4.3.5.6. マニュアルタスク¶
人の手による処理が、部分的に必要なタスクです。
ユーザタスクとの違いは、担当者の振り分けの必要がなく、到達後すぐにタスクを完了します。
マニュアルタスクは、業務フローとして表現が必要ですが、実際にシステムとして実行する必要のないタスクとして利用されます。
設定可能な項目は以下のとおりです。
4.3.5.6.1. マニュアルタスクの配置¶
4.3.5.6.2. 基本情報の設定¶
基本情報の設定について解説します。
エディタ上で設定を行いたいフローエレメントをクリックします。
プロパティエリアから「基本情報」タブを選択します。
プロパティの詳細は以下のとおりです。
項目名 | 必須/任意 | 入力形式 | 説明 |
---|---|---|---|
ID | 必須 | 任意の文字列を設定します。
英数字と一部の記号のみ使用できます。
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フローエレメントを一意に特定するためのIDを設定します。 |
名前 | 任意 | 任意の文字列を設定します。
EL式による設定が可能です。
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フローエレメントの名前を設定します。
プロセス定義で表示されます。
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デフォルトフロー | 同じフローエレメントから複数のシーケンスフローが接続されている場合に表示されます。
他のシーケンスフローの条件式が、全てfalseと評価されている場合に進行するシーケンスフローの設定です。
「通常」の場合という意味ではなく、「それ以外」の場合を表します。
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実行モード | 非同期実行を行うための設定です。 | ||
制御モード | 排他制御を行うための設定です。 | ||
オプショナル | チェックを入れた場合、オプショナルタスクとして扱われます。
オプショナルタスクは、シーケンスフローの始点・終点にできないなど、いくつかの制約があります。
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||
実行中のタスクを複数追加可能にする | チェックを入れた場合、実行中のタスクが既に追加済みであっても、再度追加できます。 | ||
タスク追加時のパラメータ | タスク追加時に設定できるパラメータ情報を定義します。
定義したパラメータ情報は、タスク追加時に追加したタスクからのみ参照できるエグゼキューション変数に格納されます。
チェックを入れて、「上へ」「下へ」ボタンをクリックすることで順番を変えられます。
「編集」リンク、または、「追加」リンクをクリックすると、「タスク追加時のパラメータ」ダイアログが表示されます。
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4.3.5.6.3. 「タスク追加時のパラメータ」ダイアログ¶
「タスク追加」画面で表示されるタスクの順番を変えます。
項目名 | 必須/任意 | 説明 |
---|---|---|
表示名 | 必須 | 任意の文字列を設定します。
オプショナルタスク追加時に表示される入力フォームで対象の業務項目を表示する際のラベルに使用されます。
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変数名 | 必須 | 変数を一意に特定するためのキーを定義します。
エグゼキューション変数の変数名として利用されます。
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入力タイプ | 必須 | 業務項目の入力方法のタイプを設定します。 |
列挙ID | 必須 | 入力タイプに「列挙値」を設定した場合に表示されます。
IM-Repositoryの列挙型IDを指定します。
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コラム
入力タイプに設定できるものは以下の通りです。
- string : 文字列
- alpha : 英字
- alphanumeric : 英数字
- numeric : 数字
- date : 日付
- boolean : 真偽値
- textarea : 複数行の文字列
- user : ユーザ検索
- users : ユーザ検索(複数)
- department : 組織検索
- enum#%IM-Repositoryの列挙型のID% : 列挙値