IM-BPM for Accel Platform IM-BPM プロセスデザイナ 操作ガイド 第9版 2024-04-01

4.3.6.4. イベントゲートウェイ

イベントに対して条件を評価する事で分岐先を決定できます。
中間イベントのキャッチイベントに接続されている必要があります。
キャッチイベントの詳細については「中間イベント」を参照してください。
イベントゲートウェイは他のゲートウェイと分岐の仕方が異なり、シーケンスフローで接続したキャッチイベントの状態を評価します。
接続先のキャッチイベントが実行状態になった時に、trueと評価します。
最初にtrueと評価された1つのシーケンスフローだけを継続して次の処理に進む事を表します。
イベントゲートウェイで分岐を行うためには、イベントゲートウェイから複数のキャッチイベントにシーケンスフローを接続する必要があります。
設定可能な項目は以下のとおりです。

4.3.6.4.1. イベントゲートウェイの配置

  1. 「パレット」から、「icon_palette_gateway」にカーソルを合わせます。

  2. 「パレット」の右側に現れる一覧から、「icon_event_gateway」をドラッグ&ドロップの操作でキャンバス上に配置します。

    ../../../../_images/event_gateway_arrange01.png

4.3.6.4.2. イベントゲートウェイによる分岐

4.3.6.4.3. 基本情報の設定

基本情報の設定について解説します。
  1. エディタ上で設定を行いたいフローエレメントをクリックします。

  2. プロパティエリアから「基本情報」タブを選択します。

    ../../../../_images/common_basic_information7.png
プロパティの詳細は以下のとおりです。
項目名 必須/任意 入力形式 説明
ID 必須
任意の文字列を設定します。
英数字と一部の記号のみ使用できます。
フローエレメントを一意に特定するためのIDを設定します。
名前 任意
任意の文字列を設定します。
フローエレメントの名前を設定します。
プロセス定義で表示されます。