4.3.12.2. コールアクティビティで呼び出すプロセス定義に業務キーを設定する¶
このチュートリアルでは、「コールアクティビティ」を使用して他のプロセス定義を呼び出す際に「業務キー」を設定する方法を解説します。
「コールアクティビティ」の詳細については、「IM-BPM プロセスデザイナ 操作ガイド」 - 「コールアクティビティ」もあわせて参照してください。
コラム
このチュートリアルで作成するプロセス定義のサンプルを以下のリンクからダウンロードできます。
このサンプルは「プロセス定義アップロード」機能でプロジェクトにアップロードできます。
アップロード手順は「IM-BPM プロセスデザイナ 操作ガイド」-「プロセス定義のアップロード」を参照してください。
コラム
このチュートリアルのサンプルでは、同一ファイル内に「呼び出されるプロセス定義」と「呼び出し元のプロセス定義」が定義されていますが、それぞれファイルを分けて定義することも可能です。
4.3.12.2.1. 呼び出されるプロセス定義を作成する¶
コールアクティビティから呼び出されるプロセス定義を作成します。
図:呼び出されるプロセス定義
「プロセス定義キー」に receive_business_key_process を設定します。
4.3.12.2.2. 呼び出し元のプロセス定義から業務キーを継承する¶
コールアクティビティで「業務キーを継承する」を有効にして、プロセス定義を呼び出します。
図:完成イメージ
「呼び出し対象」に receive_business_key_process 指定します。
直接入力するか、プロセス定義検索()を使用して指定します。コラム
「呼び出し対象」の指定は、「コールアクティビティを使用する」を参考にしてください。「業務キーを継承する」を有効にします。
図:コールアクティビティ - メインコンフィグ
実行結果を確認します。
4.3.12.2.3. 任意に業務キーを設定する¶
コールアクティビティで任意に業務キーを設定して、プロセス定義を呼び出します。
図:完成イメージ
スクリプトタスクで、業務キーの配列を作成します。
function run(variables, execution, entity) { var businessKeys = new java.util.ArrayList(); for (var i = 1; i <= 3; i++) { businessKeys.add(entity.getProcessBusinessKey() + '_' + i); } entity.setVariable('businessKeys', businessKeys); }
「呼び出し対象」に receive_business_key_process 指定します。
直接入力するか、プロセス定義検索()を使用して指定します。コラム
「呼び出し対象」の指定は、「コールアクティビティを使用する」を参考にしてください。「業務キー」に ${businessKey} 指定します。
図:コールアクティビティ - メインコンフィグ
マルチインスタンスを設定します。
- 繰り返しの種別 : 配列
- 配列 : ${businessKeys}
- 要素変数 : businessKey
図: マルチインスタンス
実行結果を確認します。