cassandraを使用する場合はCassandra HomeにCassandraのインストールディレクトリを指定し、次へボタンを押下します。
    Resinのディレクトリの選択
  • 既にモジュールプロジェクトがある場合、デバッグサーバとの関連付けを行います。
    モジュールプロジェクトがない場合はそのまま終了ボタンを押下します。
    モジュールプロジェクトの関連付け
  • 「終了」ボタンを押下すると「サーバ」ビュー上に設定した デバッグサーバ の情報が表示されます。

    Resin 設定後のビュー
  • 「サーバ」ビューでDebug Serverの概要を開きます。
    必要に応じて以下の設定を変更してください。
    • 一般情報
    • サーバ名:このサーバ設定の名前を設定します。
    • ホスト名:サーバ起動時に利用するホスト名を指名します
    • ランタイム:この設定の実行時に起動させるサーバを設定します。
    • 構成パス:このサーバを起動する際の構成を設定します。
    • 起動構成を開く:起動構成に関する細かい設定を行います。具体的にはサーバ実行時のVM引数や、実行時に設定するクラスパスなどを設定することができます。
    • サーバのプロパティ
    • HTTP Port - デバッグサーバのHTTPポートを設定します。
    • JavaScript Debug Port - スクリプト開発モデル用のデバッグポートを設定します。
    • サーバの起動オプション
    • JavaEE デバッグ - デバッグ起動時Javaソースのブレークポイントを使用可能にします。
    • JavaScript デバッグ - デバッグ起動時ファンクションコンテナのブレークポイントを使用可能にします。
    • Cassandra サーバ - デバッグサーバ起動時にCassandraサーバを起動します。
    サーバの起動構成

    コラム

    サーバ実行時メモリ領域やヒープ領域の設定は、「起動構成を開く」の「引数」タブで設定された情報が最優先です。
    引数の設定は、上記の「引数」タブのVM引数のテキストエリア内で記述されています。
    初期値は以下の用に設定されていますが、OutOfMemoryが発生する場合は以下の値を変更して調整を行ってください。

    初期値: -Xss1m -Xmx512m -XX:MaxPermSize=256m -server

[参考] デバッグサーバの起動・停止

「サーバ」ビューで、「サーバを実行」ボタンを押下すると、デバッグサーバが起動します。
サーバの起動
「サーバ」ビューで、「サーバを停止」ボタンを押下すると、デバッグサーバが停止します。
サーバの停止

注意

e Builderのライセンスが失効している場合、デバッグサーバの起動ができません。
e Builderのライセンスについては「ライセンス登録」を参照してください。

[参考] Cassandraサーバの実行・停止

  • デバッグサーバのサーバ起動オプションで「Cassandra サーバ」に選択しているとき、
    Cassandra サーバはデバッグサーバ起動時に同期的に起動します。
    起動時のログは「コンソール」ビューから「選択されたコンソールの表示」→「Running cassandra process」を選択し、
    コンソールを切り替えることで確認できます。
    Cassandra サーバをコンソールに表示
  • Cassandraサーバを停止するときは同様に
    「選択されたコンソールの表示」→「Running cassandra process」を選択して
    コンソールをCassandraサーバに切り替えた上で「終了」ボタンを押下します。
    Cassandra サーバを停止