IM-BPM for Accel Platform IM-BPM チュートリアルガイド 第18版 2021-04-01

4.2. 基礎編(ケース定義)

基礎編(ケース定義)のチュートリアルは「事前準備」が完了していることを前提としています。

4.2.1. チュートリアルの概要(作成物のイメージ)

基礎編(ケース定義)のチュートリアルでは、IM-BPM プロセスデザイナを用いて、IM-BPM Runtime上で動作する簡単なケース定義を作成し、IM-BPM Runtimeへケース資材をデプロイし、ケースを開始するまでを説明します。
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図:「ケース定義詳細」

4.2.2. ケース定義を新規に作成する

ケース定義を作成します。
  1. 「サイトマップ」→「BPM」→「プロセスデザイナ」をクリックします。

  2. 新規プロジェクトを作成し、 case_plus をクリックします。

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    図:「プロジェクト詳細エリア」 - 「ケース定義新規登録」

    コラム

    プロジェクトの作成や認可設定については「IM-BPM プロセスデザイナ 操作ガイド」 - 「プロジェクトの管理」を参照してください。
  3. ケースエディタが開きます。

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    図:「ケースエディタ」
    1. ヘッダメニュー

      ケースエディタの操作や設定を行うメニューです。
    2. ステージ一覧

      ステージの一覧です。
    3. 例外ステージ一覧

      例外ステージの一覧です。
    4. ステージ詳細

      ステージ、および、例外ステージの詳細です。
    5. プロパティエリア

      各要素のプロパティを編集します。
  4. ケースエディタを開いた際に、ケース定義の初期設定ができるウィザードが開きますが、本チュートリアルでは使用しませんので、ウィザードを終了してください。

  5. 「ヘッダメニュー」から、「設定」 - 「ケース定義プロパティ」をクリックします。

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    図:「ヘッダメニュー」 - 「設定」 - 「ケース定義プロパティ」
  6. 「処理対象ユーザ」を設定します。
    プロセスを開始するユーザを設定してください。
    ../../../_images/process_design_case_basic_5.png
    図:「ヘッダメニュー」 - 「設定」 - 「ケース定義プロパティ」
  7. 「ステージ一覧」にて ステージ名を入力します。

  8. case_add_button をクリックし、「ステージ」を追加します。

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    図:「ステージ一覧」
  9. 「ステージ詳細」にて関係者名を入力します。

  10. case_add_button をクリックし、「関係者」を追加します。

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    図:「ステージ詳細」
  11. 「ステージ詳細」にてタスク名を入力します。

  12. case_add_button をクリックし、「タスク」を追加します。

    ../../../_images/process_design_case_basic_8.png
    図:「ステージ詳細」
  13. 追加された「タスク」を選択し、プロパティの「必須」を有効にします。

    ../../../_images/process_design_case_basic_9.png
    図:「プロパティエリア」
  14. ステージの case_process_edit をクリックし、プロセスエディタを開きます。

    ../../../_images/process_design_case_basic_10.png
    図:「ステージ詳細」
  15. プロセスエディタが開かれました。

    ../../../_images/process_design_case_basic_11.png
    図:「プロセスエディタ」
  16. 「パレット」から「キャンバス」に「終了イベント」を配置します。

    ../../../_images/process_design_case_basic_12.png
    図:「パレット」 - 「終了イベント」 - 「終了イベント」
  17. 「シーケンスフロー」で各エレメントを接続します。

    ../../../_images/process_design_case_basic_13.png
    図:「パレット」 - 「コネクション」 - 「シーケンスフロー」
    1. 「パレット」にて、「icon_category_connection」にカーソルを合わせます。

    2. 「パレット」の右側に現れる一覧から「シーケンスフロー」をクリックし、コネクションモードを開始します。

      コネクションモードが開始すると、フッタにメッセージが表示されます。
      ../../../_images/process_design_case_basic_14.png
      図:「フッタ」
    3. 「キャンバス」に配置された「開始イベント」をクリック、または、ドラッグして接続を開始します。

      コネクタの接続は、接続元と接続先の2クリック操作、または、接続元からドラッグし接続先にドロップする操作どちらでも行えます。
      ../../../_images/process_design_case_basic_15.png
      図:接続を開始する
    4. 「キャンバス」に配置された「ユーザタスク」上でクリック、または、ドロップし、「シーケンスフロー」を接続します。

