4.3.5.4. サービスタスク¶
任意の処理を呼び出すタスクです。
このタスクは処理の完了と同時にタスクも完了します。
設定可能な項目は以下のとおりです。
4.3.5.4.1. サービスタスクの配置¶
4.3.5.4.2. 基本情報の設定¶
基本情報の設定について解説します。
エディタ上で設定を行いたいフローエレメントをクリックします。
プロパティエリアから「基本情報」タブを選択します。
プロパティの詳細は以下のとおりです。
項目名 | 必須/任意 | 入力形式 | 説明 |
---|---|---|---|
ID | 必須 | 任意の文字列を設定します。
英数字と一部の記号のみ使用できます。
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フローエレメントを一意に特定するためのIDを設定します。 |
名前 | 任意 | 任意の文字列を設定します。
EL式による設定が可能です。
|
フローエレメントの名前を設定します。
プロセス定義で表示されます。
|
デフォルトフロー | 同じフローエレメントから複数のシーケンスフローが接続されている場合に表示されます。
他のシーケンスフローの条件式が、全てfalseと評価されている場合に進行するシーケンスフローの設定です。
「通常」の場合という意味ではなく、「それ以外」の場合を表します。
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||
実行モード | 非同期実行を行うための設定です。 | ||
制御モード | 排他制御を行うための設定です。 | ||
オプショナル | チェックを入れた場合、オプショナルタスクとして扱われます。
オプショナルタスクは、シーケンスフローの始点・終点にできないなど、いくつかの制約があります。
|
||
実行中のタスクを複数追加可能にする | チェックを入れた場合、実行中のタスクが既に追加済みであっても、再度追加できます。 | ||
タスク追加時のパラメータ | タスク追加時に設定できるパラメータ情報を定義します。
定義したパラメータ情報は、タスク追加時に追加したタスクからのみ参照できるエグゼキューション変数に格納されます。
チェックを入れて、「上へ」「下へ」ボタンをクリックすることで順番を変えられます。
「編集」リンク、または、「追加」リンクをクリックすると、「タスク追加時のパラメータ」ダイアログが表示されます。
|
4.3.5.4.3. 「タスク追加時のパラメータ」ダイアログ¶
「タスク追加」画面で表示されるタスクの順番を変えます。
項目名 | 必須/任意 | 説明 |
---|---|---|
表示名 | 必須 | 任意の文字列を設定します。
オプショナルタスク追加時に表示される入力フォームで対象の業務項目を表示する際のラベルに使用されます。
|
変数名 | 必須 | 変数を一意に特定するためのキーを定義します。
エグゼキューション変数の変数名として利用されます。
|
入力タイプ | 必須 | 業務項目の入力方法のタイプを設定します。 |
列挙ID | 必須 | 入力タイプに「列挙値」を設定した場合に表示されます。
IM-Repositoryの列挙型IDを指定します。
|
コラム
入力タイプに設定できるものは以下の通りです。
- string : 文字列
- alpha : 英字
- alphanumeric : 英数字
- numeric : 数字
- date : 日付
- boolean : 真偽値
- textarea : 複数行の文字列
- user : ユーザ検索
- users : ユーザ検索(複数)
- department : 組織検索
- enum#%IM-Repositoryの列挙型のID% : 列挙値
4.3.5.4.4. メインコンフィグの設定¶
サービスタスクのメインコンフィグの設定について解説します。
項目名 | 必須/任意 | 入力形式 | 説明 |
---|---|---|---|
タスクタイプ | 呼び出すタスクのタイプを選択します。
「JAVAクラス」、「式」、「デリゲート」の3種類があります。
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||
クラス名 | 必須 | 呼び出すJAVAクラス名を設定します。
EL式による設定が可能です。
|
タスクタイプで「JAVAクラス」を選択した場合に入力します。
下記のInterfaceのいずれかを実装する必要があります。
|
式 | 必須 | EL式を設定します。 | タスクタイプで「式」を選択した場合に入力します。
|
デリゲート | 必須 | EL式を設定します。 | タスクタイプで「デリゲート」を選択した場合に入力します。
スコープに設定されているデリゲートクラスのキーを指定します。
|
結果変数名 | 任意 | 任意の文字列を設定します。 | タスクタイプで「式」を選択した場合に入力します。
実行結果を保存するための変数を設定します。
|
スキップ条件 | 任意 | EL式を設定します。 | タスクを自動的に終了する条件を設定します。
記入した「スキップ条件」がtrueと評価された場合、このタスクは設定されたサービスを実行せずに次のタスク、または、イベントへと遷移します。
falseと評価された場合、設定されたサービスを実行してタスクを完了します。
「スキップ条件」は参照できるスコープ内の変数「_ACTIVITI_SKIP_EXPRESSION_ENABLED」に、true が設定されている場合のみ有効です。
|
フィールド | JAVAクラスのフィールドに値をセットするための設定です。
設定の詳細については「フィールドの設定」を参照してください。
|
4.3.5.4.5. フィールドの設定¶
設定項目の詳細は以下のとおりです。
項目名 | 必須/任意 | 入力形式 | 説明 |
---|---|---|---|
フィールド名 | 必須 | 任意の文字列を設定します。 | フィールドの変数名を設定します。 |
種別 | フィールドの変数値の種別を選択します。 | ||
値 | 必須 | 任意の文字列を設定します。 | 種別で「値」を選択した場合に入力します。
フィールドの値を設定します。
|
式 | 必須 | EL式を設定します。 | フィールドの値を式で設定します。
種別で「式」を選択した場合に入力します。
「編集」をクリックすると、編集ダイアログが開きます。
|
「決定」ボタン | フィールドを作成します。 | ||
「取り消し」ボタン | フィールドの作成をキャンセルし、ダイアログを閉じます。 |