5.5.4. 入力の設定方法¶
5.5.4.1. 入力とは¶
前処理やサーバロジックから取得する値(引数)を設定します。この機能を利用するためにはルーティング定義の設定が必要です。ルーティング定義の設定方法は「ルーティングを新規登録する」を参照してください。
5.5.4.2. 入力エディタの表示¶
入力エディタの表示方法を説明します。
変数タブをクリックします。
タブ左側のプルダウンが「入力」になっていることを確認します。
「新規作成」アイコンをクリックし、入力エディタを表示します。
事前に「コンテナ」内に「エレメント」を配置してください。 配置方法は「アプリケーション画面で利用するエレメントを配置する」を参照してください。
5.5.4.3. 入力の設定¶
入力の詳細を設定する手順は、定数の設定方法と同様です。定数の設定方法は「定数の設定方法」を参照してください。
5.5.4.4. 配列の代入値の設定¶
配列の入力の作成後、別途代入値を設定する必要があります。代入値の設定内容は、定数の設定内容と同様です。設定内容は「定数の設定方法」を参照してください。
5.5.4.5. URLから入力値を設定する¶
URLから入力値を設定する2つの方法を説明します。URLの設定方法は「ルーティングを新規登録する」を参照してください。
5.5.4.5.1. URLパスの一部を入力値に使用する¶
ルーティング定義でアプリケーション画面のURLを動的URLで「foo/bar/{id}」と指定したときの設定例を示します。<設定例>
概要 設定例 URL foo/bar/{id} (入力の)キー名 id アプリケーション画面にアクセスするときのURL foo/bar/2 入力に代入される値 2
5.5.4.5.2. URLのクエリを入力値に使用する¶
ルーティング定義のURLにクエリパラメータを追加してアプリケーション画面にアクセスするときのURLパラメータの設定例を示します。
<設定例>
概要 設定例 URL foo/bar/baz (入力の)キー名 id アプリケーション画面にアクセスするときのURL foo/bar/baz?id=2 入力に代入される値 2 これ以外にもURLパラメータにはロジックフロー・Javaプログラムの出力値を設定できます。
コラム
URLパスの一部を入力値に使用する方法とURLのクエリを入力値に使用する方法を併記した場合、URLパスの一部を入力値に使用する方法が優先されます。
コラム
URLパスの一部を入力値に利用する方法を PathVariables またはパス変数といいます。
5.5.4.6. IM-Repository から定義を追加する¶
IM-Repository で作成した定義を追加できます。
コラム
IM-Repository の定義から変数を作成する場合は、「サイトマップ」→「Repository」→「辞書項目一覧」または「列挙型一覧」であらかじめ定義を登録しておくことが必要です。
コラム
- IM-Repository の定義を変数として追加した際の変数名の命名ルールは下記のとおりです。
- 辞書項目
- 辞書項目の「用途」→「データ」にある JavaScript の「変数名」項目に設定された名称を使用します。
- 上記名称が未定義であった場合は辞書項目名(標準)を使用します。
- キー名として使用できない文字が含まれている場合は、「key」を使用します。
- 変数のキー名がすでに使用されている場合は、末尾に連番を付与します。
- エンティティ
- エンティティ名(標準)を使用します。
- キー名として使用できない文字が含まれている場合は、「key」を使用します。
- 変数のキー名がすでに使用されている場合は、末尾に連番を付与します。