      ../../../_images/process_design_case_basic_16.png
      図:接続する
    5. キーボードの「ESC」キーを押すか、「パレット」の icon_connection_mode_sequence_flow をクリックし、コネクションモードを終了します。

    6. キャンバス上の「ユーザタスク」を選択します。

    7. 「ユーザタスク」の右上に表示されるツールアイコン「シーケンスフローを引く」をクリック、または、ドラッグし、接続を開始します。

      ../../../_images/process_design_case_basic_17.png
      図:接続を開始する
    8. 「キャンバス」に配置された「終了イベント」上でクリック、または、ドロップし、「シーケンスフロー」を接続します。

      ../../../_images/process_design_case_basic_18.png
      図:接続する
  18. 「ヘッダメニュー」から、「ファイル」 - 「上書き保存」をクリックします。

    ../../../_images/process_design_case_basic_19.png
    図:「ヘッダメニュー」 - 「ファイル」 - 「上書き保存」

    コラム

    「上書き保存」と「上書き保存(チェックなし)」の違い

    IM-BPM プロセスデザイナは、作成したプロセス定義がデプロイ可能かどうかをチェックを行う機能を有しています。
    「上書き保存」を実行した場合は上記チェックが行われ、デプロイ可能と判定されるまで保存できません。
    「上書き保存(チェックなし)」を実行した場合は上記チェックを行わず、保存が可能となる最低限のチェックのみを行って保存できます。
  19. 上記「ステージ」の作成からプロセス定義の作成までの手順を再度繰り返します。

    ../../../_images/process_design_case_basic_20.png
    図:「ケースエディタ」
  20. 「ヘッダメニュー」から、「ファイル」 - 「名前を付けて保存」をクリックします。

    ../../../_images/process_design_case_basic_21.png
    図:「ヘッダメニュー」 - 「ファイル」 - 「名前を付けて保存」
  21. 「名前」を入力して「保存」をクリックします。

    ../../../_images/process_design_case_basic_22.png
    図:「名前を付けて保存」
  22. 保存されました。

    ../../../_images/process_design_case_basic_23.png
    図:ケース定義保存

4.2.3. ケース定義を IM-BPM Runtimeへデプロイする

ケース定義を IM-BPM Runtimeへデプロイします。
手順はプロセス定義と同様なので「プロセス定義を IM-BPM Runtimeへデプロイする」を参照してください。

4.2.4. ケースを開始する

IM-BPM Runtimeにデプロイしたケース定義のプロセスを開始します。
  1. 「サイトマップ」→「BPM」→「プロセス開始一覧」をクリックします。

  2. デプロイしたケース定義の process_start をクリックします。

    ../../../_images/process_design_case_basic_24.png
    図:プロセス開始一覧
  3. ケースが開始されました。

    ../../../_images/process_design_case_basic_25.png
    図:プロセス開始一覧

4.2.5. ケースインスタンスの詳細を確認する

IM-BPM Runtimeで開始したケースのインスタンスの詳細を確認します。
  1. 「サイトマップ」→「BPM」→「プロセス一覧」をクリックします。

  2. 開始したケースの process-detail をクリックします。

    ../../../_images/process_design_case_basic_26.png
    図:プロセス一覧
  3. ケースのインスタンスの詳細を確認します。

    ../../../_images/process_design_case_basic_27.png
    図:ケース詳細

    コラム

    ケース詳細

    画面機能の詳細は「IM-BPM ユーザ操作ガイド」-「ケースインスタンスを確認する」を参照してください。

4.2.6. ケース定義の詳細を確認する

IM-BPM Runtimeにデプロイしたケース定義の詳細を確認します。
  1. 「サイトマップ」→「BPM」→「プロセス定義一覧」をクリックします。

  2. デプロイしたケースの process-definition-detail をクリックします。

    ../../../_images/process_design_case_basic_28.png
    図:プロセス定義一覧
  3. ケース定義の詳細を確認します。

    ../../../_images/process_design_case_basic_29.png
    図:ケース定義詳細

    コラム

    ケース定義詳細

    画面機能の詳細は「IM-BPM ユーザ操作ガイド」-「ケース定義を確認する」を参照してください。